神河謀叛カード私見:その13
2005年1月28日 カード考察Threads of Disloyalty / 不忠の糸 (1)(青)(青)
エンチャント(クリーチャー) Betrayers of Kamigawa,レア
不忠の糸は、点数で見たマナ・コストが2以下のクリーチャーにしかエンチャントできない。
あなたはエンチャントされているクリーチャーをコントロールする。
Illus.Anthony S. Waters (56/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534056/
・小さなクリーチャー専用の《説得》のようなカードです。
その分3マナと軽く、擬似的除去のように働くかと思います。
エンチャントなので、破壊されづらいのも長所です。
現環境では、《電結の荒廃者》や《電結の働き手》、
《大霊堂の信奉者》や《羽ばたき飛行機械》など
親和に対象となるクリーチャーが多いので、
親和の対策をしたいなら、デッキに入る可能性があります。
ただ、他のデッキ相手にはエンチャントできるクリーチャーがいなかったり、
コントロールを奪ってもあまり嬉しくないクリーチャーばっかりだったりと、
メインに入れてもあまり有用そうではありません。
少なくとも、青単パーミッションなどでは
《ヴィダルケンの枷》を優先した方が良さそうです。
なので、入るとしたら、コントロールのサイドになるでしょう。
Tomorrow, Azami’s Familiar / あざみの使い魔、明日歌 (5)(青)
伝説のクリーチャー ― スピリット(Spirit) Betrayers of Kamigawa,レア
あなたがカードを引く場合、代わりにあなたのライブラリーのカードを上から3枚見る。そのうちの1枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に好きな順番で置く。
1/5
Illus.Christopher Rush (58/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534058/
・カードを引く時、その引くカードを
ライブラリーの上3枚の中から選べるようになります。
毎ターンのドローでいいものを選べるので、常に上質の手札を保つことが可能です。
また、選ばなかったカードはライブラリーの底へ行くので、
《師範の占い独楽》のように、要らない物がライブラリートップに溜まりません。
また、タフネスが5と高く、ダメージでは破壊されにくいのも長所です。
ただやはり、マナ・コストが重い点が問題です。
出れば強力ですが、出る前に殴り倒されたり、
《ダークスティールの巨像》など対処しづらいものがあっては、あまり意味がありません。
やはり、序盤から起動できる《師範の占い独楽》の方が、
使い勝手が良い点で有効だと思います。
Goryo’s Vengeance / 御霊の復讐 (1)(黒)
インスタント ― 秘儀(Arcane) Betrayers of Kamigawa,レア
あなたの墓地にある伝説のクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを場に戻す。そのクリーチャーは、ターン終了時まで速攻を得る。ターン終了時に、それをゲームから取り除く。
連繋(秘儀)(2)(黒)
Illus.Ittoku (67/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534067/
・伝説のクリーチャーを1体、1ターンだけ墓地から蘇らせます。
連繋(秘儀)があるので、連続使用も可能です。
マナ・コストが軽くインスタントなので、
相手の隙を付いてプレイしやすいのが長所かと。
《山伏の長、熊野》や《曇り鏡のメロク》、《夜の星、黒瘴》など
大きめのクリーチャーを墓地から回収すれば、
ソーサリー火力のように使えるのも魅力です。
問題は、これをわざわざデッキに入れるほど、
伝説のクリーチャーを使うデッキが組めるかどうかです。
神河謀叛でさらに伝説のクリーチャーが増えましたので
組めないことは無いかとは思いますが、実際のところ使われるかは微妙かと。
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