Anthem of Rakdos / ラクドスの頌歌 (2)(黒)(赤)(赤)
エンチャント Dissension,レア
あなたがコントロールするクリーチャーが攻撃に参加するたび、それはターン終了時まで+2/+0の修整を受けるとともに、ラクドスの頌歌はあなたに1点のダメージを与える。
暴勇 ― あなたの手札にカードが無い限り、あなたがコントロールするいずれかの発生源がクリーチャーかプレイヤーにダメージを与える場合、代わりにそれはそのクリーチャーやプレイヤーにその2倍のダメージを与える。
Illus.Ralph Horsley (102/180)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/538102/


こちらのクリーチャーが攻撃に参加するたび、
それに+2/+0の修整を与えるとともに、
こちらに1点のダメージを与えるエンチャントです。
こちらの手札が無い場合、ダメージはさらに倍化されます。

修整値が高く、打撃力を大幅に増すことが出来るのが長所です。
また、暴勇状態であれば、+2/+0された上からさらにパワーが増え、
その上火力などのダメージも倍になります。
ウィニーなど、クリーチャーを数多く並べるデッキであれば、
場に出すことでゲームを終わらせることも出来るでしょう。

問題はもちろん、これから受けるダメージです。
攻撃に参加したクリーチャーの数だけダメージを受けるため、
ライフが少ない状態でこれを場に出すと、
こちらが攻撃できない事態に陥る可能性もあります。
暴勇状態であれば、こちらが受けるダメージもさらに倍になりますので、
これを場に出したらすぐにゲームを終わらせるようにした方が良いでしょう。
5マナと重めなこともありますし、デッキに1、2枚ほど入れて、
強化呪文のように扱うのが正しいかと思われます。
 
 
Cytoshape / 細胞形成 (1)(緑)(青)
インスタント Dissension,レア
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで、あなたが選んだ場に出ている伝説ではないクリーチャー1体のコピーになる。
Illus.Alan Pollack (108/180)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/538108/


クリーチャー1体を、別のクリーチャーのコピーにするインスタントです。

伝説のクリーチャーには出来ないため、
それを利用して除去として扱うことは出来ませんが、
序盤に出したマナクリーチャーなどをこれでファッティにするとか、
相手のクリーチャーを1/1にして、戦闘や火力で破壊するとか、
起動型能力を持ったクリーチャーをコピーし複数回利用するとか、
様々な使い方が考えられます。

1ターンしか効果が持たないため上、場の状況に左右される面もあるため、
ある程度強力なシナジーがなければ、使う必要は無いでしょう。
ですが、うまくデッキを組めれば悪さをしてくれそうです。
 
 
Dread Slag / 戦慄の金屑 (3)(黒)(赤)
クリーチャー ― ホラー(Horror) Dissension,レア
トランプル
戦慄の金屑は、あなたの手札にあるカード1枚につき-4/-4の修整を受ける。
9/9
Illus.Anthony S. Waters (109/180)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/538109/


手札にカードがあればあるほど小さくなるクリーチャーです。
手札がなければ5マナ9/9ですが、
手札が3枚以上あれば状況起因効果で墓地に置かれます。

これをプレイするまでに手札を使いきる必要があるため、
状況に合わせて使いたい除去や火力などとの相性が悪く、
こちらの展開を妨害するおそれがあります。
また、相手に手札を増やされて除去されることも考えられるため、
環境によっては場に出すことすら出来ない可能性もあります。
うまく扱うことが難しいため、使われることは少ないでしょう。
 
 
Isperia the Inscrutable / 不可解なるイスペリア (1)(白)(白)(青)(青)
伝説のクリーチャー ― スフィンクス(Sphinx) Dissension,レア
飛行
不可解なるイスペリアがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、カード名を1つ指定する。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。そのプレイヤーが指定された名前のカードを公開した場合、あなたのライブラリーから飛行を持つクリーチャー・カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加える。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
3/6
Illus.Greg Staples (114/180)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/538114/


相手に戦闘ダメージを与えると、
飛行を持つクリーチャー・カード1枚をサーチし手札に加えられるクリーチャーです。
ただし、サーチするには、相手の手札にあるカードを1枚当てなければなりません。

殴るたびに手札を見ることが出来ますので、
そこから、相手の行動をある程度予測することが出来ます。
また、うまくカードを当てればクリーチャーをサーチ出来るため、
防御を固めたり、フィニッシャーを呼び出すことも可能です。
タフネスが6と高く、ダメージでは除去されにくいのも長所です。

ただ、攻撃的なクリーチャーではないため、フィニッシャーにはなりにくく、
クリーチャーをサーチする能力も、コントロールではあまり有用ではありません。
そういうわけで、使われることは少なそうです。
 
 
Lyzolda, the Blood Witch / 血の魔女リゾルダ (1)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー ― 人間(Human)・クレリック(Cleric) Dissension,レア
(2),クリーチャーを1体、生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。生け贄に捧げられたクリーチャーが赤である場合、血の魔女リゾルダはそれに2点のダメージを与える。生け贄に捧げられたクリーチャーが黒である場合、カードを1枚引く。
3/1
Illus.Jim Nelson (117/180)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/538117/


クリーチャーを1体生け贄に捧げることで、
それが赤なら対象に2点のダメージを与え、
それが黒ならカードを1枚引く能力を持つクリーチャーです。

破壊されそうなクリーチャーや、
1/1など、要らなくなったクリーチャーをコストにすることで、
多大なアドバンテージを得ることが可能です。
これ自身も3マナ3/1と攻撃的なサイズなので、
能力を起動できないときも役に立つのも長所。
複数枚手札に来ても、場にいる方を生け贄に捧げてしまえば、
手札で2枚目が腐るということはありません。
このように長所が多いため、今後使われることも多そうです。
 
 
Momir Vig, Simic Visionary / シミックの幻想家、モミール・ヴィグ (3)(緑)(青)
伝説のクリーチャー ― エルフ(Elf)・ウィザード(Wizard) Dissension,レア
あなたが緑のクリーチャー呪文をプレイするたび、あなたは自分のライブラリーからクリーチャー・カードを1枚探し、それを公開してもよい。そうした場合、あなたのライブラリーを切り直し、そのカードを一番上に置く。
あなたが青のクリーチャー呪文をプレイするたび、あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それがクリーチャー・カードである場合、そのカードをあなたの手札に加える。
2/2
Illus.Zoltan Boros & Gabor Szikszai (118/180)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/538118/


緑のクリーチャー呪文をプレイするたび、
ライブラリーからクリーチャーを探してライブラリートップに置き、
青のクリーチャー呪文をプレイするたび、
ライブラリートップのクリーチャー・カードを手札に加えるクリーチャーです。

青緑のデッキであれば、実質、
クリーチャー呪文をプレイするたびに能力を発動出来ます。
クリーチャーの多いデッキであれば、
場の状況にあったクリーチャーを展開し続けることで、
勢いを弱めずに相手を攻め立てていくことが出来るでしょう。

ただ、5マナと重いため、
相手のデッキによっては、これを場に出す前に決着がついてしまうのが難点です。
場に出しさえ出来ればコントロール相手には良さそうですので、
マナ・クリーチャーと併用し、数枚使ってもいいかもしれません。
 
 
Omnibian / オムニビアン (1)(緑)(緑)(青)
クリーチャー ― カエル(Frog) Dissension,レア
(T):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで3/3のカエル(Frog)になる。
3/3
Illus.Jim Nelson (119/180)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/538119/


クリーチャー1体を、ターン終了時までカエルに変えるクリーチャーです。
相手のファッティのサイズを小さくしたり、
こちらの1/1を大きくしたりすることで、戦闘を有利に進める役に立ちます。
また、3/3になった上で+1/+1カウンターの修整が加わるため、
移植クリーチャーを対象に使うことで、
+3/+3の修整を与えるかのように使うことも可能です。

ただ、実際のところは使いにくいかと思われます。
強化目的でタップするなら、これで殴った方が合計ダメージは高いですし、
除去目的に使うにも、それが有効な対象は限られるためです。
緑なのですから、4マナ使ってより大きいクリーチャーを展開した方が良いかと。
 
 
Rain of Gore / 血糊の雨 (黒)(赤)
エンチャント Dissension,レア
呪文や能力がそのコントローラーにライフを得るようにする場合、代わりにそのプレイヤーは同じ値のライフを失う。
Illus.Fred Hooper (126/180)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/538126/


プレイヤーが自分の呪文や能力でライフを得る場合、
代わりにその値に等しいライフを失わせるエンチャントです。

ライフを得るカード、
例えば《ロクソドンの教主》や《信仰の足枷》などへの対抗策になります。
こちらから相手にライフを与えてライフを減らす事は出来ませんが、
2マナと軽いこともありますし、環境によっては有効でしょう。
サイドボードに積まれる事もあるかもしれません。
 
 
Simic Sky Swallower / シミックの空呑み (5)(緑)(青)
クリーチャー ― リバイアサン(Leviathan) Dissension,レア
飛行、トランプル
シミックの空呑みは呪文や能力の対象にならない。
6/6
Illus.rk post (130/180)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/538130/


飛行とトランプルを持つ、呪文や能力の対象にならないクリーチャーです。
回避能力を持ち、ブロックされてもダメージを通し、
かつ単体除去や火力に非常に強いと、場に出れば非常に強力そうです。
特に現環境は《化膿》や《屈辱》など単体除去が強いため、
それらを無視できるこれはフィニッシャーとして有効でしょう。

問題は、7マナとコストが重いため、
遅めのコントロールか、リアニメイトでもなければ場に出すのが難しいことです。
これをプレイできるほど環境が低速化すれば、使われるかもしれません。
 
 
Swift Silence / 素早い静寂 (2)(白)(青)(青)
インスタント Dissension,レア
他の呪文をすべて打ち消す。この方法で打ち消された呪文1つにつき、カードを1枚引く。
Illus.Greg Staples (132/180)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/538132/


全ての呪文を打ち消し、その後、
打ち消した呪文1つにつきカードを1枚引くインスタントです。
打ち消し合戦になっているとき、
多大なアドバンテージを得ることが出来ます。
そうでなく、1つの呪文を打ち消すために使ったとしても、
1枚はカードを引けるので、そこそこの性能だといえるでしょう。

ただ、やはり5マナというコストは重く、終盤まで使用しにくい点が問題です。
よっぽどコントロールが流行らない限り、
おそらく、より軽い打消しの方が優先されるでしょう。
 
 
Voidslime / 虚空粘 (緑)(青)(青)
インスタント Dissension,レア
呪文か起動型能力か誘発型能力1つを対象とし、それを打ち消す。(マナ能力は対象にできない。)
Illus.Jim Murray (137/180)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/538137/


1枚で色々な物を打ち消せるインスタントです。
3マナとコストが軽い上に、様々な状況に対して対応可能な強みがあります。
マナ拘束は強いですが、かつて似たようなコストを持つカード
《吸収》や《蝕み》が普通にプレイされていましたし、
現環境では当時以上のマナ基盤が揃っているので、全く問題は無いでしょう。
青緑でコントロールを組むなら、必須の一枚となりそうです。
 
 
Windreaver / 風を裂くもの (3)(白)(青)
クリーチャー ― エレメンタル(Elemental) Dissension,レア
飛行
(白):風を裂くものはターン終了時まで警戒を得る。
(白):風を裂くものはターン終了時まで+0/+1の修整を受ける。
(青):ターン終了時まで、風を裂くもののパワーとタフネスを入れ替える。
(青):風を裂くものをそのオーナーの手札に戻す。
1/3
Illus.Aleksi Briclot (138/180)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/538138/


マナを支払うことで、警戒を得たり、タフネスを上げたり、
パワーとタフネスを入れ替えたり、手札に戻したり出来るクリーチャーです。

マナがある限り、フィニッシャーとして非常に有用そうです。
パワーやタフネスを自在に上げることが出来るため、
火力に強く、相手を早いうちに殴り倒すことも可能です。
仮に除去が飛んできても、これも手札に戻ることで回避出来ます。
つまり、相手がこれに対応するためには、打消すしかありません。
これを場に出せば、相手はかなり困ってくれることでしょう。

ただし、マナがあればの話です。
例えば、毎ターン3点のダメージを与えつつ、
除去も回避できるようにしておくには、青2マナを残す必要があります。
打消し呪文は大抵、コストに青マナが濃く含まれますので、
場の土地の状況によっては、打消しを準備できない可能性もあるわけです。
もちろん、パワーを上げようとしたり、
パワーとタフネスの入れ替え効果をコンバットトリックとして使用したりすると、
さらにマナに余裕がなくなってきます。
まあ、これ自体は非常に強力なので、
マナ基盤が安定するように留意してデッキを組めば、役立ってくれるとは思います。

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