※一部修正しました。

毎週1度、私の思いついたコンボやシナジーを紹介する「今週のコンボ」です。
 
 
《アダーカーの戦乙女》&《空の軽騎兵》

《アダーカーの戦乙女》は、対象のクリーチャー1体を、
それが墓地に置かれた時にこちらの元で場に戻すという起動型能力を持ちます。
破壊されそうなクリーチャーに起動して助けるのは勿論、
除去と一緒に使用して、相手クリーチャーを奪ったり、
生け贄をコストとする能力を何度も使用したりすることが可能です。

今回は、生け贄をコストとする能力を何度も起動するためのコンボを紹介します。
《空の軽騎兵》と組み合わせるのです。
まず《空の軽騎兵》に《アダーカーの戦乙女》の能力を起動し、
それから《空の軽騎兵》を何かのコストとして生け贄に捧げます。
すると、《空の軽騎兵》は場に戻ってきて《アダーカーの戦乙女》はアンタップし、
元の状態に戻ります。
この行程を何度も繰り返すことで、
《よりよい品物》や《ナントゥーコの鞘虫》などの能力を、
1ターンのうちに何度も起動することが出来るのです。

《空の軽騎兵》が何度も場に出ることになるので、
一緒にタップ能力を使いまわすことも可能です。
 
 
《キイェルドーの王、ダリアン》&《臣下の義務》

《キイェルドーの王、ダリアン》は、こちらがダメージを受けるたび、
そのダメージの値に等しい数のトークンを生み出すクリーチャーです。
これ自体のタフネスが3と小さめなため、火力によって除去されやすいのが難点。

そこで、《臣下の義務》を組み合わせてみましょう。
すると、《キイェルドーの王、ダリアン》に火力が飛んできても、
《臣下の義務》を必要なだけ起動することで、
《キイェルドーの王、ダリアン》を守りつつトークンを増やすことが出来るのです。

ついでに《真実を求める者、今田魅知子》でも場に出しておけば、
相手は火力をプレイしたくなくなること請け合いです。
 
 
《キイェルドーの王、ダリアン》&《ラクドスの頌歌》

《キイェルドーの王、ダリアン》は、
こちらがダメージを受けるたびにトークンを生産します。
受動的な能力のため、基本的には防御目的に使われることが多そうですが、
これを積極的に、攻撃に活かすことも可能です。

つまり、《ラクドスの頌歌》を場に出しておくのです。
こちらのクリーチャーが攻撃すれば、
それらのパワーが強化されるとともに、
攻撃したクリーチャーの数だけこちらにダメージが与えられ、
《キイェルドーの王、ダリアン》によってトークンが増えます。
要するに、攻撃すればするほどトークンが増えていくのです。

さらに暴勇状態なら、ダメージもトークンの増加量も倍になります。
相手のライフより先に、こちらのライフが尽きないように気をつけましょう。
 
 
《キイェルドーの王、ダリアン》&《炎の一斉攻撃》

こちらにダメージが与えられるたびにトークンを生産する
《キイェルドーの王、ダリアン》ですが、
これを一気にトークンを生産するために使うにはどうすれば良いでしょうか。
まあ単純に考えれば、火力を自分に叩き込むのが簡単でしょう。

今回はどうせなので、普通の火力でないものを使ってみます。
《炎の一斉攻撃》です。
こちらのパーマネントの数が多ければ多いほど、
トークンを一気に生産することが出来ます。
あらかじめトークンが生産されていれば、より多く数を並べることが可能です。

まあ、パーマネントが土地含め7枚並んでいたとして、
《炎の一斉攻撃》のマナを支払うために土地をタップすれば、
与えられるダメージはせいぜい3点といったところでしょう。
まるで効率は良くありません。
 
 
《秘密の王、ザデック》&《細胞形成》

《秘密の王、ザデック》は、それがプレイヤーにダメージを与える場合、
代わりに相手のライブラリーを同数削るとともに、
削った分だけ+1/+1カウンターが乗るクリーチャーです。
要するに、相手にダメージを与えるたびにサイズが倍になりますが、
そのダメージで削れるのは、ライフでなくライブラリーです。

しかし、どうせサイズが大きくなるのですから、
その増えたパワーで一気に相手のライフを削ってみたいところ。
そこで、《細胞形成》を使用します。
まず、《秘密の王、ザデック》を殴らせ、ある程度まで大きくします。
そうしたら、《秘密の王、ザデック》を
《細胞形成》で別のクリーチャーにするのです。
別のクリーチャーになっても、+1/+1カウンターの効果は相変わらず続きますので、
大量のカウンターが乗ったクリーチャーで
相手のライフを一気に削ることが可能となります。
例えば、2度殴った《秘密の王、ザデック》を
《世慣れたドライアド》のコピーにすると、
それは17/16の《世慣れたドライアド》となります。
 
 
《屍の原形質》&《シミックのギルド魔道士》

《屍の原形質》は、毎ターン、+1/+1カウンターがその上に乗るクリーチャーです。
ターン終了時に、その上の+1/+1カウンターの数に等しい
マナ・コストを持つクリーチャーを、全て破壊する能力も持っています。

これをより有効に活用するなら、
《シミックのギルド魔道士》と組み合わせるのが良いでしょう。
すると、《屍の原形質》の上のカウンターを別のクリーチャーに移して
他のクリーチャーを強化したり、
《屍の原形質》の上に乗っているカウンターが3個にならないようにして、
《屍の原形質》が自身の能力で破壊されないようにしたり、
破壊したいパーマネントのマナ・コストにあわせて
《屍の原形質》上のカウンターの数を調整したり、
さまざまなことが可能になるのです。

どちらのマナ・コストも軽いため、比較的並べやすいのが長所です。
ただ、《屍の原形質》の能力で
《シミックのギルド魔道士》が破壊されないように気をつけましょう。

コメント

Rag Man
Rag Man
2006年7月10日11:23

 《秘密の王、ザデック》&《細胞形成》のコンボなのですが2度殴ったザデックには通常15個のカウンターが乗ってるので、例では17/16でないでしょうか?

恵徒
恵徒
2006年7月10日17:25

>Rag Manさん
指摘ありがとうございます。修正しました。

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