毎週一度、私の思いついたコンボを紹介する「今週のコンボ」です。
先週分を忘れてたので、今回は先週&今週分の6つのコンボを紹介します。
 
 
・《猫手》&《浪人の崖乗り》

《猫手》は、装備したクリーチャーがダメージを与えるたび、
クリーチャーにダメージを与えたのなら、それを《猫手》が場にある限り寝かせておき、
プレイヤーにダメージを与えたのなら、そのライフを1点削るという装備品です。
この能力は戦闘ダメージでなくても誘発するので、
《ヴァルショクの魔術師》のようなダメージを飛ばせるクリーチャーに装備させると、
相手の好きなクリーチャーを選んでタップさせることができます。

今回は《浪人の崖乗り》と組み合わせてみます。
攻撃に参加するたびに防御側のクリーチャー全てにダメージを与えられるので、
これに《猫手》を装備すれば、相手クリーチャー全てを
攻撃のたびにタップすることが出来ます。
しかも、そのまま《浪人の崖乗り》の攻撃が通るので、
相手のライフを削ることも一緒に出来ます。

《浪人の崖乗り》が5マナと重めなのが難点ですが、うまく決まれば非常に強力でしょう。
《浪人の崖乗り》と《猫手》を守る手段があるとなお良いです。
 
 
・《木っ端みじん》&《マイアの土地刻み》

《木っ端みじん》は、アーティファクト1個をゲームから取り除き、
そのコントローラーのライブラリー、手札、墓地から同じカードを
全て取り除くことの出来るソーサリーです。

このカード、《マイアの土地刻み》と組み合わせると面白いことが出来ます。
《マイアの土地刻み》で相手の土地をアーティファクトにし、
それを《木っ端みじん》で取り除けば、
相手ライブラリーの中からその土地を全て取り除くことが出来るのです。
基本地形でも全て抜き取れるのは、なかなかかと。

既に場にある土地には影響がないので、
土地破壊で攻めつつこのコンボを狙うのが良いでしょう。
うまく決まれば、相手は非常に厳しい状況になると思います。
 
 
・《松族の狙撃手》&《空飛ぶ絨毯》

《松族の狙撃手》は、クリーチャーにダメージを与えるたび、
そのクリーチャーを1ターン寝かせておける能力を持つクリーチャーです。
飛行を持つクリーチャーにダメージを飛ばす能力もあるので、
飛行を持つクリーチャーなら、ずっとタップし続けることが出来ます。

さらに、これと《空飛ぶ絨毯》を組み合わせれば、
元々飛行を持たないクリーチャーでもずっと寝かせておくことが出来ます。
《空飛ぶ絨毯》は相手クリーチャーにも飛行を与えられるので、
《空飛ぶ絨毯》で無理矢理空に飛ばしてから
それを《松族の狙撃手》で打ち落とせばいいのです。

除去の出来ない緑単色デッキでも、相手クリーチャーを無効化できるコンボです。
《空飛ぶ絨毯》が若干重いですが、そこは緑、なんとかマナを溜めましょう。
 
 
・《よじれた忠義》&《落とし子の穴》

《よじれた忠義》は、1ターンだけ、相手のクリーチャーのコントロールをこちらが、
こちらのクリーチャーのコントロールを相手が得るソーサリーです。
それらのクリーチャーはターン終了時まで速攻を得ます。
交換ではないのでこちらにクリーチャーがいなくても効果を発揮します。
そのため、ノンクリーチャーデッキでは《暴動》のように使うことも可能です。

クリーチャーデッキでも、《落とし子の穴》と組み合わせるといい感じです。
奪った相手クリーチャーを、全て《落とし子の穴》で生け贄に捧げ、
こちらの落とし子トークンに変換してしまいましょう。
そうすれば、相手のクリーチャーを全て除去した上で、
2/2のクリーチャーを何体か場に追加することが出来るのです。

《落とし子の穴》でなく《血塗られしもの、死祭》でも似たようなことが出来ますが、
《落とし子の穴》なら余分なマナがかからない点で有効です。
 
 
・《オーラのとげ》&《狐の賢者、秋之尾》

《オーラのとげ》は、エンチャントに、
そのコントローラーに2点のダメージを与えさせるインスタントです。
さらに、クリーチャーについているエンチャントは、
その付いているクリーチャーに2点のダメージを与えます。
本殿デッキなど、大量にエンチャントを使うデッキ相手には有効でしょう。

これは、《狐の賢者、秋之尾》と組み合わせて能動的に活用することも出来ます。
こちらのエンチャント(クリーチャー)を相手クリーチャーに移し変え、
それから《オーラのとげ》をプレイすれば、
そのクリーチャーに、付いているエンチャント×2点のダメージを与えられるのです。
大量にエンチャント(クリーチャー)を場に出せれば、
相手の小型クリーチャーを一気に除去したり、
大型クリーチャーを破壊することも可能なのです。

問題は、エンチャントのコントローラーは変わらないため、
あまりエンチャントを場に出しすぎると、
自分が大ダメージを受けてしまうという点と、
この方法でクリーチャーを除去できた場合、
付いていたエンチャントまで墓地に落ちてしまうという点です。
色々弱点があるコンボですが、その辺は各自なんとかしてください。
 
 
・《梅澤俊郎》&《花火破》

《梅澤俊郎》は、相手クリーチャーが墓地に置かれるたび、
墓地にあるインスタントをプレイできるようにするクリーチャーです。
この方法でプレイされたカードが墓地に置かれる場合、
代わりにゲームから取り除かれてしまいますので、
インスタントの除去を何度も連続でプレイする、ということは出来ません。

ただし、プレイされてすぐに墓地に行かないカードなら、話は別です。
例えば、手札に《花火破》1枚のみがあったとして、
その状態でプレイした《花火破》は、手札に戻り、その後墓地に置かれます。
しかし、一度別の領域に移っているので《梅澤俊郎》の能力で
墓地から取り除かれることはありません。
そのため、これで相手クリーチャーを除去できた場合は、
続けて《花火破》を連続でプレイできるのです。

《花火破》のマナ・コストが3マナと、まわし続けるには重いため、
土地の溜まる後半でないとうまく機能しないでしょう。
エクステンデッドであれば《夜景学院の使い魔》などで
コストを軽減できるのでいいのですが、
スタンダードだとこのコンボの実現は難しそうです。

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