「ラヴニカ:ギルドの都」カード私見〜青 3/3
2005年10月2日Hunted Phantasm / 狩り立てられた幻 (1)(青)(青)
クリーチャー ― スピリット(Spirit) Ravnica: City of Guilds,レア
狩り立てられた幻はブロックされない。
狩り立てられた幻が場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのコントロールの下で、赤の1/1のゴブリン(Goblin)・クリーチャー・トークンを5個場に出す。
4/6
Illus.Justin Sweet (55/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536055/
3マナ4/6で、ブロックされないスピリットです。
ただ、場に出たとき、対戦相手に5体のゴブリントークンを提供してしまいます。
といっても、相手側に出てくるのは1/1なので、
ブロッカーでもいればたいした驚異ではありません。
もしくは、他の色を利用して全体除去で対策しても良いでしょう。
こちらの攻撃はブロックされないため確実にダメージを通していけますし、
3マナと軽めなので、打ち消しによるサポートもできないことはありません。
《栄光の頌歌》のある白ウィニー相手に出すのはさすがに控えた方が良さそうですが、
問題はそれくらいですし、なかなか強力そうです。
Spawnbroker / 落とし子の仲買人 (2)(青)
クリーチャー ― 人間(Human)・ウィザード(Wizard) Ravnica: City of Guilds,レア
落とし子の仲買人が場に出たとき、あなたがコントロールするクリーチャー1体と、そのパワー以下のパワーを持つ対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とする。あなたはそれらのコントロールを交換してもよい。
1/1
Illus.Wayne England (65/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536065/
こちらのクリーチャーと、相手のクリーチャーを交換する能力を持ちます。
ただし、交換できるクリーチャーには制限があります。
相手の厄介なシステムクリーチャーを奪うことで無効化したり、
デメリット付きのクリーチャーを相手に押し付けることができます。
また、これ自身がクリーチャーなので、
バウンスなどで能力を再利用することも、比較的簡単です。
ただ、それなりにパワーの高いクリーチャーを用意しなければならないのが問題です。
何の工夫もせずにこれを使えば、
パワーの低いクリーチャーしか奪うことは出来ません。
それなら、別の色を混ぜるなりして除去を使った方が、
汎用性も高くてよいでしょう。
というわけで、《寄付》のような使い方をするのでない限り、
使われることはたいしてなさそうです。
Tunnel Vision / 視野狭窄 (5)(青)
ソーサリー Ravnica: City of Guilds,レア
カード名を1つ指定する。プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードを、指定されたカードが公開されるまで公開する。そのカードが公開された場合、そのプレイヤーは公開された残りのカードを自分の墓地に置き、指定されたカードを自分のライブラリーの一番上に置く。そうでない場合、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。
Illus.Dany Orizio (72/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536072/
指定したカードが出るまでライブラリーを掘り進むサーチカードです。
デッキに入ってさえいれば確実にそのカードが手に入る上、
うまくいけば墓地のカードを肥やすことも出来るため、
リアニメイトとの相性も良いです。
相手にプレイすることも出来るため、
1枚しか入っていないようなカードを指定すれば、
もしかすると相手のライブラリーを根こそぎ削り落とすことも出来るでしょう。
ただ、何か工夫をしない限り、
サーチ目的で使ったときにこちらのライブラリーが削れ過ぎたり、
ライブラリー破壊目的で使っても、たいした枚数を削れることができないとか、
そういうことがありそうです。
6マナとコストが重めなため、隙が出来やすいのも欠点です。
面白い使い方が出来そうではありますが、
少々扱いにくいために、使われることは少なそうです。
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