「ラヴニカ:ギルドの都」カード私見〜多色・混成 2/4
2005年10月13日 カード考察Grave-Shell Scarab / 墓掘り甲のスカラベ (2)(黒)(緑)(緑)
クリーチャー ― 昆虫(Insect) Ravnica: City of Guilds,レア
(1),墓掘り甲のスカラベを生け贄に捧げる:カードを1枚引く。
発掘1(あなたがカードを引く場合、代わりにあなたはあなたのライブラリーのカードを上からちょうど1枚、あなたの墓地に置いてもよい。そうした場合、あなたの墓地にあるこのカードをあなたの手札に戻す。そうしなかった場合、カードを1枚引く。)
4/4
Illus.Pete Venters (211/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536211/
生け贄に捧げることでカードを1枚引ける、発掘持ちのクリーチャーです。
戦闘や呪文で破壊されそうになっても、自身の起動能力を発掘で置換することで、
墓地に置いた後、すぐに手札に戻すことが出来ます。
発掘の値が1と低いために何度でも利用でき、
除去に対して耐性が強いのが長所です。
4/4と大きく、クリーチャーデッキでも
十分に役立つスペックがあると言えるでしょう。
ただ、特に回避能力などを持たないため、
場合によっては別のカードが優先されそうです。
除去の多いコントロールなどを相手にするなら、これを試してみても良いでしょう。
Loxodon Hierarch / ロクソドンの教主 (2)(緑)(白)
クリーチャー ― 象(Elephant)・クレリック(Cleric) Ravnica: City of Guilds,レア
ロクソドンの教主が場に出たとき、あなたは4点のライフを得る。
(緑)(白),ロクソドンの教主を生け贄に捧げる:あなたがコントロールする各クリーチャーを再生する。
4/4
Illus.Kev Walker (214/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536214/
場に出たときに、4点のライフを得る能力を持つクリーチャーです。
生け贄に捧げることで、こちらのクリーチャー全てを再生出来ます。
元が4マナ4/4と大きい上に、ライフ回復能力を持つため、
打撃力を確保しつつ、直接火力などへの耐性を付けられる、
攻防共に役立つクリーチャーです。
また、全体除去に対しても、その再生能力で耐えることが出来ます。
無理矢理難点を見つけるとすれば、
4マナなのでウィニーでは使いにくい、という点くらいでしょうか。
色の合うクリーチャーデッキなら、適当に入れておいても活躍してくれるでしょう。
Mindleech Mass / 精神ヒルの塊 (5)(青)(黒)(黒)
クリーチャー ― ホラー(Horror) Ravnica: City of Guilds,レア
トランプル
精神ヒルの塊がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはそのプレイヤーの手札を見てもよい。そうした場合、あなたはその中の土地ではないカードを1枚、そのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。
6/6
Illus.Kev Walker (215/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536215/
戦闘ダメージをプレイヤーに与えるたびに、そのプレイヤーの手札から、
土地でないカードをコストを支払わずに
プレイ出来る能力を持つトランプル付きクリーチャーです。
プレイできるカードの制限がゆるいため、ほぼ手札破壊のように働きます。
コストが高いカードや、状況によっては役立たないカードなど、
相手が手札に残しているカードをこちらのものにすることで、
相手の計算を狂わせることが可能です。
パワーが6のトランプル持ちなので、ブロックしても止めにくいのも長所。
問題はやはり、そのマナ・コストの高さでしょう。
手札がなくなっていることも多いでしょうし、
後半まで手札を残すようなコントロールデッキ相手にプレイしても、
打ち消されたり、すぐに除去されるのが関の山かと思われます。
リアニメイトでならともかく、普通に使われることはないかと思われます。
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