時のらせんカード私見:その3
2006年9月27日 カード考察Mangara of Corondor / コロンドールのマンガラ (1)(白)(白)
伝説のクリーチャー ― 人間(Human)・ウィザード(Wizard) Time Spiral,レア
(T):パーマネント1つを対象とする。コロンドールのマンガラとそれをゲームから取り除く。
1/1
Illus.Zoltan Boros & Gabor Szikszai (28/301)
パーマネント1つと心中する能力を持つクリーチャーです。
ある意味では、クリーチャー版《名誉回復》だとも言えます。
対象がどれだけタフネスの高いクリーチャーであろうが、
破壊されないアーティファクトであろうが除去できるのはなかなか強力です。
また、場に出しておくことで、
相手のパーマネントのプレイを牽制することも出来るでしょう。
ただ、クリーチャーなので、
能力を起動するまでに除去される危険性があるのが問題です。
クリーチャーを除去するなら、現環境の白には《糾弾》や《貪る光》などありますので、
特に対策したいアーティファクトでも環境に無い限り、使われないかもしれません。
Opal Guardian / オパールの守護者 (白)(白)(白)
エンチャント Time Spiral,レア
いずれかの対戦相手がクリーチャー呪文をプレイしたとき、オパールの守護者がエンチャントである場合、オパールの守護者は飛行とプロテクション(赤)を持つ3/4のガーゴイル(Gargoyle)・クリーチャーになる。
Illus.Christopher Rush (30/301)
相手がクリーチャー呪文をプレイすると、
3/4飛行とプロテクション(赤)持ちのクリーチャーになるエンチャントです。
変化前はエンチャントを、変化後はプロテクションを持つので、
特に赤のクリーチャーデッキに対して有効でしょう。
3マナと軽めなため、相手が展開しきる前に場に出すことも一応可能です。
トリプルシンボルなため実質的に白単でなければプレイできない点、
有効な相手が限られる点などから、
使われても白コントロールのサイド、といったところでしょう。
環境によっては、使われるのかもしれません。
Pentarch Paladin / 五制術の聖騎士 (2)(白)(白)(白)
クリーチャー ― 人間(Human)・騎士(Knight) Time Spiral,レア
側面攻撃
五制術の聖騎士が場に出るに際し、色を1色選ぶ。
(白)(白),(T):選ばれた色のパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
3/3
Illus.Jim Murray (32/301)
場に出たときに選んだ色のパーマネントを破壊する能力と、
側面攻撃を持つクリーチャーです。
相手が主に使う色を指定してやれば、毎ターン、
相手の戦力を削いでいくことが出来ます。
ダブルシンボルですが2マナと軽いですので、
こちらの他の行動と一緒に行いやすいのが長所です。
また、そこそこのサイズに側面攻撃を持つため、戦闘においても十分に役立つでしょう。
問題は、コストがトリプルシンボルの5マナと重めな点です。
ただ、破壊能力はなかなか強力ですので、これをプレイしつつ、
打消しなどで守れるくらい白マナと青マナを用意できるのであれば、
使われるかもしれません。
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