※一部文章を書き換えました。

毎週一度、私の思いついたコンボやシナジーを紹介する「今週のコンボ」です。
先週は更新し忘れまして。
 
 
《霜剣山の呪刃》&《よりよい品物》

《霜剣山の呪刃》は、2マナ支払うことで、
手札の枚数だけパワーを上昇させる能力を持つクリーチャーです。
能力はマナがあれば何度でも起動できるため、
パワーをマナのある限り上昇させることも可能ですが、
タフネスが低く、回避能力も無いため、
相手にブロッカーがいたりすると攻撃に参加させにくいのが難点です。

そこで、攻撃以外の用途で使用してみましょう。
《よりよい品物》と組み合わせるのです。
能力を何度も起動しパワーを上昇させた《霜剣山の呪刃》を
《よりよい品物》で生け贄に捧げることで、
大量の手札を獲得することが可能になります。
例えば、手札が4枚の状態で《霜剣山の呪刃》の能力を3度起動し、
それを《よりよい品物》で生け贄に捧げることで、差し引き11枚の手札を得られます。

この使い方では、《霜剣山の呪刃》が単体で役立ちにくいのが難点です。
 
 
《殉教したルサルカ》&《死蔵の世話人、死零》

《殉教したルサルカ》は、白マナを支払いクリーチャーを生け贄に捧げることで、
ターン終了時までクリーチャー1体を
攻撃に参加出来なくする能力を持つクリーチャーです。
といっても、クリーチャー1体を犠牲に攻撃を1回止めるのなら、
普通にチャンプブロックするのとほとんど変わらないので、
攻撃クリーチャーがトランプルや
ダメージで誘発する能力を持っていたりする場合くらいにしか役立ちません。
しかも、その場合でも、生け贄に捧げられるクリーチャーの数は有限なため、
完全な対処策とはならないのです。

なら、攻撃を1回だけでなく複数回止められれば、もう少し役立てられるでしょう。
つまり、《死蔵の世話人、死零》と組み合わせるのです。
こうすることで、《殉教するルサルカ》のコストとして消費された、
タフネスが1以下のクリーチャーを墓地から場に戻すことが出来ますので、
何度でも、トランプルや《梅澤の十手》の誘発などを防げることになります。

《貪欲なるネズミ》などといったタフネス1の187クリーチャーを他にも併用すれば、
何か変なデッキが組めそうな気はします。
 
 
《卑怯》&《ヴィグの移植術師》

《卑怯》は、呪文や能力によって対象に取られたクリーチャーを、
そのオーナーの手札に戻すエンチャントです。
つまり、相手のクリーチャーを何度も対象に取れるパーマネントがあれば、
《卑怯》と併用することで、
相手のクリーチャーを全て手札に戻すことも可能になるわけです。

その併用するカードの選択肢の1つが、
《ヴィグの移植術師》などの移植クリーチャーです。
勿論、移植能力は対象を取りませんが、
移植能力を使って相手クリーチャーにカウンターを乗せることで、
そのクリーチャーを《ヴィグの移植術師》の能力で対象に取ることが出来ます。
よって、相手のクリーチャーを、
場に出た先から手札に戻していくことが可能なのです。

移植能力を使用したクリーチャーを《卑怯》を使って手札に戻すことで、
消費された+1/+1カウンターを補充したり、
こちらの187クリーチャーに移植して対象に取ることで能力を使いまわしたり、
工夫のし様は色々あるかと思われます。

コメント

kojimas
kojimas
2006年6月19日18:06

いつも楽しく読んでおります。
>《殉教したルサルカ》&《死蔵の世話人、死零》
のコンボですが、《死零》の能力はターンエンドにしか
誘発しませんので、結果としては《殉教したルサルカ》でない1/1クリーチャーがチャンプブロックしたのと変わりません。

>18日の《偏頭痛/Megrim》のコンボ
是非やってみたいと思います。

恵徒
恵徒
2006年6月19日19:21

>《殉教したルサルカ》&《死蔵の世話人、死零》

おろ。今気づきました。
というわけで、もう少し役立っているように見える形に更新。
チャンプブロックと違い、
トランプル持ち生物などの攻撃を完全に防げることを明記してみました。

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