フィフス・ドーン私見〜その4
2004年5月28日 カード考察書かなかった日の分、2倍に増量(当社比)でお送りします。
《空狩人の散兵/Skyhunter Skirmisher》
1WW
クリーチャー ― 猫・騎士
1/1
飛行、二段攻撃
・《骨断ちの矛槍》を装備すると、殴って6点ダメージです。
このように、装備品などと組み合わせ強化すると強力そうです。
ですが、3マナとデッキの構造によっては少し重く感じるコストですので、
使うなら、クリーチャー強化用カードを多めにするなどしても良いかと思います。
《断固/Stand Firm》
W
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
占術 2 (あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードを見る。そのうち望む枚数をあなたのライブラリーの一番下に、残りを一番上に、望む順番で置く。)
・1マナで+1/+1と、ライブラリー操作が出来ます。
占術は悪くないのですが、+1/+1のみと少々効果が薄いため、
あまりデッキには入らないかと思います。
《停滞の繭/Stasis Cocoon》
1W
エンチャント(アーティファクト)
エンチャントされているアーティファクトの起動型能力はプレイできない。
エンチャントされているアーティファクトがクリーチャーである場合、それは攻撃にもブロックにも参加できない。
・装備品封じ。《頭蓋骨絞め》の多い日もこれで安心。
また、例えば《電結の荒廃者》などの
アーティファクト・クリーチャーも無効化できるため、
エンチャント除去の少ない現環境では使えるカードかもしれません。
まあ、こちらに効果が及ぶといっても、
《減衰のマトリックス》のほうが効果が強いために、使われないかもしれませんが。
《鋼打ちの贈り物/Steelshaper’s Gift》
W
ソーサリー
あなたのライブラリーから装備品カードを探し、そのカードを公開してあなたの手札に加える。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
・装備品サーチカード。《頭蓋骨絞め》や《頭蓋囲い》、
果てはカルドラの武具なんかもサーチできます。
コストも1マナとリーズナブルですし、装備品の重要なデッキにおいて
使われる可能性が高いのではないかと思います。
《克服/Vanquish》
2W
インスタント
ブロックに参加しているクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
・白のクリーチャー除去というと、大抵攻撃クリーチャーが対象でしたが、
今回のこれはブロッククリーチャーを対象にします。
3マナと少々重く、また、破壊したいクリーチャーが
ブロックに参加してくれないとどうしようもないため、
使われるかといわれると、多分無理があるのではと。
《接収/Acquire》
3UU
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからアーティファクト・カードを1枚探し、あなたのコントロール下で場に出す。その後、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。
・アーティファクト版《袖の下》。アーティファクトをかっぱらいます。
《ダークスティールの巨像》をもらったりできると面白いです。
が、自分のデッキに合ったアーティファクトが奪えるとは限らないため、
使われるかどうかはメタによると思います。
《上位の空護り/Advanced Hoverguard》
3U
クリーチャー ― ドローン
2/2
飛行
U:このターン、上位の空護りは呪文や能力の対象にならない。
・《風のドレイク》のコストが1高くなると、
除去から身を守れるようになるようです。
さておき、そもそも《風のドレイク》も使われないのに、
それよりコストの高いこれが使われるとは思いません。
確かに除去は回避できますが、それを除くと単なる2/2飛行ですし。
《工匠の直感/Artificer’s Intuition》
1U
エンチャント(場)
U, あなたの手札からアーティファクト・カードを1枚捨てる:あなたのライブラリーから、点数でみたマナ・コストが1以下のアーティファクト・カードを1枚探し、そのカードを公開してあなたの手札に加える。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
・現代によみがえった《適者生存》は、アーティファクトをサーチすることが出来ます。
手札に余ったアーティファクト・ランドを
《頭蓋骨絞め》のようなカードに変えられるのは強力ですし、
マナが余ったら適当に起動してデッキを圧縮することも可能です。
序盤から後半まで使うことの出来る、強力なカードでしょう。
《明日の標/Beacon of Tomorrows》
6UU
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、このターンの後に追加のターンを得る。明日の標をオーナーのライブラリーに加えて切り直す。
・《時間のねじれ》がライブラリーに戻るようになると、コストが3マナ増えるようです。
まあ8マナというのは出ないわけではありませんが、
それだけのマナを出すなら《精神隷属器》を使ったほうがいい気も。
ライブラリーに戻るので、《地ならし屋》などと組み合わせると強力ですが、
色々と下準備が複雑そうなので、実現は難しいでしょう。
《ちらつき蛾の注入/Blinkmoth Infusion》
12UU
インスタント
親和(アーティファクト) (この呪文をプレイするためのコストは、あなたがコントロールするアーティファクト1つにつき1少なくなる。)
すべてのアーティファクトをアンタップする。
・点数で見たマナ・コストがスゴイ。多分《ドラコ》、
《B.F.M.(Big Furry Monster)》についで3番目でしょう。
神話のようにアーティファクトの多いデッキなら、
親和能力によってプレイすることは可能でしょうが、
親和みたいなデッキではこういう能力はあまり意味がなさそうです。
なので、使うならこのアンタップ効果を活かせる、
親和ばりのアーティファクト含有率のデッキになるでしょう。
《空狩人の散兵/Skyhunter Skirmisher》
1WW
クリーチャー ― 猫・騎士
1/1
飛行、二段攻撃
・《骨断ちの矛槍》を装備すると、殴って6点ダメージです。
このように、装備品などと組み合わせ強化すると強力そうです。
ですが、3マナとデッキの構造によっては少し重く感じるコストですので、
使うなら、クリーチャー強化用カードを多めにするなどしても良いかと思います。
《断固/Stand Firm》
W
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
占術 2 (あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードを見る。そのうち望む枚数をあなたのライブラリーの一番下に、残りを一番上に、望む順番で置く。)
・1マナで+1/+1と、ライブラリー操作が出来ます。
占術は悪くないのですが、+1/+1のみと少々効果が薄いため、
あまりデッキには入らないかと思います。
《停滞の繭/Stasis Cocoon》
1W
エンチャント(アーティファクト)
エンチャントされているアーティファクトの起動型能力はプレイできない。
エンチャントされているアーティファクトがクリーチャーである場合、それは攻撃にもブロックにも参加できない。
・装備品封じ。《頭蓋骨絞め》の多い日もこれで安心。
また、例えば《電結の荒廃者》などの
アーティファクト・クリーチャーも無効化できるため、
エンチャント除去の少ない現環境では使えるカードかもしれません。
まあ、こちらに効果が及ぶといっても、
《減衰のマトリックス》のほうが効果が強いために、使われないかもしれませんが。
《鋼打ちの贈り物/Steelshaper’s Gift》
W
ソーサリー
あなたのライブラリーから装備品カードを探し、そのカードを公開してあなたの手札に加える。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
・装備品サーチカード。《頭蓋骨絞め》や《頭蓋囲い》、
果てはカルドラの武具なんかもサーチできます。
コストも1マナとリーズナブルですし、装備品の重要なデッキにおいて
使われる可能性が高いのではないかと思います。
《克服/Vanquish》
2W
インスタント
ブロックに参加しているクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
・白のクリーチャー除去というと、大抵攻撃クリーチャーが対象でしたが、
今回のこれはブロッククリーチャーを対象にします。
3マナと少々重く、また、破壊したいクリーチャーが
ブロックに参加してくれないとどうしようもないため、
使われるかといわれると、多分無理があるのではと。
《接収/Acquire》
3UU
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからアーティファクト・カードを1枚探し、あなたのコントロール下で場に出す。その後、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。
・アーティファクト版《袖の下》。アーティファクトをかっぱらいます。
《ダークスティールの巨像》をもらったりできると面白いです。
が、自分のデッキに合ったアーティファクトが奪えるとは限らないため、
使われるかどうかはメタによると思います。
《上位の空護り/Advanced Hoverguard》
3U
クリーチャー ― ドローン
2/2
飛行
U:このターン、上位の空護りは呪文や能力の対象にならない。
・《風のドレイク》のコストが1高くなると、
除去から身を守れるようになるようです。
さておき、そもそも《風のドレイク》も使われないのに、
それよりコストの高いこれが使われるとは思いません。
確かに除去は回避できますが、それを除くと単なる2/2飛行ですし。
《工匠の直感/Artificer’s Intuition》
1U
エンチャント(場)
U, あなたの手札からアーティファクト・カードを1枚捨てる:あなたのライブラリーから、点数でみたマナ・コストが1以下のアーティファクト・カードを1枚探し、そのカードを公開してあなたの手札に加える。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
・現代によみがえった《適者生存》は、アーティファクトをサーチすることが出来ます。
手札に余ったアーティファクト・ランドを
《頭蓋骨絞め》のようなカードに変えられるのは強力ですし、
マナが余ったら適当に起動してデッキを圧縮することも可能です。
序盤から後半まで使うことの出来る、強力なカードでしょう。
《明日の標/Beacon of Tomorrows》
6UU
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、このターンの後に追加のターンを得る。明日の標をオーナーのライブラリーに加えて切り直す。
・《時間のねじれ》がライブラリーに戻るようになると、コストが3マナ増えるようです。
まあ8マナというのは出ないわけではありませんが、
それだけのマナを出すなら《精神隷属器》を使ったほうがいい気も。
ライブラリーに戻るので、《地ならし屋》などと組み合わせると強力ですが、
色々と下準備が複雑そうなので、実現は難しいでしょう。
《ちらつき蛾の注入/Blinkmoth Infusion》
12UU
インスタント
親和(アーティファクト) (この呪文をプレイするためのコストは、あなたがコントロールするアーティファクト1つにつき1少なくなる。)
すべてのアーティファクトをアンタップする。
・点数で見たマナ・コストがスゴイ。多分《ドラコ》、
《B.F.M.(Big Furry Monster)》についで3番目でしょう。
神話のようにアーティファクトの多いデッキなら、
親和能力によってプレイすることは可能でしょうが、
親和みたいなデッキではこういう能力はあまり意味がなさそうです。
なので、使うならこのアンタップ効果を活かせる、
親和ばりのアーティファクト含有率のデッキになるでしょう。
コメント