「ラヴニカ:ギルドの都」カード私見〜多色・混成 4/4
2005年10月15日 カード考察Master Warcraft / 手練れの戦術 (2)(赤/白)(赤/白)
インスタント Ravnica: City of Guilds,レア
((赤/白)は(赤)でも(白)でも支払うことができる。)
手練れの戦術は攻撃クリーチャーが指定される前にしかプレイできない。
このターン、あなたはどのクリーチャーが攻撃に参加するか決める。このターン、あなたは各クリーチャーをどうブロックするか決める。
Illus.Zoltan Boros & Gabor Szikszai (250/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536250/
相手の攻撃クリーチャーやブロッククリーチャーを、こちらが選ぶことが出来ます。
全員戦闘に参加させることも出来ますし、全員参加させないことも選べます。
戦闘で破壊できるクリーチャーだけを攻撃させ、
それをブロックすることで、除去のように使用することが出来ます。
また、相手クリーチャーをブロックに参加させないことで
こちらの攻撃を通すのにも利用可能です。
そうでなければ、《聖なる日》のように
相手の攻撃を止めるために使ってもいいかもしれません。
4マナと重めなことが難点ですが、
フィニッシュ用に2枚くらい入れると面白いかと思われます。
Privileged Position / 特権階級 (2)(緑/白)(緑/白)(緑/白)
エンチャント Ravnica: City of Guilds,レア
((緑/白)は(緑)でも(白)でも支払うことができる。)
あなたがコントロールする他のパーマネントは、対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。
Illus.Wayne England (251/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536251/
こちらのパーマネント全てを、相手の呪文や能力で対象に取れなくします。
ただし、これ自体は通常通り対象にとることが可能です。
対象を取るあらゆる呪文や能力から、こちらのパーマネントを守ることが出来ます。
そのため、呪文で除去を行うコントロール相手にはなかなか有効そうです。
こちらは普通にこちらのパーマネントを対象に取れるので、
クリーチャーの強化や装備品の着脱をそのまま行えるのも長所です。
ただ、5マナと重いため、例えば土地破壊対策には向きませんし、
土地以外のパーマネントを保護するのにも、
複数枚守らないと効率が悪いのが難点です。
となると、複数種類のパーマネントを利用するコンボデッキにおいて、
コンボパーツを守るために使うのなら役立つでしょう。
Shadow of Doubt / 疑念の影 (青/黒)(青/黒)
インスタント Ravnica: City of Guilds,レア
((青/黒)は(青)でも(黒)でも支払うことができる。)
このターン、プレイヤーはライブラリーのカードを探すことができない。
カードを1枚引く。
Illus.Greg Staples (253/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536253/
ライブラリーからカードを探されることを防ぐ、キャントリップです。
これにより、相手のサーチカードを防ぐことが出来、コンボデッキ対策になります。
通常の方法では対処できない変成なども防げるため、
単に打消しを積むより確実に防げるのが長所です。
また、《頭蓋の摘出》のようなロボトミー効果も防ぐことが出来るので、
こちらがコンボデッキのとき、相手のそういうカードを防ぐために使えそうです。
キャントリップなので、要らないとなったら空撃ちできるのも微妙に良い。
ただ、やはりこれが有効な機会が少ないことが難点でしょうか。
変成以外のサーチやロボトミー効果は大体打ち消しでカバーできるため、
その他のカードに対応できないこれをわざわざ入れる必要がないのです。
2マナと軽いため、メタによってはサイドになら入るかもしれませんが。
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