神河謀叛カード私見:その17
2005年2月2日 カード考察Ishi-Ishi, Akki Crackshot / 悪忌のひび撃ち、イシイシ (1)(赤)
伝説のクリーチャー ― ゴブリン(Goblin)・戦士(Warrior) Betrayers of Kamigawa,レア
対戦相手がスピリット(Spirit)か秘儀(Arcane)呪文をプレイするたび、プレイヤー1人を対象とする。悪忌のひび撃ち、イシイシはそのプレイヤーに2点のダメージを与える。
1/1
Illus.Christopher Rush (110/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534110/
・相手がスピリットか秘儀の呪文をプレイするたび、ダメージを与えるクリーチャーです。
相手がスピリットデッキなどであれば、
呪文をプレイするたびに2点ダメージを飛ばせるようなものでしょう。
2マナで1/1と軽めなので、早いうちから効果を発揮できるのが長所です。
ですが、秘儀やスピリットの少なめなデッキ相手ではただの1/1でしかないので、
サイド向けのクリーチャーだと思います。
メタによっては、活躍できる可能性があります。
Mannichi, the Fevered Dream / 熱を帯びた夢、萬迩智 (2)(赤)
伝説のクリーチャー ― スピリット(Spirit) Betrayers of Kamigawa,レア
(1)(赤):ターン終了時まで、各クリーチャーのパワーとタフネスを入れ替える。
1/2
Illus.Martina Pilcerova (112/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534112/
・全てのクリーチャーに《奇妙な転置》の効果を与える能力を持ちます。
とりあえずパワーが0のクリーチャーはこの能力で除去できますし、
タフネスがパワーより高い、《野の源獣》のようなクリーチャーを
ダメージで除去しやすくすることも可能です。
また、タフネスをあげる呪文や能力は、
パワーを上げる呪文や能力より低コストであることが多いので、
このカードと組み合わせることで面白いコンボができるかもしれません。
例えば、《結束》と組み合わせると、
6マナでこちらの全てのクリーチャーに+5/+0の修整を与えられます。
ですが、他のカードと組み合わせない限り、
この能力がそれほど役に立つとは思えません。
なので、なにか地雷デッキを組むのでない限り、
デッキに入るようなカードではないでしょう。
Patron of the Akki / 悪忌の守護神 (4)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー ― スピリット(Spirit) Betrayers of Kamigawa,レア
献身(ゴブリン)(あなたは、このカードをあなたがインスタントをプレイできるときならいつでも、ゴブリン(Goblin)を1体生け贄に捧げるとともに、このカードと生け贄に捧げられたゴブリンの間のマナ・コストの差分を支払うことでプレイしてもよい。マナ・コストは色も含む)
悪忌の守護神が攻撃に参加するたび、あなたがコントロールするクリーチャーはターン終了時まで+2/+0の修整を受ける。
5/5
Illus.Jim Nelson (115/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534115/
・献身(ゴブリン)を持つスピリットです。
攻撃に参加すると、攻撃クリーチャーのパワーを強化する能力を持ちます。
献身でプレイすれば、4マナで程度でプレイできることになります。
4マナ5/5なら、十分に強いと言えるかと。
また、《オークの軍旗》2枚分の能力もあるため、
早期に相手を殴り倒すことも可能でしょう。
ただ、うまくゴブリンデッキが組めるかどうかが問題です。
もしゴブリンデッキが組めるなら、なかなか役立つクリーチャーとなるでしょう。
Twist Allegiance / よじれた忠義 (6)(赤)
ソーサリー Betrayers of Kamigawa,レア
対戦相手1人を対象とする。あなたとそのプレイヤーは、ターン終了時まで相手がコントロールするすべてのクリーチャーのコントロールを得る。それらのクリーチャーをアンタップする。それらはターン終了時まで速攻を得る。
Illus.Wayne Reynolds (120/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534120/
・こちらは相手の、相手はこちらのクリーチャーのコントロールを得ます。
それらはターン終了時まで速攻を得ますが、
ソーサリーなので相手に殴られる心配はありません。
こちらがノンクリーチャーデッキであれば、
1マナ軽い《暴動》のように働きますので、
こちらが危機に陥った時に逆転することも出来るでしょうし、
《血塗られしもの、死祭》などのコストに相手クリーチャーを利用することも可能です。
ただ、やはりマナ・コストが重いのが問題です。
いくら《暴動》と比べて安いといっても、まだプレイできるコストではないかと。
また、こちらにクリーチャーがいる場合、
相手クリーチャーを奪って殴りにくい、という難点もあります。
結局、使われるカードではないでしょう。
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