前回、「少なくとも半ダースの《地ならし屋》」を
場に出すデッキを組んでいくと書きましたが、
それ以前にやってみたいデッキがあったのでそちらを。
《地ならし屋》デッキはまあ、
陰でコソコソと作っていくことに致します。

で、今回組んでみたいそのデッキは「ウィザード」。
オンスロートブロックで強化されたにもかかわらず、
《非凡な虚空魔道士》というカードが出たにもかかわらず
メジャーにならなかったのは何故なのでしょう。

いろいろと要因はあるでしょうが、
1番は「クリーチャーを展開しなければならない」ことでしょう。

《非凡な虚空魔道士》などの能力を有効活用するには
大量のウィザードが必要です。
しかし、そのためにはマナも大量に必要で、
打消しのためのマナを残しておけず、
1体1体のタフネスの低いウィザード、
結局は火力などで駆逐されるのだと思います。

マナを浮かせながらウィザードを展開することも可能ですが、
そうなると速度が落ち、相手にその間の行動を許してしまいます。
そうなるとライフが危機に陥り、せっかくのウィザードも
ブロック要因になったりなんて。

ということは、できる限り隙を作らずに
ウィザードを展開していく必要があるわけで、
そのためにはどうすればいいか。

・・・そうです、《総帥の召集》がありました。
《総帥の召集》なら、墓地にウィザードを大量に
落としておけば一度に場に出せますし、
ウィザードを序盤のブロッカーや手札操作などに
使って除去されても、このおかげで回収できます。
さらに、黒を加えることで除去能力が増すのです。

というわけで、今回は《総帥の召集》を使って
ウィザードデッキを組んでみます。
昔も、同じコンセプトでデッキを組んでみたことがありますが、
今度はミラディンが入っています。
また別の面白そうなデッキが組めそうです。

次回は、1回組んでみて、まわした感想でも書く予定です。


=今日のコンボ=第百一・百二・百三回
・《巻き直し》&《超次元レンズ》

《巻き直し》は4マナの確定カウンターで、
打ち消すほかに自分の土地を4枚アンタップすることができます。
《対抗呪文》もなくなった今、プレイ後にインスタントを
つなげられる事もあって結構使われるようになりました。

この効果をよりよく活用するために、
《超次元レンズ》を使ってみましょう。
《超次元レンズ》によって2倍のマナが出るようになるので、
《巻き直し》で土地をアンタップし、それらからマナを引き出せば、
差し引き4マナ得ができます。

《強制》がないので、そんなマナを出しても
使い道がないかもしれませんが、
それでも大量のマナを使えるのはいいことです。
試してみてはいかがでしょうか。


・《マイアの保育器》&《侵入警報》
《マイアの保育器》は起動し、生け贄に捧げることで、
ライブラリーの中から好きなだけの
アーティファクト・カードを取り除き、その分だけ
1/1のマイア・トークンを場に出せるアーティファクトです。

一度に何体ものクリーチャーを場に出せるこの能力は、
《侵入警報》ととても相性がよいです。
場に出たマイア1体につき、全てのクリーチャーを
アンタップする効果が1つスタックに乗るため、
タップ能力をその分だけ使い続けることができるのです。
《文書管理人》がいれば大量のカードを引けて、
《極楽鳥》がいれば大量のマナを出すことができます。

大量のリソースを手に入れたい方は、
こんなコンボはどうでしょうか。


・《虫たかり》&《ペンタバス》
《虫たかり》は、アーティファクトが場に出るたびに
+4/+4される黒のクリーチャーです。

このクリーチャーと最も相性がよいのは、
たぶん《ペンタバス》でしょう。
《ペンタバイト》を出すことで、
《虫たかり》は+4/+4の修正を受けられます。
出したペンタバイトを戻し、また場に出す、
これを繰り返すことで、マナのある限り《虫たかり》を
パンプアップし続けることができます。

《虫たかり》にはトランプルがないので、
ブロックされないように前に紹介した
《ペンタバス》&《墓穴までの契約》で
相手のクリーチャーを一掃しておくとよいでしょう。

《メガエイトグ》デッキ以外でも瞬殺したい方は、
こんなコンボはいかがでしょう。

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