Dralnu, Lich Lord / 死者の王、ドラルヌ (3)(青)(黒)
伝説のクリーチャー ― ゾンビ(Zombie)・ロード(Lord) Time Spiral,レア
死者の王、ドラルヌにダメージが与えられる場合、代わりに同じ数のパーマネントを生け贄に捧げる。
(T):あなたの墓地にあるインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を対象とする。それはターン終了時までフラッシュバックを持つ。そのフラッシュバック・コストは、あなたがそれをプレイする際のマナ・コストに等しい。(あなたはあなたの墓地にあるそのカードを、そのフラッシュバック・コストでプレイしてもよい。その後、それをゲームから取り除く。)
3/3
Illus.Greg Staples (237/301)


こちらの墓地にあるインスタント・カードかソーサリー・カードに
フラッシュバックを与える能力を持つクリーチャーです。
これに与えられるダメージを、
パーマネントの生け贄に置換する能力も持っています。

タップするだけで墓地のカードにフラッシュバックを与えられるため、
呪文の多いデッキであれば、実質的に、手札が2倍になるようなものです。
除去やドロー、打消しを2回使用できれば、
かなりのアドバンテージを得ることが出来るでしょう。
ただ、ダメージを受けるたびにパーマネントの数が減るため、
土地を並べておきたいコントロールではこの辺りが問題になります。
相手に直接火力が無いなら、戦闘に参加させなければ良い話なのですが、
火力を積んだクリーチャーデッキや、
バーンなどを相手にする場合、かなりの被害をこうむる危険性があります。

ただ、能力自体は強力ですし、
打消しなどで守りながらプレイできる程度のコストなので、
メタによっては、十分使われる可能性があるといえるでしょう。
 
 
Ith, High Arcanist / 高位の秘儀術師、イス (5)(白)(青)
伝説のクリーチャー ― 人間(Human)・ウィザード(Wizard) Time Spiral,レア
警戒
(T):攻撃クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。このターン、そのクリーチャーが与える戦闘ダメージと、そのクリーチャーに与えられる戦闘ダメージを0に軽減する。
待機4 ― (白)(青)
3/5
Illus.Zoltan Boros & Gabor Szikszai (241/301)


攻撃クリーチャー1体の与える戦闘ダメージと、
それに与えられる戦闘ダメージを0にする、警戒と待機持ちのクリーチャーです。

クリーチャー1体の攻撃を、実質的に無効化することが出来ます。
これ自体が高いタフネスを持つため、防御に参加させながら能力を起動することで、
2体のクリーチャーの攻撃をこれ1体で防ぐことが可能なわけです。
警戒を持つため、攻撃させながら防御を固めるようなことも出来ます。
待機能力のおかげで、比較的隙を見せずに、
打ち消し用のマナを残しながらプレイできるのも長所です。

プレイできるのが中盤以降となるため、
序盤からプレイしていくことの出来るブロッカーや、
除去などの方が優先される可能性は高そうです。
ですが、相手の攻撃に対して十分な時間稼ぎをすることのできる
優秀な防御能力を持つため、場合によっては使われることもあるでしょう。
 
 
Kaervek the Merciless / 無慈悲なる者ケアヴェク (5)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー ― 人間(Human)・シャーマン(Shaman) Time Spiral,レア
いずれかの対戦相手が呪文をプレイするたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。無慈悲なる者ケアヴェクはそれに、その呪文の点数で見たマナ・コストに等しい値のダメージを与える。
5/4
Illus.rk post (242/301)


相手が呪文をプレイすると、
そのマナ・コストに等しい値のダメージを対象に与える能力を持ちます。

呪文をプレイしないデッキはほぼ存在しないでしょうから、
相手が呪文をプレイするたびにダメージを与えられることになります。
5マナの呪文をプレイするのに総ライフの4分の1を失うとか、
ぶっちゃけやってられません。
比較的軽いコストのカードの多いウィニーのようなデッキであっても、
クリーチャーをプレイするたびに場に出していたクリーチャーが焼かれるでしょうから、
クリーチャーを展開することが実質的に出来なくなります。
これ自体パワーが5と高いこともあり、これで殴っていれば、
そのうち相手のライフは尽きることでしょう。

ただし、相手が呪文をプレイする際にこれが場にあればの話ですが。
マナ・コストが高いため、普通のデッキで使う場合、
どうしても場に出るのは終盤になってしまいます。
なので、クリーチャーデッキには間に合わず、コントロール相手には打ち消されたり、
すぐさま除去されたりする危険性が高いです。
そのため、リアニメイトのようなデッキでなければ、
これが使われることは少ないかと思います。
 
 
Mishra, Artificer Prodigy / 工匠の神童、ミシュラ (1)(青)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー ― 人間(Human)・工匠(Artificer) Time Spiral,レア
あなたがアーティファクト呪文をプレイするたび、あなたは自分の墓地、手札、ライブラリーからその呪文と同じ名前のカードを1枚探し、それを場に出す。あなたがこの方法で自分のライブラリーからカードを探した場合、それを切り直す。
4/4
Illus.Scott M. Fischer (243/301)


アーティファクト呪文をプレイするたび、同名のカードを墓地、手札、
ライブラリーから1枚探して場に出すことの出来るクリーチャーです。

印鑑を複数枚場に出してマナ加速をしたり、
《ミシュラのガラクタ》を複数枚場に出して、0マナでカードを2枚引いたり、
複数枚あると役立つアーティファクトと組み合わせることで、
アドバンテージを得ることが出来ます。
自身が4マナ4/4となかなかのサイズを持つため、攻防ともに使えるのも長所です。

ただ、ある程度アーティファクトを多めに使うデッキでないと、
この能力を十分に活用することは出来ないでしょうし、
3色のクリーチャーなこともあり、
使えるデッキが非常に限られてくるのが難点です。
能力自体は面白いのですが、実際には他のカードが優先されることが多いでしょう。
 
 
Saffi Eriksdotter / サッフィー・エリクスドッター (緑)(白)
伝説のクリーチャー ― 人間(Human)・スカウト(Scout) Time Spiral,レア
サッフィー・エリクスドッターを生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。このターン、それが場から墓地に置かれるとき、そのカードを場に戻す。
2/2
Illus.Christopher Moeller (245/301)


生け贄に捧げることで、
他のクリーチャーが場から墓地に置かれることを防ぐことが出来ます。
2マナ2/2と十分なサイズを持つため、クリーチャーデッキに入れれば、
打撃力兼クリーチャー保護として役立ちそうです。
《神の怒り》対策としても使えるでしょうし、なかなか有効そうです。
また、生け贄に捧げられたクリーチャーも場に戻すので、
生け贄をコストとする能力を使いまわしても良いでしょう。

ただ、この色の2マナ域には《番狼》など、優秀なクリーチャーが色々いますので、
これが優先されるかどうかは微妙なところです。
全体除去に特に対策したい場合に、サイドにでも入れておくと良いのかもしれません。
 
 
Scion of the Ur-Dragon / 始祖ドラゴンの末裔 (白)(青)(黒)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー ― ドラゴン(Dragon)・アバター(Avatar) Time Spiral,レア
飛行
(2):あなたのライブラリーからドラゴン(Dragon)・カードを1枚探し、それをあなたの墓地に置く。そうした場合、始祖ドラゴンの末裔はターン終了時までそのカードのコピーになる。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
4/4
Illus.Jim Murray (246/301)


ライブラリーの中からドラゴンカードを墓地に置くことで、
ターン終了時までそのコピーになる能力を持つクリーチャーです。
場の状況に合ったドラゴンになることで、
効率的に相手の脅威に対処することが出来ます。
これ自身、単体でも5マナ4/4なので、
コピー能力を後まで取っておいても十分に使えるのも長所。

問題は勿論、これが5色のマナを必要とすることです。
そのため、普通のデッキでは使いにくいため、
使用される場合は、リアニメイトに入ることになるかと思います。
コピーの際にクリーチャー・カードが墓地に置かれるため、
リアニメイトとは相性が良いですので。
 
 
Stonebrow, Krosan Hero / クローサの英雄、ストーンブラウ (3)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー ― ケンタウルス(Centaur)・戦士(Warrior) Time Spiral,レア
トランプル
あなたがコントロールする、トランプルを持つクリーチャーが攻撃に参加するたび、それはターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。
4/4
Illus.Ron Spears (247/301)


こちらのトランプルを持つクリーチャーが攻撃に参加すると、
それに+2/+2の修整を与える能力を持ちます。

これ自身5マナ4/4、攻撃時6/6トランプルと
なかなかの大きさを持つため、単体でも役立ちます。
さらに、《雄オーロクス》や《瘡蓋族のやっかい者》など、
軽量のトランプル持ちと組み合わせることで、
相手のブロッカーを踏み潰しながら、相手のライフを一気に削ることができるでしょう。

デッキによっては、特殊な能力を持つ
他のクリーチャーのほうが優先されることもあるでしょうが、
トランプルを持つクリーチャーをある程度入れたデッキであれば、
十分に役立ってくれるかと思います。
 
 
Candles of Leng / レンの蝋燭 (2)
アーティファクト Time Spiral,レア
(4),(T):あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それがあなたの墓地にあるカードと同じ名前を持つ場合、それをあなたの墓地に置く。そうでない場合、カードを1枚引く。
Illus.Daniel Gelon (250/301)


ライブラリートップのカードがこちらの墓地にあるカードと同名でなければ、
それを引くことが出来るアーティファクトです。

要するに、既に使ったことのないカードであれば引くことができるわけです。
確実ではないにせよ、余ったマナを使ってカードを引けるため、
手札の確保にはそこそこ役立つでしょう。
また、土地破壊や手札破壊をされていない場合、
まず土地は引けるでしょうから、最低でも、マナを確保する役には立ちます。
マナ・コストが軽いため、プレイ時に隙が出来にくいという長所もあります。

ただ、実際のところは、
引きたいところでカードを引けないことの方が多いかと思います。
確実なドロー手段でないため、使われることはあまりないでしょう。
 
 
Gauntlet of Power / 魔力の篭手 (5)
アーティファクト Time Spiral,レア
魔力の篭手が場に出るに際し、色を1色選ぶ。
選ばれた色のクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
選ばれた色のマナを出す目的で基本土地がタップされるたび、そのコントローラーは自分のマナ・プールに、その色のマナ1点を加える。
Illus.Greg Hildebrandt (255/301)


場に出たときに選んだ色のクリーチャーを強化するとともに、
選んだ色のマナを基本土地から出すとき、
さらにもう1点マナを得ることが出来ます。

実質的に、2倍のマナを生み出すことが出来るようになるため、
コストの重いカードでもプレイしやすくなります。
過去の《春の鼓動》や《ミラーリの目覚め》などのように、
様々なデッキの核となれそうな能力です。
また、クリーチャーを+1/+1する能力も、
例えばトークンを展開するような時に役立つでしょう。

ただ、単色でないと実質的に役に立たないため、
前述した2枚と比べてデッキを組みにくい難点があります。
これを使った新しいデッキは組まれるかと思いますが、
どこまで出来るかは微妙なところでしょう。
 
 
Hivestone / 巣石 (2)
アーティファクト Time Spiral,レア
あなたがコントロールするクリーチャーは、それの他のクリーチャー・タイプに加えてスリヴァー(Sliver)である。
Illus.Dave Allsop (256/301)


こちらのコントロールするクリーチャーを、
全てスリヴァーにするアーティファクトです。

スリヴァーデッキに入れることで、元々スリヴァーでないクリーチャーでも、
こちらのスリヴァーの能力の利用出来るようになります。
また、相手がスリヴァーデッキの時に入れることで、
相手のスリヴァーの能力をこちらも利用してしまうことも可能です。
2マナと軽いことですし、スリヴァーデッキが流行るようなら、
使われることもあるかもしれません。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索