「ラヴニカ:ギルドの都」カード私見〜白 2/3
2005年9月28日 カード考察Ghosts of the Innocent / 無垢の幽霊 (5)(白)(白)
クリーチャー ― スピリット(Spirit) Ravnica: City of Guilds,レア
いずれかの発生源がクリーチャーかプレイヤーにダメージを与える場合、代わりにそれはそのクリーチャーかプレイヤーにそのダメージの半分(端数切捨て)を与える。
4/5
Illus.Kev Walker (20/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536020/
全てのダメージを半分に軽減する能力を持つスピリットです。
つまり、これ自身は実質2/10。
ダメージで勝利することを目的とするデッキには非常に強力です。
通常の2倍の時間をかけなければならなくなるのですから。
その間にこちらは、ゆっくり相手の脅威に対処できるわけです。
しかもこれ自体が強力なブロッカーとして役立つ上、
火力ではほぼ確実に除去されません。
スピリットなので、神河ブロックのカードとの相性が良いのも長所。
しかしこちらもダメージでは勝利しにくくなる上、
マナ・コストが重いという難点があります。
普通のコントロールでは別のカードを優先したくなりそうですが、
非常に防御的なライブラリー破壊デッキとか、
そういうデッキなら役立つかもしれません。
Hour of Reckoning / 報いの時 (4)(白)(白)(白)
ソーサリー Ravnica: City of Guilds,レア
召集(この呪文をプレイするに際しあなたがタップしたクリーチャー1体につき、それをプレイするためのコストは(1)かそのクリーチャーの色のマナ1点だけ少なくなる)
すべてのトークンではないクリーチャーを破壊する。
Illus.Randy Gallegos (21/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536021/
召集付きの、カードのクリーチャーをすべて破壊するソーサリーです。
トークンは破壊できませんが、
つまりこちらの攻め手をトークンばかりにすれば良いという事です。
そういうデッキでは、軽い《疫病風》のように使うことも出来るでしょう。
《分霊の確約》のようなカードと組み合わせると強力かと。
ただ、普通のコントロールデッキには重すぎて入らないでしょうし、
再生を許すため、相手のクリーチャーによってはあまり効果がありません。
トークン主体のデッキが組めるなら非常に有効でしょうが、
そうでないなら使われることも少ないかと思います。
Hunted Lammasu / 狩り立てられたラマスー (2)(白)(白)
クリーチャー ― ラマスー(Lammasu) Ravnica: City of Guilds,レア
飛行
狩り立てられたラマスーが場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのコントロールの下で、黒の4/4のホラー(Horror)・クリーチャー・トークンを1個場に出す。
5/5
Illus.Mark Zug (22/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536022/
4マナ5/5飛行という、とんでもない大きさを持ったクリーチャーです。
ただし、デメリットとして相手に4/4のクリーチャーを提供してしまいます。
といっても、こちらの方がサイズが大きい上、こちらは飛行持ちです。
単純に殴りあったとしても勝つのはこちらとなります。
こちらの他のクリーチャーが殴りにくくなるという難点もない事は無いですが、
これで殴れるなら、たいした問題ではないでしょう。
相手の除去が想定される場合は使いにくくなりますが、
基本的に優秀なクリーチャーだと思います。
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