書いてない日の分、1枚だけ増量です。
今日は日曜日なので、私の思いついたコンボを紹介する「今週のコンボ」もあります。
 
 
《屍賊の怪魔/Nim Grotesque》
6B
クリーチャー ― ゾンビ
3/6
屍賊の怪魔は、あなたがコントロールするアーティファクト1つにつき+1/+0の修整を受ける。


・屍賊にしては珍しく、タフネスが1ではありません。
さておき、アーティファクトを多用すれば、
《ヴィザードリックス》を越すことは簡単でしょう。
ですが、パワーが少し《ヴィザードリックス》を上回ったとしても、
使われるようになるとは到底思えません。
 
 
《暗黒への突入/Plunge into Darkness》
1B
インスタント
以下の2つから1つを選ぶ。「望む数のクリーチャーを生け贄に捧げる。その後、あなたは生け贄に捧げたクリーチャー1体につき3点のライフを得る。」「X点のライフを支払う。あなたのライブラリーの一番上からX枚のカードを見て、そのうち1枚を手札に加え、残りをゲームから取り除く。」
双呪 B (双呪コストを支払った場合、両方を選ぶ。)


・なかなか使い勝手の良さそうな呪文です。
上のモードはまあ、単なるライフ回復なのでそこまででもありませんが、
下のモードが強力。ライフさえ支払えばライブラリーを大量に掘り進められます。
コストも軽くインスタントで、使い勝手もよろしい。
双呪でプレイすれば、いらないクリーチャーをライフに変換し、
必要なカードを手に入れることも可能です。いい感じ。
 
 
《執拗なネズミ/Relentless Rats》
1BB
クリーチャー ― ネズミ
2/2
執拗なネズミは、場に出ている他の「執拗なネズミ」という名前のクリーチャー1体につき+1/+1の修整を受ける。
「執拗なネズミ」という名前のカードは、デッキに何枚でも入れてよい。


・なんか、妙なことが書いてあります。
デッキに何枚でも入れられるので、数が増えるごとに巨大化していき、
《残響する勇気》や《旗印》なんかとの相性も抜群です。
色々面白そうなことが出来るでしょうから、活躍するかは組み合わせ方次第でしょう。
……オデッセイ・ブロックが残っていたら、きっと私は
《ナントゥーコの祭殿》と組み合わせてデッキを組んでます。
 
 
《砕かれた夢/Shattered Dreams》
B
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは手札を公開する。あなたはそこからアーティファクト・カードを1枚選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。


対アーティファクト用《強迫》。コストが軽く、悪くない手札破壊です。
《無効》と同じで、これをメイン投入するのは無茶でしょうが、
相手の軽量アーティファクトを手札から叩き落せるため、
メタによってはサイドボードに忍ばせてみると効果的かと。
 
 
《不純な裏切り/Vicious Betrayal》
3BB
ソーサリー
不純な裏切りをプレイするための追加コストとして、望む数のクリーチャーを生け贄に捧げる。
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで、これにより生け贄に捧げたクリーチャー1体につき+2/+2の修整を受ける。


・なんか大雑把な気がしないでもないカード。
たしかにトークン製造機を組み合わせ+10/+10とかできるのは魅力的ですが、
生け贄に捧げて強化したクリーチャーが除去されると大損ですし、
ソーサリーなので、戦闘中にプレイしてブロックされなかったクリーチャーを強化、
といったコンバット・トリックを使うことが出来ません。
その上、5マナと重く、他のカードと組み合わせて使い辛いのも欠点。
使われることはあまりないのでは、と思います。
 
 
《破壊の標/Beacon of Destruction》
3RR
インスタント
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。破壊の標はそれに5点のダメージを与える。破壊の標をオーナーのライブラリーに加えて切り直す。


・《溶岩の斧》の上位互換形。色マナは濃くなってますが、たいしたことではありません。
さておき、5マナ5点というのは、《爆片破》を見慣れていると
たいしたことが無いように見えますが、それほど悪くありません。
そして、このカードはライブラリーに戻るため、
例えば《地ならし屋》と組み合わせライブラリーを取り除くことで、
毎ターンプレイし5ダメージを与えることが可能です。
ただ、やはり5マナと重いため、上手く有効活用できるギミックがデッキに無いと
このカードをうまく活用するのは難しそうです。
 
 
ここからは「今週のコンボ」です。
 
 
・《威圧の杖》&《ヴィリジアンの社交家》

《威圧の杖》は、マナを支払うことでさまざまな効果を
生み出すことの出来るアーティファクトです。
ライフを得たりカードを引いたり、クリーチャーをタップアンタップすることも出来ます。

今回利用するのは、そのうちの
「3マナとタップ:クリーチャー1体をアンタップ」と
「1マナ:《威圧の杖》をアンタップ」の2つの能力です。
《ヴィリジアンの社交家》のパワーを何らかの方法で5以上にし、
《ヴィリジアンの社交家》をタップして最低5マナを生み出します。
そのうち3マナを支払い《威圧の杖》をタップして
《ヴィリジアンの社交家》をアンタップし、
1マナを支払い《威圧の杖》をアンタップします。
これを繰り返すと、1サイクルごとにマナがどんどん余っていき、
無限にマナを生み出すことが出来ます。
無限のマナを行使すれば、《威圧の杖》で無限ドローや無限ライフも可能です。

原理としては《追い討ち》とのコンボと同じようなものですが、
《威圧の杖》はアーティファクトなので余計な色を混ぜずにすみ、
また、マナの消費方法も内蔵されているため、こちらの方が強力といえるでしょう。
 
 
・《四足マイア》&《金屑ワームの鎧》

《四足マイア》は1/4のクリーチャーで、
マナを支払うと自身のパワーとタフネスの値が逆になります。
《アクアミーバ》のような能力を持ちますが、
それほどに他のカードとのシナジーがあるわけではありません。

ところが、《金屑ワームの鎧》と組み合わせると、
これは強力なクリーチャーになります。
まず《金属ワームの鎧》を装備させ、1/10にします。
これだけでも強力なブロッカーになりえますが、
能力を起動すればパワーとタフネスの値が入れ替わり10/1に。
強力なアタッカーへと変貌を遂げます。

タフネスが1になりますが、マナが余しておけば
ダメージを与えられる前にタフネスを10に戻せるため、
相手のクリーチャーとの戦闘や火力にも強くなります。
 
 
・《電離の嵐》&《ソラリアン》

《電離の嵐》は、マナを支払い、どこかの蓄積カウンターか+1/+1カウンターを
1個取り除くことで、2点のダメージを与えることの出来るエンチャントです。
ある意味《稲妻の裂け目》みたいなカードに見えますが、
カウンターがすぐに無くなりそうなのが心配になります。

そんなあなたに今日紹介するのが《ソラリアン》です。
5色を支払い+1/+1カウンターを5個乗せた状態で場に出たとします。
これの能力を起動し、乗っているカウンターを10個に増やせば、
10/10クリーチャーの強力クリーチャーが現れる上、《電離の嵐》の能力も使い放題です。

邪魔なブロッカーは《電離の嵐》で除去し、
巨大化した《ソラリアン》で殴っていれば、まあ勝てるでしょう。
カウンターを消耗しても、《ソラリアン》の能力でまた増やすことが出来ますし。

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