コールドスナップカード私見:その11
2006年7月14日 カード考察Brooding Saurian / 子守り大トカゲ (2)(緑)(緑)
クリーチャー ― トカゲ(Lizard) Coldsnap,レア
各ターンの終了時に、各プレイヤーは自分がオーナーであるすべてのトークンではないパーマネントのコントロールを得る。
4/4
Illus.rk post (106/155)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/539106/
自分がオーナーであるパーマネントの能力を得る能力を持つクリーチャーです。
要するに、相手にパーマネントが奪われても、
それはターンの終了時には取り返すことが出来ます。
実質的に、《押収》や《併合》などを無効化することが可能です。
これ自体が4マナ4/4と大きいことから、
コントロール奪取系のカードが流行るようなら、使われることもあるでしょう。
Hibernation’s End / 冬眠の終わり (4)(緑)
エンチャント Coldsnap,レア
累加アップキープ(1)
冬眠の終わりの累加アップキープを支払うたび、あなたは自分のライブラリーから冬眠の終わりの上に置かれている経年(age)カウンターの数に等しい点数で見たマナ・コストを持つクリーチャー・カードを1枚探し、それを場に出してもよい。そうした場合、あなたのライブラリーを切り直す。
Illus.Steven Belledin (110/155)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/539110/
1マナを支払わせる累加アップキープを持つエンチャントです。
累加アップキープを支払うたび、
点数で見たマナ・コストがこの上の経年カウンターに等しいクリーチャー・カードを、
サーチし、それを場に出すことが出来ます。
コストの軽いクリーチャーから順にサーチして場に出せますが、
5マナを支払える頃になって、
小さなクリーチャーをサーチしてもあまり意味は無いですし、
かといって、大きなクリーチャーをサーチするにはさらに時間が必要で、
おそらく間に合わないかと思われます。
そういうわけで、複数体のクリーチャーを利用したコンボなど、
そういったものの補助には使えるかもしれませんが、
デッキに入っているのを見るのはあまり無いかと思われます。
Panglacial Wurm / 氷河跨ぎのワーム (5)(緑)(緑)
クリーチャー ― ワーム(Wurm) Coldsnap,レア
トランプル
あなたは氷河跨ぎのワームを、あなたが自分のライブラリーからカードを探している間に、自分のライブラリーからプレイしてもよい。
9/5
Illus.Jim Pavelec (116/155)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/539116/
ライブラリーを探している時にプレイできるクリーチャーです。
土地サーチのついでに場に出すことが出来るので、
1枚入れておけばプレイでき、手札に腐るようなことも少なくなります。
また、7マナでパワー9のトランプル持ちと、攻撃力もなかなかの物です。
土地サーチを多用するような緑入りのコントロールデッキでもあれば、
そのフィニッシャーの1つとして、考慮してみても良いでしょう。
Shape of the Wiitigo / ウィーティゴの姿 (3)(緑)(緑)(緑)
エンチャント ― オーラ(Aura) Coldsnap,レア
エンチャント(クリーチャー)
ウィーティゴの姿が場に出たとき、エンチャントされているクリーチャーの上に+1/+1カウンターを6個置く。
あなたのアップキープの開始時に、エンチャントされているクリーチャーが直前のあなたのアップキープ以降に攻撃かブロックに参加しているならば、その上に+1/+1カウンターを1個置く。そうでない場合、その上から+1/+1カウンターを1個取り除く。
Illus.Ron Spencer (120/155)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/539120/
エンチャントされているクリーチャーを+6/+6するオーラです。
アップキープの開始時、その前のターンに戦闘に参加しているなら強化され、
戦闘に参加していないなら弱化します。
+6/+6という修整は強力で、
マナ・クリーチャーからトランプル持ちあたりに付ければ、
それでゲームを終わらせることも出来るでしょう。
また、戦闘させてさえいればより強化されるため、
さらに多くのダメージを与えることも出来ます。
問題は、オーラであるため、比較的対処されやすいことです。
これのかわりに5/5程度のクリーチャーを入れておく方が、
エンチャント破壊で対処されることもありませんし、
エンチャントしたクリーチャーが破壊されて2対1交換をされることもありません。
そういうわけで、使われることは少なそうです。
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