M10のスポイラーもほとんど出尽くしたようですが、
個人的には7マナ9/9被覆が使いたくて仕方なかったりします。
といっても、多分うちのナヤには入らないでしょうが。

ナヤといえば、一応まわしてはいるのですが、あまりうまくはいっていません。
数多く並べることの出来ないデッキなので、
《ビヒモスの大槌》などを増やして一点突破が出来るようにしようと思っています。
あと、《貴族の教主》などから青マナが出るので、
《数多のラフィーク》を入れるのも面白いかな、なんて考えたりも。
《魔道士殺しの剣》も絆魂と相性がいいですし、試してみたいですね。
それ以外には、《軍部政変》や《溶岩崩れ》みたいな全体除去も、
数に勝る相手への対策として面白いかも知れません。

上述した中で実際に試したのは《ビヒモスの大槌》だけですが、
なかなか強力でした。3枚ほど入れてもよさそうです。


さて、タイトルのゾンビデッキですが、
ナヤを回している最中に唐突に思いついて組んでみたところ、
微妙に好評を得たのでさらしあげます。
資産的な関係でアラーラブロック構築となっております。


4グリクシスの邪刃
4潮の虚ろの漕ぎ手
4セドラクシスの錬金術師
3肉袋の匪賊
4アンクスの死者の王
4死の男爵
3カターリの残影

2急使の薬包
2謎の仮面
4魂の操作
2屍術士の誓約

4秘儀の聖域
4原霧の境界石
4霧脈の境界石
10沼
1島
1平地


序盤は《グリクシスの邪刃》《潮の虚ろの漕ぎ手》、
《セドラクシスの錬金術師》で相手を牽制して時間稼ぎ、
《死の男爵》を展開して、強化&接死付与で防御を固めます。
ある程度展開したら《アンクスの死者の王》の出番で、
2番目の能力を連続起動して大量のライフルーズを狙います。

《肉袋の匪賊》はゾンビ兼除去。
《魂の操作》で使い回して1対多数交換とかを考えていました。
こちらは《死者の王》のトークンを生け贄にすればいいと思っていましたが、
さすがに3枚は多かったので少し外すことにします。

《アンクスの死者の王》は《死の男爵》と組み合わせるのが前提です。
すると、毎ターン2/2接死ゾンビを生産できるので、とても嫌らしいです。
また、一見起動しにくそうな2番目の能力も、
生産したトークンで時間を稼いでいる間ならそれなりに起動できるので、
後半は一気に起動して相手のライフとライブラリーをがりがり削っていけます。
もっとも、序盤は能力を起動している暇がないことが多いので、
枚数を3枚に減らしてもいいかもしれません。この辺は微妙なところ。

《カターリの残影》は地味にスケルトンなので、
《死の男爵》によって強化されます。
強化すると再生&飛行&接死となり、ブロッカーとしては最適です。
続唱もなかなか強力です。境界石がめくれることも多いですが、
《魂の操作》や《死者の王》の能力起動などマナを使う機会も多いので、
実はちょうどいいくらいだったりします。
少し重いかと思ってましたが、4枚に増やしてみてもいいかも知れません。

《急使の薬包》《謎の仮面》はドローソースです。
本当は《薬包》を4枚入れたかったのですが、
なぜか2枚しかなかったので《謎の仮面》で穴埋めしました。
結局数を並べないとシナジーも何もないので、ドローは重要です。
《エスパーの魔除け》ではなくてこちらを入れているのは、
境界石を入れていなかったころ、《錬金術師》の条件を満たすために
序盤に展開できる青パーマネントを必要としていたからで、
境界石を入れた現在でも入れているのは、単なる抜き忘れです。
現在は境界石があるので、《魔除け》と取り替えてもいいでしょう。
ただ、その場合は色拘束が気になるので、入れるのは3枚程度が適当かと思います。

《屍術士の誓約》はフィニッシャー、ということで。
序盤を耐えている間にそれなりに墓地にクリーチャーがたまるでしょうから、
多い方の墓地から取り除いてたくさん出しましょう。
地味に絆魂付与が強力で、《死の男爵》で強化していると
3/3絆魂接死ゾンビがぞろぞろ出てくるので非常にうざいです。
また、《死者の王》との相性がいいのも見逃せないところ。
《死者の王》で相手のライブラリーを削ってクリーチャーを落とし、
それをこれで取り除いてゾンビトークンを展開、
すると《死者の王》の能力がより強力になるというわけです。
重いので2枚に抑えていましたが、3枚でもよさそうでした。

境界石は《邪刃》や《錬金術師》との相性が良いのと、
色マナの安定化につながるので採用しています。
8枚フル投入していますが、これで安定しているのでこのままでよさそうです。


序盤から相手の行動を妨害でき、接死持ちも多めなので、
クリーチャーデッキに対してはそれなりに有効です。
が、1体1体のサイズが小さく、うまく序盤に展開できないと
相手に押し切られやすいのが難点といえます。
この辺は除去を増やせばなんとかなりそうですが、
単体だと非常に貧弱なゾンビではシナジーを重視する必要があるため、
他のカードとシナジーしない除去を入れるスペースがないという問題があります。
また、コントロールデッキ相手には単なる遅いウィニーでしかないので、
基本的に相性は悪そうです。
あと、プロテクション(黒)は基本的にどうにもなりません。
一応《匪賊》で生け贄に捧げさせるという手はありますが、
《カメレオンの巨像》が登場したら投了ものです。
もしサイドを作るなら《流刑への道》あたりは必須でしょう。

基本的にファンデッキの域を出ませんが、
最初思っていたものよりはなかなか面白いデッキに仕上がったと思います。
パーツも全体的にかなり安いので、
もし興味を持っていただけたら、組んでみてはいかがでしょうか。

M10後は《墓地を刈り取るもの》を試してみたいところです。
実質的に3/3のゾンビを生産できる、というのは非常に強力そう。
《死の男爵》と合わせて8ロードというのも面白いでしょう。

コメント

さとぅ
2009年7月17日14:57

はじめまして。
自分もずっとゾンビを組んできて、M10で新ロードが追加されて完成に至った感があるのでレシピ晒ししてみました。
こちらの《アンクスの死者の王》型も興味があるので、今度試してみたいと思います。

恵徒
2009年7月17日19:47

はじめまして、恵徒です。
そちらのレシピも拝見しましたが、まさか5色とは……
《朽ちゆくヒル》や《呪詛術士》は色の関係で断念していましたが、
色を増やして投入してみるのも面白そうですね。
正直、除去とか攻撃力とかの面で勝っているので、そちらの形の方が強いと思います。
うちのはビートなんだかコントロールなんだか中途半端ですしね……

うちのは初めっからファンデッキなので、本当に参考程度でお願いしますw
試す場合は、《アンクスの死者の王》が序盤あまり役に立たないので枚数を抑えて、除去ももっと増やした方がよいかと思います。

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