コールドスナップカード私見:その12
2006年7月15日 カード考察Diamond Faerie / ダイアモンドのフェアリー (2)(緑)(白)(青)
氷雪クリーチャー ― フェアリー(Faerie) Coldsnap,レア
飛行
(1)(氷):あなたがコントロールする氷雪クリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。((氷)は氷雪パーマネントからのマナ1点で支払うことができる。)
3/3
Illus.Heather Hudson (128/155)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/539128/
こちらの氷雪クリーチャー全てを強化する能力を持つクリーチャーです。
このクリーチャーが場に出ているということは5、6マナは出せるでしょうから、
+2/+2〜+3/+3程度は十分に可能ということになります。
それまでに氷雪クリーチャーをある程度以上展開しているなら、
ゲームを終わらせることも十分に可能でしょう。
これ自身も修整を受ける上、飛行を持つので、ダメージを通しやすいのも長所。
難点は、マナ・コストが少々重めな上トリプルシンボルなので、
安定した速攻が必要なウィニーとの相性が悪いこと、
そして、氷雪土地と氷雪クリーチャーを多く含んでいないと効果が薄いという点です。
そのため、使われることは少ないかと。
Sek’Kuar, Deathkeeper / 死の守り手、セックァー (2)(黒)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー ― オーク(Orc)・シャーマン(Shaman) Coldsnap,レア
あなたがコントロールする、他のトークンではないクリーチャーが場から墓地に置かれるたび、速攻を持つ黒と赤の3/1の墓生まれ(Graveborn)クリーチャー・トークンを1個場に出す。
4/3
Illus.Jeff Miracola (131/155)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/539131/
こちらの他のトークンでないクリーチャーが墓地に置かれると、
速攻持ちのトークンを生み出すクリーチャーです。
クリーチャーが破壊されても代わりを場に出せるため、戦闘において有利になります。
また、《紅蓮地獄》のような全体除去への対策にも有効でしょう。
トリプルシンボルの5マナ4/3と、コストに比べサイズが小さい上、
除去の的になってしまいそうなのが難点です。
ですが、デッキと色が合えば、サイド辺りから入れてみても面白いかもしれません。
Tamanoa / タマノーア (赤)(緑)(白)
クリーチャー ― スピリット(Spirit) Coldsnap,レア
あなたがコントロールする、クリーチャーではない発生源1つがダメージを与えるたび、あなたはその点数に等しい点数のライフを得る。
2/4
Illus.rk post (132/155)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/539132/
こちらのクリーチャーでない発生源がダメージを与えると、
その与えたダメージに等しい値のライフを得られます。
火力と組み合わせ、回復しつつ相手のライフを削ることも可能です。
また、ペインランドのデメリットを実質的に無視できます。
タフネスが4と高めなため、ブロッカーとしても使えるのも長所。
ただ、能力の性質上、安定した量のライフを得られないのが難点です。
トリプルシンボルなために使えるデッキも限られることですし、
わざわざ他の防御用カードよりこれを優先する必要は無いでしょう。
Jester’s Scepter / 道化の王笏 (3)
アーティファクト Coldsnap,レア
道化の王笏が場に出たとき、プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーのライブラリーのカードを上から5枚、裏向きのままゲームから取り除く。あなたは、それらのカードがゲームから取り除かれている限り、それらを見てもよい。
(2),(T),道化の王笏によりゲームから取り除かれたカードを1枚、そのオーナーの墓地に置く:呪文1つを対象とする。その名前がそのカードの名前と同じである場合、それを打ち消す。
Illus.Matt Cavotta (137/155)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/539137/
場に出たときに相手のライブラリーから5枚取り除くアーティファクトです。
取り除いたカードを用いて、同名のカードを打ち消すことが出来ます。
5枚も取り除けば、そのうち呪文は3枚程度含まれているでしょう。
起動コストが2マナと軽い上、取り除かれたカードを相手は知ることができないので、
結構、打ち消すことが出来そうです。
ライブラリー破壊にもなり、コンボやシルバーバレット戦略に対しても有効です。
相手がクリーチャーデッキであれば役に立ちにくいのは難点ですが、
コントロール相手のサイドに使えるかもしれません。
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