ギルドパクトカード私見：9
2006年1月20日 カード考察Skarrgan Firebird / スカルガンの火の鳥 (4)(赤)(赤)
クリーチャー ― フェニックス(Phoenix) Guildpact，レア
狂喜3
飛行
(赤)(赤)(赤)：あなたの墓地にあるスカルガンの火の鳥をあなたの手札に戻す。この能力は、このターン、いずれかの対戦相手にダメージが与えられているときにしかプレイできない。
3/3
Illus.Kev Walker (77/165)
このターンに相手にダメージが与えられているなら、
一定量の+1/+1カウンターを載せて場に出る能力「狂喜」と、
このターンに相手にダメージが与えられているなら、
墓地から手札に戻すことの出来る能力を持つクリーチャーです。
最大で6マナ6/6飛行と、十分にフィニッシャーとして運用出来ます。
他のフィニッシャーとして使われるクリーチャーと相対しても
打ち勝つことが出来ますし、なかなか悪くはないでしょう。
また、条件付ではありますが、
何度でも墓地から回収できるため、除去に耐性があります。
《永遠のドラゴン》の例を見ても分かりますが、
除去が根本的な解決にならない巨大なクリーチャーは強力なものです。
ただ、《永遠のドラゴン》と比べ、役に立つ状況が限定されているのが難点です。
相手にダメージを与える手段がないなら6マナ3/3飛行と、
どう考えても実用レベルではありませんし、
墓地から回収することさえ不可能です。
《激憤の本殿》のようなカードと組み合わせるか、
火力を多めに積み、状況に応じてこれのために手札に残しておく、
などといった工夫が必要そうです。
そういった工夫が無理なく出来るデッキでなら、使われるかもしれません。
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