神河謀叛カード私見:その10
2005年1月25日 カード考察Patron of the Kitsune / 狐の守護神 (4)(白)(白)
伝説のクリーチャー ― スピリット(Spirit) Betrayers of Kamigawa,レア
献身(狐)(あなたは、このカードをあなたがインスタントをプレイできるときならいつでも、狐(Fox)を1体生け贄に捧げるとともに、このカードと生け贄に捧げられた狐の間のマナ・コストの差分を支払うことでプレイしてもよい。マナ・コストは色も含む)
クリーチャーが攻撃に参加するたび、あなたは1点のライフを得てもよい。
5/6
Illus.Ben Thompson (19/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534019/
・6マナですが、献身能力によってコストを軽減することが可能です。
クリーチャーが攻撃に参加するたびライフを得る能力もあります。
献身を利用すれば、4マナ程度で5/6を出せることになりますので、なかなか強力かと。
能力はおまけみたいな物ですが、ライフ数点の差が
勝敗を分けることも多々あるでしょうし、悪くありません。
ただ、献身を利用できないと6マナと重めなので、
手札で腐る可能性があるのがネックです。
《八ツ尾半》や《薄青幕の侍》など優秀な狐は色々あるので、
狐の多めなデッキを組めたら活躍してくれるかと思います。
Shining Shoal / 輝く群れ (X)(白)(白)
インスタント ― 秘儀(Arcane) Betrayers of Kamigawa,レア
あなたは、輝く群れのマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札にある、点数で見たマナ・コストがXである白のカードを1枚、ゲームから取り除くことを選んでもよい。
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、あなたが選んだ発生源1つが、あなたかあなたがコントロールするクリーチャーに与えるX点のダメージは、代わりにそれに与えられる。
Illus.Ben Thompson (21/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534021/
・ダメージを移し変えることの出来るピッチスペルです。
マナを使わずに、相手からのダメージを防ぎつつクリーチャーを除去できるのは、
打消しなどのマナを残しつつ行動したいコントロールデッキにおいては役立ちます。
普通にマナを支払ってプレイするのは少々辛いですが、
手札に余ったカードを捨てるだけでプレイできるので、
突然の《爆片破》にも対応出来るのが魅力です。
コントロールデッキならコストの高いカードが多めにあるでしょうから、
大量のダメージを移し変えることが可能でしょう。
捨てるカードが白でなくてはならないために多色デッキではプレイしづらいとか、
ウィニー相手では移し変えられるダメージが少ない、といった難点もありますが、
今後のコントロールデッキに入る可能性の高いカードだと思います。
Yomiji, Who Bars the Way / 道を塞ぐ者、黄泉示 (5)(白)(白)
伝説のクリーチャー ― スピリット(Spirit) Betrayers of Kamigawa,レア
道を塞ぐ者、黄泉示以外の伝説のパーマネントが場から墓地に置かれるたび、そのカードをそのオーナーの手札に戻す。
4/4
Illus.Hideaki Takamura (30/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534030/
伝説のパーマネントを墓地から救い出すクリーチャーです。
自分自身が墓地に落ちても手札には戻りませんが、
これを何とか除去から守れれば不死身の軍団を作ることも出来るでしょうし、
毎ターン《精神隷属器》を起動することも可能です。
問題は、やはり7マナと重いことです。
これを入れるのは、やはりこの能力を利用するためでしょうが、
7マナと重くては非常に使いづらい。
また、これが役立つくらい多く
伝説のクリーチャーがデッキに入ることもなさそうですし、
《精神隷属器》を使いまわすなら《白の夜明けの運び手》でいい気もします。
結局、大して使われることはないかと思います。
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