どうも、1週間以上前に私のサイト「久遠の魔術」が
2周年になっていたことにいまさら気が付いた恵徒です。
まぁ2周年だからといって、何かやるわけではないですけど。
今後とも、「久遠の魔術」を宜しくお願いします。上の[HOME]から飛べます。
 
 
さて、毎週日曜日は私の思いついたコンボを紹介する「今週のコンボ」です。
私もこの頃色々忙しいので、日曜日に更新するべきものを
忘れて月曜日に更新したとしても、決して責めてはいけません。
 
 
・《廃院の神主》&《変容する大空》

《廃院の神主》は、こちらがコントロールするパーマネントの
色それぞれに対するプロテクションを持つクリーチャーです。
《廃院の神主》自体が白いため、
これだけでもプロテクション(白)を持つことになります。
1マナ1/1と白ウィニー向けのサイズですので、
白ウィニーで同系対策をする時は有用かもしれません。

相手がどんな色のクリーチャーデッキでも《廃院の神主》を利用したい場合、
《変容する大空》と組み合わせると面白そうです。
これで全てのクリーチャーの色を同じにしてしまえば、
実質的にプロテクション(クリーチャー)を得たのと同じように
《廃院の神主》を利用することができます。

《変容する大空》で相手のメインカラーを指定すれば、
除去などの対象にならなくなるため、さらに強力になりますが、
こちらのメインカラーを指定してしまうと、
強化などの対象にもならなくなってしまいますので、
うまく色を選ぶ必要がありそうです。
 
 
・《脂火玉》&《卑怯》

《脂火玉》は、こちらがスピリットか秘儀の呪文をプレイするたび、
ライブラリーの中からエンチャント(クリーチャー)カードを
1枚サーチできるという能力を持つクリーチャーです。
スピリットデッキに少しだけエンチャント(クリーチャー)を入れておき、
必要に応じてサーチするために使うのが有効そうです。

今回は、《卑怯》と組み合わせて使うことにします。
エンチャント(クリーチャー)は、プレイする際にクリーチャーを対象に取るため、
《卑怯》でそのクリーチャーを手札に戻すことができます。
そのため、《脂火玉》と組み合わせれば、
スピリットか秘儀呪文をプレイしてサーチしたカードを、
バウンス呪文として利用することが可能なのです。

《卑怯》を《死者の嘆き、崩老卑》にすれば、
エンチャント(クリーチャー)を除去として利用可能です。
ただ、《卑怯》も《死者の嘆き、崩老卑》も、能力がこちらにも影響するのが難点。
 
 
・《浪人の戦棍》&《双子エンジン》

《浪人の戦棍》は、装備したクリーチャーに+2/+1の修整を与える装備品です。
場に出たこちらのクリーチャーに勝手に装備されるという能力があります。
そのため、忍術と相性の良い装備品です。

この装備品、《双子エンジン》との相性も良いです。
まず《双子エンジン》に《浪人の戦棍》を装備させ5/5にし、攻撃します。
すると、5/5の双子トークンが戦闘に参加した状態で場に出て、
それに《双子エンジン》についている《浪人の戦棍》が装備されるのです。
結果、3/4《双子エンジン》と、7/6双子トークンで殴ることができ、
計10点のダメージをたたき出すことが可能となります。

《双子エンジン》は装備品との相性が良いですので、
このコンボを試す際には、他の装備品も色々入れておくと面白いことになりそうです。
どうも、とっくに日曜日が過ぎていたことにいまさら気付く恵徒です。
というわけで、さっそく。

毎週日曜日は、私の思いついたコンボを紹介する「今週のコンボ」です。
 
 
・《死蔵の世話人、死零》&《稲妻のコイル》

《死蔵の世話人、死零》は、パワーが1以下のクリーチャーが場から墓地に置かれるたび、
ターン終了時にそれらを場に戻す能力を持つクリーチャーです。
ずべらや《胆汁小僧》など、様々なカードとの相性が良く、
これでデッキを組もうと思う方もいるかと思います。

そんなあなたに、《死蔵の世話人、死零》と相性の良いもう1枚のカードを紹介します。
《稲妻のコイル》です。
クリーチャーが墓地に置かれてもすぐまた場に戻ってくるので、
何らかの、クリーチャーを生け贄に捧げるギミックがあれば、
すぐに《稲妻のコイル》の上に蓄積カウンターを5個乗せることができるでしょう。

さらに、これに《地核搾り》を加えると、
これを生け贄にするだけで、3つも蓄積カウンターを乗せることが可能です。
2ターンに一度、3/1を5体程度場に出せるようになるのは強力です。
 
 
・《怒りの涙》&《稲妻のコイル》

《怒りの涙》は、攻撃クリーチャー全てに、
攻撃クリーチャー1体につき+1/+0の修整を与えるソーサリーです。
ただし、その後、攻撃クリーチャーは全て生け贄に捧げられてしまいます。
大量のクリーチャーでの攻撃に合わせてプレイできれば強力ですが、
何らかの方法で防がれてしまうとこちらがピンチですので、
なかなか使い辛いカードといえます。

そこで、《稲妻のコイル》と組み合わせます。
これがあれば、《怒りの涙》でクリーチャーを生け贄に捧げても、
すぐ後続の攻撃クリーチャーを用意することができます。
また、《稲妻のコイル》で出て来たエレメンタルトークンの攻撃時に、
これをプレイしても強力でしょう。
5体の3/1トークンで攻撃する際に《怒りの涙》をプレイすれば、
こちらのトークンは全て+5/+0の修整を受け8/1になります。
攻撃が全て通れば40点のダメージです。

余談ですが、《稲妻のコイル》は
《尖塔の源獣》と組み合わせると面白そうな気がします。
6/1なので死にやすいですし、土地のある限り何度でも戻ってこられるため、
《稲妻のコイル》《怒りの涙》どちらとの相性も良いですので。
 
 
・《死蔵の世話人、死零》&《機械の行進》

《死蔵の世話人、死零》は、パワーが1以下のクリーチャーが場から墓地に置かれるたび、
ターン終了時にそれらを場に戻す能力を持つクリーチャーです。
ずべらや《胆汁小僧》など、様々なカードとの相性が良く、
これでデッキを組もうと思う方もいるかと思います。

そんなあなたに、《死蔵の世話人、死零》と相性の良いもう1枚のカードを紹介します。
《機械の行進》です。
これがあれば、様々なカードを使いまわすことが可能になります。
例えば、《旅人のガラクタ》で毎ターン土地をサーチしたり、
《黄鉄の呪文爆弾》で毎ターン2点ダメージを飛ばしたり、
《ひっかき爪》で毎ターン墓地を掃除しつつ、カードを引いたりすることができます。

これらカードは《工匠の直感》などでサーチできるため、
比較的コンボを組み立てやすいのが長所です。
また、何度もよみがえるブロッカーとしても使えます。
オリジェネ2攻略を検索しに来た人へ↓
《ttp://www.canter.jp/h-empire/retro/srw-og2/srw-og2.htm》
《ttp://www.geocities.jp/origene2/index.html》
 
 
 
毎週日曜日は、私の思いついたコンボを紹介する「今週のコンボ」です。

・《卑怯》&《兵員の混乱》

《卑怯》は、クリーチャーが呪文や能力の対象になるたび、
そのクリーチャーを手札に戻すエンチャントです。
クリーチャーを対象に取る能力を持つパーマネントと組み合わせれば、
相手のクリーチャーを封じ込めることが可能です。

そこで、今回は《兵員の混乱》と組み合わせてみます。
こちらがクリーチャーを場に出すだけで、他に余分なコストを必要としないで
相手クリーチャーを手札に戻すことができます。
交換は起こらないので、場に出したそのクリーチャーを
相手に奪われることはありません。

相手がクリーチャーを場に出しても
こちらのクリーチャーを手札に戻されてしまうのが難点ですが、
相手のクリーチャーに攻撃をさせない、という目的のために使うなら有効でしょう。
 
 
・《無情の碑出告》&《魂の絆》

《無情の碑出告》は、全てのプレイヤーに、
そのライフの半分に等しい値のダメージを与える能力を持つクリーチャーです。
相手のライフを一気に削ることができますが、
こちらのライフも思い切り削られてしまうのが難点です。

そこで、《無情の碑出告》に《魂の絆》をエンチャントしてしまいましょう。
これで、こちらのライフを減らさずにすむ上、
相手に与えたダメージの分だけライフを得ることが可能です。
また、能力の起動にマナを必要としないので、
《失われし夢の井戸》との相性もなかなかです。

このコンボは、相手のライフが少ない状態だと、あまり有効に働きません。
なので、できるだけ早めにこのコンボを発動できるようにした方が良いでしょう。

・《粗野な覚醒》&《沈黙の預見者、ウヨウ》&《月の守護神》

好きなだけのマナを生み出せるコンボです。
まず、場に《沈黙の預見者、ウヨウ》と《月の守護神》、
そして、土地を8枚以上用意します。

《粗野な覚醒》を、土地を全てアンタップさせるモードでプレイします。
そして、2マナと、そのマナを生み出しタップしている土地を二つ手札に戻すことで
《沈黙の預見者、ウヨウ》の能力を起動し、その《粗野な覚醒》のコピーをスタックに乗せます。

次に、《月の守護神》の能力で、《沈黙の預見者、ウヨウ》の能力の起動コストとして手札に戻した土地2枚をタップ状態で場に出します。
そうしたら、コピーの《粗野な覚醒》を解決し、全ての土地をアンタップするのです。

これを繰り返せば、《粗野な覚醒》の効果で何度でも土地をアンタップできますので、
好きなだけのマナを生み出すことが可能になります。
コンボの構成要素が多かったり、8マナ必要だったりと
色々問題がありますが、とりあえず無限マナコンボなので良いことにしましょう。
オリジェネ2攻略を検索しに来た人へ↓
《ttp://www.canter.jp/h-empire/retro/srw-og2/srw-og2.htm》
《ttp://apaka.hp.infoseek.co.jp/og/og2-1.txt》
(全7ページ。赤字部分を1〜7に書き換えることで他ページに飛べます)
 
 
 
毎週日曜日は、私の思いついたコンボを紹介する「今週のコンボ」です。
昨日のは、やらなかった先週分です。

あと、いいかげん更新が遅れることが多くなってきたので、
今週より更新日を「一週間に一度」ではなく「毎週日曜日」に戻し、
もう少しやる気を出せるようにしました。
 
 
・《自然の意志》&《炎叫びの杖》

《自然の意志》は、こちらのクリーチャーが戦闘ダメージを与えるたび、
与えた相手の土地を全てタップし、
こちらの土地を全てアンタップさせるエンチャントです。
戦闘ダメージを与える機会一度について1回誘発するので、
3体のクリーチャーが殴っても3回誘発することはありません。

これを複数回誘発させるためには、ダメージを与える機会を増やすしかありません。
つまり、《連続突撃》などで戦闘の回数自体を増やすか、
あるいは二段攻撃を利用するのです。
二段攻撃持ちのクリーチャーは2度ダメージを与えるため、
そのそれぞれで《自然の意志》の能力を誘発させます。
二段攻撃持ちのクリーチャーはそれほど数がいませんが、
《炎叫びの杖》があれば問題ありません。

ただ、相手の土地を2度タップしても意味は無いですし、
こちらの土地を2度アンタップしても、
アンタップ能力に対応してマナを出せば通常の3倍のマナが出ますが、
そのマナは戦闘フェイズ中しか使えないため、
あまり、複数回誘発させる利点はありません。
インスタントタイミングでプレイできるX呪文や、
複数回起動できる能力と組み合わせれば、役立つかもしれません。
 
 
・《夢への帰着》&《マイコシンスの格子》

《夢への帰着》は、全てのアーティファクトとエンチャントを、
そのオーナーの手札に戻すソーサリーです。
効果だけ見ると親和対策に使えそうなのですが、
5マナと重いためその目的に使われることは少なく、
さらに、今度から禁止カードのために、実質親和は使えなくなりましたので、
さらに使われる機会を失ったカードです。

これを何とかして使うには、《マイコシンスの格子》と組み合わせるのが良さそうです。
《マイコシンスの格子》の能力によって、
全てのパーマネントはアーティファクトになりますので、
《夢への帰着》の効果で手札に戻すことが可能になります。
つまり、全てのパーマネントを手札に戻す、《激動》のように使えるのです。

《夢への帰着》も《マイコシンスの格子》もどちらも重く、
さらに、現環境には《サイカトグ》や《ゾンビの横行》のような
組み合わせて強力なカードがあるわけではないので、
このコンボを有効に活用するのは難しいかと思います。
アーティファクト多めのデッキに入れて、
《肉体を継ぐ者》と組み合わせると面白そうな気もしますが、たぶん気のせいです。
 
 
・《悪忌の略奪者》&《血塗られしもの、死祭》

《悪忌の略奪者》は、土地が墓地に置かれるたびに
+1/+0の修整を受けるクリーチャーです。
土地破壊デッキとの相性が良さそうですが、
一度に受ける修整が小さいためか、あまり使われないようです。

そこで、一気に土地を生け贄に捧げ、一気に強化しましょう。
土地を生け贄にする手段は色々ありますが、
今回は《血塗られしもの、死祭》を利用します。
好きな数だけの土地を生け贄にできるので、
例えば5枚の土地を生け贄に捧げ、《悪忌の略奪者》を7/1にした上で、
5/5の《血塗られしもの、死祭》を場に出すことが可能です。
赤いデッキなら、火力で直接相手のライフを削ることもできるので、
相手にブロッカーがいなければ、瞬殺することも不可能ではないでしょう。

《集団恐慌》や《稲妻のすね当て》などで、
《血塗られしもの、死祭》に速攻を与えられればより強力でしょう。
特に《稲妻のすね当て》なら、《血塗られしもの、死祭》を除去されて
生け贄に捧げた土地を無駄にしなくてすむのでいい感じです。
オリジェネ2攻略を検索しに来た人へ↓
《ttp://www.canter.jp/h-empire/retro/srw-og2/srw-og2.htm》
《ttp://apaka.hp.infoseek.co.jp/og/og2-1.txt》
(全7ページ。赤字部分を1〜7に書き換えることで他ページに飛べます)
 
 
さて、何週間か更新していなかった恵徒です。
原因は、やはりオリジェネ2です。まだ2週目が終わらない。
3週目以降ももちろんやるつもりなので、まだ更新頻度を増やす予定はありません。
あらかじめご了承くださいませ。

といっても、さすがに「今週のコンボ」をほおっておくと、
何週分も溜まってあとから面倒になるので、今のうちに更新しておきます。
今日は先週の1回分のみ。明日にでも今週分を更新します。
 
 
・《電結の破壊者》&《ペンタバス》

《電結の破壊者》は、接合と、
他のアーティファクトが場に出るたびに、
この上に+1/+1カウンターを乗せるという能力を持つ
アーティファクト・クリーチャーです。
アーティファクトが多めのデッキならそこそこ大きく成れるでしょうが、
元が4マナ2/2と小さいことからか、あまり使われません。

そこで、これを超巨大化させてやりましょう。
《ペンタバス》の能力と組み合わせるのです。
《ペンタバス》の能力を利用すれば、
ペンタバイトトークンを場に出したり引っ込めたりできますので、
マナのある限り《電結の破壊者》を強化することができます。
1ターンにつき+2/+2くらいは十分可能でしょう。

相手にブロッカーが居ても、巨大化した《電結の破壊者》をどうにかして墓地に置き、
《ペンタバス》にカウンターを乗せることで、ペンタバイトを量産し殴れるのが長所。
また、《電結の破壊者》は《起源室》との相性が良いので、
電結ウィニーなんて組む場合には、《起源室》を入れても面白そうです。
 
 
・《華麗なる簪》&《太陽の拳》

《華麗なる簪》は、相手のライブラリートップのカードを取り除き、
そのターン中だけ、そのカードをプレイできるようにするアーティファクトです。
ただ、カードのプレイにはきちんとマナが必要になりますので、
こちらと相手のデッキの色が同じでないと、
取り除いたカードが土地でも無い限り、プレイできないのが問題です。

そこで、取り除いたカードが何でもプレイできるように、
《太陽の拳》と組み合わせてしまいましょう。
これなら、5色のマナさえあれば、
どれだけ重いカードでも、どのような色のカードでも
プレイすることができるようになります。
5色のマナが出るなら、《太陽の拳》がなくても普通にプレイできるのでは、
とも思えますが、《太陽の拳》をわざわざ経由することで、
どれだけ色拘束のきついカードでもプレイできるようになるという長所があります。

ただ、やはり《華麗なる簪》の起動コスト+《太陽の拳》の代用コスト
=5色のマナを含む7マナ と、非常に重めなのが難点です。
《春の鼓動》などでどうにかしなければならないでしょう。
 
 
・《筆鬣の獏》&《嵐の種父》

《筆鬣の獏》は、スピリットか秘儀の呪文をプレイするたび気が溜まり、
その気を好きなだけ使うことで、
使った気の数に等しいマナ・コストのクリーチャー1体を
手札に戻す能力を持つクリーチャーです。

これと1マナのスピリットを組み合わせると、ループを形成することができます。
まず、1マナスピリットをプレイします。
すると、《筆鬣の獏》に気が1つ溜まりますので、
それを消費して、さきほどプレイした1マナスピリットを手札に戻します。
これを繰り返せば、毎ターン、1マナスピリットを
場に出したり戻したりが可能になるのです。
あとは「スピリット呪文か秘儀呪文をプレイするたび」という
能力を持ったカードと組み合わせれば、面白いことができるでしょう。
例えば、《嵐の種父》と組み合わせると、
毎ターン2マナで1枚カードを引くことが可能になります。

《筆鬣の獏》が重めなのが難点ですが、
うまくまわればなかなか面白いことになりそうです。
さて、ようやくオリジェネ2の1週目をクリアしました。現在2週目。

ところで、前回の日記のせいか、オリジェネ2の攻略の検索に
よく引っかかるようになりましたが、うちにそんなモンはありません。
というわけで、別のところで調べてください。はい。

一応、知っている攻略系記事を挙げてみると、

《ttp://www.canter.jp/h-empire/retro/srw-og2/srw-og2.htm》「比類なき帝国」
《ttp://apaka.hp.infoseek.co.jp/og/og2-1.txt》

があります。
1つ目は普通の攻略サイトです。
シナリオ攻略は14話まで(2月19日現在)しかありませんが、
ストーリーの流れも書かれているため、
どんな感じで話が進んでいるのかわからなくなった方にもお奨め。
2つめはステージの攻略ではなく、
隠しユニットだとか、要するにTIPSみたいな物が書かれています。
多少のネタバレを含みますので注意。
また、これは全部で7ページあります。
赤い数字の部分を1〜7のいずれかに書き換えて、飛んでください。
 
 
 
さて、ここからは完全にマジックの話題です。
毎週一度、私の思いついたコンボを紹介する「今週のコンボ」です。
 
 
・《姥の仮面》&《テフェリーの細工箱》

《姥の仮面》は、プレイヤーがカードを引くたびそのカードをゲームから取り除き、
その1ターンのみプレイできるようにするアーティファクトです。
つまり、引いたカードはそのターン中にしかプレイできなくなります。
そのため、大量ドローやパーミッションの対策に使うことが可能です。
ただ、《姥の仮面》を場に出す前からあった手札には何の影響も無いので、
相手が手札に打消しを隠し持っていたりすると、
うまく相手の隙を付いて《姥の仮面》を出せたとしても、
期待通りに働かないこともあるかと思います。

そこで、《テフェリーの細工箱》と組み合わせてみます。
これと《姥の仮面》が場にあれば、
相手の手札に打消しがどれだけあったとしても、
それらをライブラリーボトムに流すことができます。
その上、手札を一気に削ることもできるのです。
当然、こちらも影響を受けますが、
手札を使い切るクリーチャーデッキであれば、別に問題は無いでしょう。

マナを出せるデッキにこのコンボを搭載する場合、
《あざみの使い魔、明日歌》を一緒に入れて
こちらのみカードを手札に加えられるようにすると、面白そうな気がします。

・《死蔵の世話人、死零》&《墓穴までの契約》

《死蔵の世話人、死零》は、
こちらの、パワーが1以下のクリーチャーが墓地に置かれるたび、
ターン終了時にそれら全てを場に戻すことのできるクリーチャーです。
パワーが1のクリーチャーには、《胆汁小僧》など、
自身を生け贄に捧げて起動する能力を持つものが多いので、
そういったクリーチャーと組み合わせると有用そうです。

もし、そのギミックを利用したデッキを組む場合、
《墓穴までの契約》を併用すると面白いでしょう。
こちらのクリーチャーが墓地に置かれるたびに
相手のクリーチャーを除去できるので、
組み合わせると、毎ターン、クリーチャー除去をすることができるのです。
《死蔵の世話人、死零》の能力を利用するのにマナはかからないため、
こちらの展開が阻害されないのが長所です。

ただ、《墓穴までの契約》がトリプルシンボルなので、
黒単でないと非常に使いづらいでしょう。
まあ、《胆汁小僧》や《ボトルのノーム》など
黒単で使えるクリーチャーは色々ありますので、
試してみると面白そうが気がします。
 
 
・《死蔵の世話人、死零》&《電結の回収者》

で、その《死蔵の世話人、死零》の能力は、
墓地に置かれた時にパワーが1以下であればいいので、
パワーが2以上のクリーチャーでも、
パワーを1以下にしてから墓地に落とせば場に戻ってきます。

そのため、《電結の回収者》の能力を使いまわすことも可能です。
毎ターン、2枚までの墓地のアーティファクトをライブラリーの上に戻し、
これ自体も場に戻ってくるのです。
《上天の呪文爆弾》などと組み合わせれば防御に使えますし、
毎ターン《黄鉄の呪文爆弾》でダメージを与えていってもいいでしょう。

他にも、《電結の荒廃者》を《死蔵の世話人、死零》と組み合わせ、
毎ターン他のアーティファクト・クリーチャーを強化してもいいでしょう。
《死蔵の世話人、死零》と相性の良いカードはまだまだあるでしょうから、
他にも面白いコンボをすることができるかと思います。
毎週一度、私の思いついたコンボを紹介する「今週のコンボ」です。
 
 
・《霧刃の忍び》&《起源室》

《霧刃の忍び》は、相手に戦闘ダメージを与えると、
そのプレイヤーのコントロールするクリーチャー1体を手札に戻せる忍者です。
忍術コストが青1マナだけで済むので、忍術を利用しやすいのが長所。

今回は、その軽い忍術コストを利用します。
まず、手札に《霧刃の忍び》を2枚持っておきます。
そして、なんとかこちらのクリーチャーの攻撃を通し、
忍術を使い《霧刃の忍び》を場に出します。
これは攻撃クリーチャーとして場に出るので、
それをコストに使い、手札の《霧刃の忍び》を忍術で場に出すことができます。
これを繰り返し、2体の《霧刃の忍び》を忍術で
手札と場の間を行ったり来たりさせれば、
「場に出たとき」の能力を、青マナのある限り連続利用することが可能なのです。
そのため、このとき《起源室》が場にあれば、
青マナの数だけのマイアトークンを場に出せます。

《侵入警報》と《極楽鳥》を併用すれば、
無限に「場に出たとき」の能力を利用可能です。
何か、面白いデッキが組めるかもしれません。
 
 
・《卑血の芙巳子》&《侍の御大将、武野》

《卑血の芙巳子》は、相手クリーチャーを強制的に攻撃させる能力と、
攻撃クリーチャーの数に等しい武士道を持つクリーチャーです。
相手の攻撃クリーチャーの数も武士道に数えるため、
赤のクリーチャーなのにブロッカーに向いています。

今回のコンボでは、そんな《卑血の芙巳子》を攻撃に役立てることもできます。
攻撃クリーチャーの数だけの武士道を持つので、
《侍の御大将、武野》が場にあれば、
攻撃クリーチャーの数だけ+1/+1の修整を受けられるのです。
例えば、《卑血の芙巳子》を含めた3体のクリーチャーで攻撃すれば、
《卑血の芙巳子》は+4/+4の修整を受け7/6となります。
もしこれがブロックされれば、11/10の巨大クリーチャーになれるのです。

もちろん、《卑血の芙巳子》が防御にまわっても巨大化できます。
相手がトークンを大量に出して攻撃したところで、
巨大化した《卑血の芙巳子》を《手綱取り》で投げる、
とかできたら面白そうな気もします。
 
 
・《熱を帯びた夢、萬迩智》&《金屑ワームの鎧》

《熱を帯びた夢、萬迩智》は、2マナで全てのクリーチャーの
パワーとタフネスを入れ替える能力を持つクリーチャーです。
パワーが0のクリーチャーを除去することもできますし、
タフネスを上げる効果を利用した後この能力を起動することで、
パワーを高めることもできます。

タフネスを上げる分かりやすい方法には《金屑ワームの鎧》があります。
+0/+6の修整を与えるこの装備品は、
《夢を帯びた夢、萬迩智》の能力を起動した後では、
+6/+0の修整を与えることになります。
これだけパワーを上げる装備品は他にありません。
《金屑ワームの鎧》も《夢を帯びた夢、萬迩智》もパーマネントなので、
毎ターン能力を起動して+6/+0させることができるのが長所です。

他にも、《魂込めの円月刀》などでも、
タフネスを高めることができるため、同じようなことができますし、
《儀仗兵》のようなタフネスをパンプアップできるクリーチャーと組み合わせると、
パワーをパンプアップすることができるようになります。
毎週一度、私の思いついたコンボを紹介する「今週のコンボ」です。
先週分を忘れてたので、今回は先週&今週分の6つのコンボを紹介します。
 
 
・《猫手》&《浪人の崖乗り》

《猫手》は、装備したクリーチャーがダメージを与えるたび、
クリーチャーにダメージを与えたのなら、それを《猫手》が場にある限り寝かせておき、
プレイヤーにダメージを与えたのなら、そのライフを1点削るという装備品です。
この能力は戦闘ダメージでなくても誘発するので、
《ヴァルショクの魔術師》のようなダメージを飛ばせるクリーチャーに装備させると、
相手の好きなクリーチャーを選んでタップさせることができます。

今回は《浪人の崖乗り》と組み合わせてみます。
攻撃に参加するたびに防御側のクリーチャー全てにダメージを与えられるので、
これに《猫手》を装備すれば、相手クリーチャー全てを
攻撃のたびにタップすることが出来ます。
しかも、そのまま《浪人の崖乗り》の攻撃が通るので、
相手のライフを削ることも一緒に出来ます。

《浪人の崖乗り》が5マナと重めなのが難点ですが、うまく決まれば非常に強力でしょう。
《浪人の崖乗り》と《猫手》を守る手段があるとなお良いです。
 
 
・《木っ端みじん》&《マイアの土地刻み》

《木っ端みじん》は、アーティファクト1個をゲームから取り除き、
そのコントローラーのライブラリー、手札、墓地から同じカードを
全て取り除くことの出来るソーサリーです。

このカード、《マイアの土地刻み》と組み合わせると面白いことが出来ます。
《マイアの土地刻み》で相手の土地をアーティファクトにし、
それを《木っ端みじん》で取り除けば、
相手ライブラリーの中からその土地を全て取り除くことが出来るのです。
基本地形でも全て抜き取れるのは、なかなかかと。

既に場にある土地には影響がないので、
土地破壊で攻めつつこのコンボを狙うのが良いでしょう。
うまく決まれば、相手は非常に厳しい状況になると思います。
 
 
・《松族の狙撃手》&《空飛ぶ絨毯》

《松族の狙撃手》は、クリーチャーにダメージを与えるたび、
そのクリーチャーを1ターン寝かせておける能力を持つクリーチャーです。
飛行を持つクリーチャーにダメージを飛ばす能力もあるので、
飛行を持つクリーチャーなら、ずっとタップし続けることが出来ます。

さらに、これと《空飛ぶ絨毯》を組み合わせれば、
元々飛行を持たないクリーチャーでもずっと寝かせておくことが出来ます。
《空飛ぶ絨毯》は相手クリーチャーにも飛行を与えられるので、
《空飛ぶ絨毯》で無理矢理空に飛ばしてから
それを《松族の狙撃手》で打ち落とせばいいのです。

除去の出来ない緑単色デッキでも、相手クリーチャーを無効化できるコンボです。
《空飛ぶ絨毯》が若干重いですが、そこは緑、なんとかマナを溜めましょう。
 
 
・《よじれた忠義》&《落とし子の穴》

《よじれた忠義》は、1ターンだけ、相手のクリーチャーのコントロールをこちらが、
こちらのクリーチャーのコントロールを相手が得るソーサリーです。
それらのクリーチャーはターン終了時まで速攻を得ます。
交換ではないのでこちらにクリーチャーがいなくても効果を発揮します。
そのため、ノンクリーチャーデッキでは《暴動》のように使うことも可能です。

クリーチャーデッキでも、《落とし子の穴》と組み合わせるといい感じです。
奪った相手クリーチャーを、全て《落とし子の穴》で生け贄に捧げ、
こちらの落とし子トークンに変換してしまいましょう。
そうすれば、相手のクリーチャーを全て除去した上で、
2/2のクリーチャーを何体か場に追加することが出来るのです。

《落とし子の穴》でなく《血塗られしもの、死祭》でも似たようなことが出来ますが、
《落とし子の穴》なら余分なマナがかからない点で有効です。
 
 
・《オーラのとげ》&《狐の賢者、秋之尾》

《オーラのとげ》は、エンチャントに、
そのコントローラーに2点のダメージを与えさせるインスタントです。
さらに、クリーチャーについているエンチャントは、
その付いているクリーチャーに2点のダメージを与えます。
本殿デッキなど、大量にエンチャントを使うデッキ相手には有効でしょう。

これは、《狐の賢者、秋之尾》と組み合わせて能動的に活用することも出来ます。
こちらのエンチャント(クリーチャー)を相手クリーチャーに移し変え、
それから《オーラのとげ》をプレイすれば、
そのクリーチャーに、付いているエンチャント×2点のダメージを与えられるのです。
大量にエンチャント(クリーチャー)を場に出せれば、
相手の小型クリーチャーを一気に除去したり、
大型クリーチャーを破壊することも可能なのです。

問題は、エンチャントのコントローラーは変わらないため、
あまりエンチャントを場に出しすぎると、
自分が大ダメージを受けてしまうという点と、
この方法でクリーチャーを除去できた場合、
付いていたエンチャントまで墓地に落ちてしまうという点です。
色々弱点があるコンボですが、その辺は各自なんとかしてください。
 
 
・《梅澤俊郎》&《花火破》

《梅澤俊郎》は、相手クリーチャーが墓地に置かれるたび、
墓地にあるインスタントをプレイできるようにするクリーチャーです。
この方法でプレイされたカードが墓地に置かれる場合、
代わりにゲームから取り除かれてしまいますので、
インスタントの除去を何度も連続でプレイする、ということは出来ません。

ただし、プレイされてすぐに墓地に行かないカードなら、話は別です。
例えば、手札に《花火破》1枚のみがあったとして、
その状態でプレイした《花火破》は、手札に戻り、その後墓地に置かれます。
しかし、一度別の領域に移っているので《梅澤俊郎》の能力で
墓地から取り除かれることはありません。
そのため、これで相手クリーチャーを除去できた場合は、
続けて《花火破》を連続でプレイできるのです。

《花火破》のマナ・コストが3マナと、まわし続けるには重いため、
土地の溜まる後半でないとうまく機能しないでしょう。
エクステンデッドであれば《夜景学院の使い魔》などで
コストを軽減できるのでいいのですが、
スタンダードだとこのコンボの実現は難しそうです。
22日の分を23日に書く者、恵徒です。
さて、今回の更新は神河謀叛カード私見ではなく、
毎週一度、私の思いついたコンボを紹介する「今週のコンボ」です。
神河謀叛のフルスポイラーも出たことですし、
神河謀叛入りコンボをいくつか紹介します。
 
 
・《星の揺らぎ》&《来世への旅》

《星の揺らぎ》は、各プレイヤーの手札、墓地、場にある全てのカードを
ライブラリーに戻させ、それからカードを7枚引かせ、
ライフを7点にするソーサリーです。
まあ要するに、ライフを7点にしてゲーム開始時の状態に戻すわけです。
10マナと重い分なかなか豪快な効果ですが、
どう使うのか、と問われるとなかなか答えられない微妙なカードです。

そんな問いの解答の1つが《来世への旅》です。
《星の揺らぎ》はゲーム外のカードまではライブラリーに戻しませんので、
あらかじめ《来世への旅》でクリーチャーをゲームから取り除き、
それから《星の揺らぎ》をプレイすることで、何も無くなった場に
+1/+1カウンターの乗ったクリーチャーが帰ってくることになります。
相手のライフは7点になってますので、
あとは2、3ターンも殴れば勝つことが出来るでしょう。

1ターンに10マナ出せるようにしなければならないのが最大の難点です。
ウルザ地形や《春の鼓動》を利用すれば
何とかなるかもしれませんが、それでも難しいでしょう。
なお、《来世への旅》の代わりに《黄昏の守護者、秘加理》と秘儀を使っても良いかと。
 
 
・《奪われし御物》&《鏡の画廊》

《奪われし御物》は、これ以外のパーマネント1つに
神性カウンターを乗せる能力を持つアーティファクトです。
神性カウンターの乗ったパーマネントは、破壊されなくなります。
フィニッシャーやコンボパーツを破壊されないようにするのに使えそうですが、
《奪われし御物》は自身にカウンターを乗せられないため、
これが破壊される危険性があります。
これが場に無ければ神性カウンターは何の意味もありません。
これを2枚場に並べられれば、
互いにカウンターを乗せあって破壊されないようにも出来ますが、
伝説のアーティファクトですので複数枚場に出すことは出来ません。

《鏡の画廊》が場にあるなら、別ですけれど。
レジェンド・ルールを無視できる《鏡の画廊》があれば、
何の問題も無く《奪われし御物》を2枚場に出せます。
あとは《奪われし御物》の能力を互いに起動すれば
どちらも破壊されなくなるのです。

問題は、3枚並べきった後で《鏡の画廊》が破壊されると、
状況起因効果により、《奪われし御物》が2枚とも墓地に置かれてしまうことです。
《鏡の画廊》を破壊されなくしてから2枚目の《奪われし御物》を場に出しましょう。
 
 
・《夢の宝珠》&《塵を飲み込むもの、放粉痢》

《夢の宝珠》は、パーマネントが場に出る際、
通常アンタップ状態で場に出るものを、
タップ状態で場に出るようにするアーティファクトです。
昔《宿命》なんて物がありましたが、それのアーティファクト版といえます。
土地もタップ状態で場に出るので、相手の展開を遅れさせる役に立つかと思います。

かつての《宿命》と同じように、これも、
パーマネントをアンタップさせないカードと相性の良いカードです。
《宿命》の場合は《停滞》と一緒に使われていましたが、
《夢の宝珠》の場合、《塵を飲み込むもの、放粉痢》と一緒に使うと強力かと思います。
《塵を飲み込むもの、放粉痢》の能力では、
新たに場に出した土地からマナを出されることを止められませんので、
《ショック》などをプレイされて
《塵を飲み込むもの、放粉痢》を除去される危険性がありますが、
《夢の宝珠》を置けばその問題を解決できます。

こちらの土地もタップ状態で場に出るので、
そこをどうにかする方法が必要そうです。
また、親和相手であれば《塵を飲み込むもの、放粉痢》ではなく
《忌みの像》でも有効でしょう。
毎週一度、私の思いついたコンボを紹介する「今週のコンボ」です。
 
 
・《大霊堂の戦利品》&《師範の占い独楽》

《大霊堂の戦利品》は、指定したカードが出るまでライブラリーを上からめくっていき、
出たらそれを手札に加えるインスタントです。
ただし、それまでにめくったカードの枚数分だけのライフを失います。
運が悪ければこれ1枚だけで負けることも
十分有り得るために、あまり使われてはいません。

そこで、これを使ってもライフをそれほど失わないように工夫してみます。
《師範の占い独楽》を使うのです。
これでライブラリーの上3枚を見て、必要なカード1枚を3枚中一番下におきます。
それからそのカードを指定して《大霊堂の戦利品》をプレイすれば、
欲しいカードを2点のライフロスで手に入れられると共に、
要らないカードをライブラリーの上から取り除いてしまうことが出来ます。
必要なカードをより早く手に入れることが出来るのです。

ライブラリーを切り直せるカードを併用すれば、
より《師範の占い独楽》を有効活用できるでしょう。
フォーマットを考えないなら《長期計画》と組み合わせても良いかと。
 
 
・《工匠の直感》&《師範の占い独楽》

コンボじゃなくて単なるシナジーな気もしますが、数合わせのために一応紹介。

《工匠の直感》は、青1マナを支払い
アーティファクト・カードを手札から捨てることで、
マナ・コストが1マナ以下のアーティファクト1枚を
ライブラリーからサーチする能力を持つエンチャントです。
サーチできる対象が限定されていますが、
「ほぞ」デッキなどで活躍しているようです。

さて、このカードは、軽いコストでライブラリーを切り直せます。
よって、《師範の占い独楽》との相性が抜群です。
《師匠の占い独楽》を起動しているうちに
ライブラリーの上に溜まった要らないカードを、
《工匠の直感》を起動することでライブラリー全体に散らすことが出来るのです。
これによって、《師匠の占い独楽》がより使えるようになります。

《工匠の直感》で《師匠の占い独楽》をサーチできるのも長所です。
……もしかすると既に周知の組み合わせかもしれませんが、
ネタが無いのでどうかご勘弁ください。
 
 
・《戦線維持》&《崇高なる目的》

《戦線維持》はブロックに参加しているクリーチャーに
+7/+7の修整を与えるインスタントです。
どうしても防御にしか使えないため評価は低いですが、
組み合わせるカードによっては非常に強力になります。

その1つが《崇高なる目的》です。
与えた戦闘ダメージの値に等しいだけのライフを得られるため、
相手の攻撃クリーチャーをこちらのクリーチャー何体かでブロックし、
《戦線維持》をプレイすれば大量のライフを得られます。
1/1のクリーチャー3体で相手クリーチャーをブロックしたとしても、
このコンボを使えば8×3=24点のライフを得られます。

ぎゃざ誌に《ほつれた血管》とのコンボが紹介されていましたが、
《崇高なる目的》は先に場に出して置けるので、
相手ターンに残しておかなければならないマナが
《戦線維持》分の3マナだけで済み、
白単でも使用できる、という点でこちらの方が融通が利きます。
毎週一度、私の思いついたコンボを紹介する「今週のコンボ」です。
 
 
・《崇拝》&《臣下の義務》

《崇拝》は、クリーチャーをコントロールしている限り
ダメージでは死ななくなるというエンチャントです。
死ににくいクリーチャーをコントロールできれば
相手の直接火力やクリーチャーの攻撃で負けることはなくなりますが、
クリーチャーを火力で除去されてしまうと《崇拝》の効果はなくなるため、
できるだけクリーチャーを除去されないようにしたいところです。

そこで、《臣下の義務》と一緒に使いましょう。
伝説のクリーチャーをコントロールしていれば、
そのクリーチャーに与えられるダメージを
こちらが肩代わりすることが出来ます。
こちらは、いくらダメージを受けても《崇拝》で死ななくなるので問題ありません。
これで、ブロックを気にすることなく
こちらのクリーチャーで殴ることもできるようになります。

ただ、ダメージ以外からこちらのクリーチャーを守ることは出来ませんので、
相手がバーンやステロイドのようなデッキでなければ少々使い難いかと。
 
 
・《巻物の君、あざみ》&《統制のオーラ》

《巻物の君、あざみ》は、ウィザードをタップすることで
カードを1枚引くという能力を持つクリーチャーです。
ウィザードデッキに入れれば大量ドローが望めそうですが、
ウィザードは総じて貧弱ですので、
《巻物の君、あざみ》を場に出す前に除去されてしまう危険性もあります。
かといって、ウィザードデッキ以外に入れると
自分をタップして1枚引くしか出来なくなってしまいます。

そこで、《統制のオーラ》を利用します。
これを《巻物の君、あざみ》にエンチャントすれば、
1マナ支払い他のクリーチャーをタップすることで
《巻物の君、あざみ》をアンタップ出来るので、
実質、クリーチャーを1体タップし1マナ支払えばカードを引けることになります。

《巻物の君、あざみ》がいなくても《統制のオーラ》を活用できるように、
なにかタップ能力を持つクリーチャーを他に入れておくのが良いでしょう。
《思考の急使》とか、《鏡割りのキキジキ》とか。
 
 
・《骨齧り》&《ファイレクシアの疫病王》

《骨齧り》は、タップしネズミを生け贄に捧げることで、
コントロールしているネズミの数だけ新たに
ネズミを生み出すことが出来るクリーチャーです。
しかし、所詮は1/1のネズミ。
あまり大きなクリーチャーを相手に並べられると、
数が多くても太刀打ちできないこともあるかと思います。

そこで、《ファイレクシアの疫病王》に応援を頼みます。
この能力でネズミを生け贄に捧げれば-1/-1の修整を与えることが出来ますので、
相手の巨大クリーチャーをネズミ数体でブロックした後生け贄に捧げることで、
通常なら除去できないほどの大きさのクリーチャーを除去することも可能です。
また、戦闘に参加しない《大霊堂の信奉者》のようなクリーチャーを
除去する手段としても役立つでしょう。

《骨齧り》と幾体かのネズミがいないとこのコンボは出来ませんが、
《ファイレクシアの疫病王》はそれ単体でも強力ですので、
ネズミデッキに除去が欲しいなら試してみる価値はあるかと思います。
毎週一度、私の思いついたコンボを紹介する「今週のコンボ」です。
 
 
・《レオニンの従者》&《上天の呪文爆弾》

《レオニンの従者》は、場に出たときに墓地のアーティファクトを1枚回収できます。
ただし、回収するアーティファクトは1マナ以下でなくてはなりません。
そのため、各種呪文爆弾や《旅人のガラクタ》などを回収することが多いようです。

このコンボも、呪文爆弾の1つ《上天の呪文爆弾》を使います。
普通に対戦相手のクリーチャーを手札に戻してもいいでしょうが、
今回はこれで《レオニンの従者》を手札に戻します。
そして、また場に出して《上天の呪文爆弾》を回収、
《レオニンの従者》を手札に戻すということを繰り返せば、
《上天の呪文爆弾》に場と墓地を行ったり来たりさせたり、
《レオニンの従者》に場と手札を行ったり来たりさせたりできます。

あとは、《大霊堂の信奉者》がいればライフを削れますし、
《レオニンの古老》がいればライフを得られます。
《兵員の混乱》を場に出しておけば、
相手に奪われた《レオニンの従者》を《上天の呪文爆弾》で手札に戻すことで、
相手のクリーチャーを一方的に奪い続けることも可能です。
 
 
・《ラースの死の奈落》&《悪忌の石炭投げ》

《ラースの死の奈落》は、クリーチャーがダメージを与えられる度に、
そのクリーチャーを破壊するエンチャントです。
1点のダメージでも与えさえすれば破壊可能なので、
《微震》などと組み合わせると全体除去が出来ます。

今回は、《悪忌の石炭投げ》とこれを組み合わせることで、
クリーチャーデッキで《ラースの死の奈落》を活用できるようにします。
普通の戦闘なら、ダメージはこちらと相手のクリーチャーに同時に与えられるため、
どちらも墓地におかれてしまいます。
しかし、《悪忌の石炭投げ》でこちらのクリーチャー全てに先制攻撃を与えれば、
相手のクリーチャーに先にダメージを与え、
一方的に相手クリーチャーの除去が可能になります。

《ラースの死の奈落》が5マナと重いため、
クリーチャーデッキと根本的に合わないのが難点です。
《粗野な覚醒》やトークン生産器などと組み合わせる方がいいかもしれません。
 
 
・《戦争の精霊》&《電離の嵐》

《戦争の精霊》は、相手にダメージが与えられるたび、
そのダメージの値に等しい数の+1/+1カウンターが上に乗るクリーチャーです。
ただし、場に出す前に対戦相手にダメージを与えていないと、即刻生け贄に捧げられます。
3マナで元が1/1と小さいですが、うまく扱えれば強力でしょう。

そんな《戦争の精霊》と《電離の嵐》は相性がよいです。
まず何らかの方法で対戦相手にダメージを与え、
《戦争の精霊》に+1/+1カウンターを乗せます。
そうすれば、そのカウンターをコストに《電離の嵐》で対戦相手にダメージを与えることで
《戦争の精霊》にカウンターが2個乗り、
また《電離の嵐》を起動できるようになります。
これを繰り返すことで、《戦争の精霊》を大きくしつつ
対戦相手にダメージを与え続けることが出来るようになるのです。

《戦争の精霊》の攻撃を通すために《電離の嵐》でクリーチャーを除去することも出来、
うまく回ればなかなか強力そうな気がします。
ただ、《電離の嵐》では大型クリーチャーを除去できないため、
そのあたりをどうにかする工夫が必要そうです。
毎週一度、私の思いついたコンボを紹介する「今週のコンボ」です。
これまでは日曜日更新でしたが、日曜日に更新できないことが多くなってきたので、
1週間に一度ということにしました。でも、基本的には日曜日に更新します。
 
 
・《殉教の鐘》&《黄昏の守護者、秘加理》

《殉教の鐘》は、アップキープの開始時に、こちらのクリーチャー1体を、
こちらのコントロールするクリーチャーの数だけ強化するアーティファクトです。
ただし、強化されたクリーチャーはターン終了時に生け贄に捧げられます。
クリーチャーを多く並べられるデッキなら+3/+3くらいは可能でしょうから、
生け贄に捧げるというデメリットさえどうにかできれば悪くないカードでしょう。

そこで、《黄昏の守護者、秘加理》を使います。
《殉教の鐘》で《黄昏の守護者、秘加理》を強化した後、
生け贄に捧げる前にスピリットか秘儀の呪文をプレイし
《黄昏の守護者、秘加理》を場から取り除いてしまえば、
《殉教の鐘》で生け贄に捧げる必要はなくなりますので、
何度でも《殉教の鐘》の効果を利用することが出来るようになります。

《黄昏の守護者、秘加理》と《殉教の鐘》がいつも揃うとは限りませんので、
《創造の標》などのようなトークン生成カードを入れ、
《殉教の鐘》を無駄にしないようにデッキを組むといいかもしれません。
 
 
・《洞察力の花弁》&《見張る者の目》

《洞察力の花弁》は、5マナでカードを3枚引くソーサリーです。
ただし、引くカード3枚が気に入らなければ、それら全てをライブラリーの底において
もう一度プレイしなおすことが出来るようになります。

この、プレイしなおせるという点を利用して、《見張る者の目》と組み合わせてみます。
プレイするごとに、《洞察力の花弁》を解決する前に占術2を行うことが出来ますので、
《洞察力の花弁》で引くカードをより選別できるようになります。
占術2であらかじめ要らないカードを底におけるので、
引くカードをいい物だけにしやすくなるのです。

ただ、これをするためには合計6マナもかかってしまうのが問題です。
マナ・ソースを何枚か入れてないと、結構無理なコンボです。
 
 
・《金之尾師範》&《今田の旗印》

《金之尾師範》は、クリーチャー1体を侍にする能力を持つクリーチャーです。
侍になったクリーチャーは武士道1を持つようになります。

《金之尾師範》は伝説のクリーチャーですので、
この能力を利用して《今田の旗印》を強力にすることが出来ます。
こちらのクリーチャーを侍にすれば、
《今田の旗印》で+1/+1の修整を受けられるのです。
それが白なら、さらに+1/+1です。
さらに武士道も付くので、戦闘においては、
たったの2マナで最大+3/+3の修整を与えられるようなものです。

白ウィニーに入れても《金之尾師範》の能力を起動している暇がないかもしれません。
ですが、普通に《金之尾師範》に装備して殴っても強力でしょうから、
相手にブロッカーが出てきたときなどに起動するのが良いでしょう。
12日の分の今回で、穴埋め編は終了となります。

・《電離の嵐》&《苦痛の鉤爪》

《電離の嵐》は、コントロールするパーマネントの上の蓄積カウンターを取り除くことで
対象に2点のダメージを与えることの出来るエンチャントです。
これ自体に蓄積カウンターを乗せる能力はないので、
何か別のカードを使って蓄積カウンターを補充する必要があります。

そこで、《苦痛の鉤爪》と一緒に使います。
《苦痛の鉤爪》に乗ったカウンターをコストに
《電離の嵐》でプレイヤーにダメージを与えれば
《苦痛の鉤爪》にカウンターが1個乗りますので、
その乗ったカウンターでまたダメージを与えれば、ずっとループしていきます。
カウンターの残量を気にすることなくプレイヤーにダメージを与えられるのです。

クリーチャーにダメージを与えても《苦痛の鉤爪》にカウンターは乗りませんので、
クリーチャーの除去手段は別に必要になるでしょう。
また、ループの最初にカウンターが1つ必要になるので、
《ミラディンの核》などで用意する必要がありそうです。
 
 
・《嵐の種父》&《花の神》&《魂無き蘇生》

《嵐の種夫》は、秘儀呪文かスピリット呪文をプレイすると
カードを1枚引くことの出来る能力を持つクリーチャーです。
なので、何らかの方法で秘儀あるいはスピリットをプレイし続けられれば、
大量にカードを引けることになります。

そこで、《花の神》と《魂無き蘇生》を使います。
まず、《花の神》をプレイすることでカードを引きます。
そして、《花の神》を生け贄に捧げ、墓地の《魂無き蘇生》を手札に戻します。
そして、《魂無き蘇生》で《花の神》を手札に戻し、カードを引きます。
以後、この手順の繰り返しで、5マナで2枚のカードを引くことが出来ます。

軽いコストの秘儀があれば、それに《魂無き蘇生》を連繋させて
何度も効果を利用することが出来ます。
そうする場合、《遥か忘れられし御幣》があるとコストが軽くなって
まわしやすくなるかと思います。
 
 
・《空護りの掃討者》&《霊気の薬瓶》

《空護りの掃討者》は、場に出たときに2体のクリーチャーを
そのオーナーの手札に戻す能力を持つクリーチャーです。
この能力で自分自身も手札に戻れるので、何度も能力を利用できます。
ですが、《空護りの掃討者》が重いため、
そう簡単には能力を使いまわすことは出来ません。

そこで、《空護りの掃討者》のコストを支払わないで場に出せるようにします。
《霊気の薬瓶》を利用するのです。
なんとかして《霊気の薬瓶》に8つ蓄積カウンターを乗せれば、
毎ターン、《霊気の薬瓶》をタップするだけでクリーチャーを1体手札に戻せます。

問題は、《霊気の薬瓶》にどうやってカウンターを8つも乗せるかです。
《エネルギー室》や《魔力の導管》、《地核搾り》などを利用すれば
不可能ではないでしょうが、ちょっと無理があるかもしれません。
・《帷の切断》&《永遠の証人》

《帷の切断》は、こちらのクリーチャー全てを手札に戻すインスタントです。
《脱出》と違い、相手のクリーチャーは手札に戻らないため、
ほとんど使われないカードです。

そこで、《永遠の証人》と一緒に使ってみます。
《永遠の証人》と「場に出たとき」の能力を持つクリーチャーを
場に出しておき、それらを《帷の切断》で手札に戻します。
そして、《永遠の証人》で《帳の切断》を手札に戻し、
もう片方のクリーチャーの「場に出たとき」の能力を使いまわすのです。

《帳の切断》は秘儀なので、秘儀呪文をプレイした時に誘発する能力や
《不気味な行列》、《花の神》などとの相性が良いのが利点です。
1マナ重くなりますが、《脱出》を《帳の切断》の代わりに使えば
相手のクリーチャーを全て手札に戻し続けることも出来ます。
 
 
・《薄暮に働くもの》&《死鉄の大槌》

《薄暮に働くもの》は、ブロックされるたびに再生するクリーチャーです。
パワーを上昇させる能力も持っていますが、
もとが4マナ2/2と小さいので、あまり使われません。

そこで、こいつの能力を活かせるカードと一緒に使ってみます。
《死鉄の大槌》を装備させるのです。
《死鉄の大槌》で破壊されるクリーチャーは再生可能なので、
相手のクリーチャーにブロックされても《薄暮に働くもの》のみが生き残ります。

しかし、《死鉄の大槌》を装備した《薄暮に働くもの》を
わざわざブロックしようという人は少ないでしょう。
《血の臭い》や《寄せ餌》を使って、
相手のクリーチャーを無理矢理ブロックさせましょう。
 
 
・《生皮はがれの屍賊》&《戦線維持》

《生皮はがれの屍族》は、クリーチャーに戦闘ダメージを与えるたびに、
そのコントローラーのライフを同じ分だけ失わせる能力を持つクリーチャーです。
再生能力も持ってますが、起動に3マナもかかるため少々使いづらいのが難点。
パワーが2しかないこともありますし、
できれば一回の戦闘で大量のダメージを与える工夫が欲しいところです。

そこで、《戦線維持》を使います。
たった3マナで《生皮はがれの屍族》のパワーを9点にし、
対戦相手のライフを9点削ることが出来るのです。
インスタントなので相手の不意をつけるのも魅力。
ダメージは落ちますが、《金床の拳》を使ってもいいでしょう。
こちらなら6点のライフを失わせることが出来ます。
2マナと軽いため、再生用のマナを残せるかもしれません。

《戦線維持》を使う場合、一緒に《オーリオックの刃番》や
《ほつれた血管》を併用しても面白いでしょう。
・《死面の映し身人形》&《死相の否命》

《死面の映し身人形》は、1マナを支払うことで
墓地のクリーチャー・カード1枚を刻印し、
それが持つ一部のキーワード能力を得ることが出来る
アーティファクト・クリーチャーです。
この刻印能力は何度でもプレイできるため、
複数のクリーチャー・カードを刻印することで大量の能力を得ることが出来ます。

そこで、刻印するために大量にクリーチャーを墓地に置く手段として
ライブラリーからスピリットを好きなだけ墓地における《死相の否命》を利用します。
これで、《死面の映し身人形》の得られる能力を持つクリーチャー・カードを墓地に置き、
刻印して《死面の映し身人形》を強化するのです。

速攻など、スピリットが持たない能力もいくつかありますが、
得られる能力だけでも結構強力なクリーチャーにすることが出来ます。
 
 
・《ルアゴイフ》&《死相の否命》

《ルアゴイフ》は、墓地にあるクリーチャー・カードの枚数に等しいパワーと、
その数に1加えた値に等しいタフネスを持つクリーチャーです。
クリーチャーが墓地に落ちることの多いクリーチャーデッキに入れれば、
4/5くらいには出来るかと思います。

さらにそこに《死相の否命》を加え、大量のスピリットを墓地に送り込めば
《ルアゴイフ》を巨大なクリーチャーにすることが出来ます。
普通のクリーチャーデッキなら、まあ20〜24枚程度の
クリーチャーが入っているものと思いますので、
うまくいけば20/20以上の大きさにすることも可能でしょう。

《ゾンビ化》などのカードがあれば、
《死相の否命》で《ルアゴイフ》を墓地に置くことで
《ルアゴイフ》をサーチすることも可能です。
 
 
・《鏡割りのキキジキ》&《水銀の精霊》

《鏡割りのキキジキ》は、タップするだけで
伝説でないクリーチャーをコピーできる、伝説のクリーチャーです。
この頃は《歯と爪》で《隔離するタイタン》などと一緒に場に出てきたり、
《侵入警報》と組み合わせ無限にクリーチャーを生産したりしているようです。

今回は、そんな《鏡割りのキキジキ》の別の使い方を紹介します。
《水銀の精霊》で《鏡割りのキキジキ》の能力をコピーするのです。
《水銀の精霊》は伝説のクリーチャーではないので、
自分の能力で自分自身をコピーし続けることが出来ます。
ただ、コピーされて場に出た《水銀の精霊》は
《鏡割りのキキジキ》の能力を持ってませんので、
1回1回コピーしなおす必要がありますけれど。

こうすれば、青マナの数だけ《水銀の精霊》を増やせますので、
あとは《役畜》や《暗黒への突入》、《不純な裏切り》などで
増えた《水銀の精霊》を利用してやりましょう。
・《疫病風》&《自然の類似》

《疫病風》は、対戦相手のコントロールするクリーチャーを
すべて破壊するソーサリーです。
コストが重いためあまり使われませんが、
《神の怒り》と違い、こちらのクリーチャーに影響が及ばないのが強力です。

これを《自然の類似》と組み合わせ、さらに強力にしましょう。
《自然の類似》で土地をすべてクリーチャーにし、
《疫病風》をプレイすれば、相手の土地もすべて破壊することが出来ます。

問題は、このコンボを使うためには10マナ必要なことです。
《春の鼓動》などと一緒に使ったり、
どちらかを《一望の鏡》に刻印するなど、なにか工夫が必要でしょう。
 
 
・《心魂破》&《自然の類似》

《心魂破》は、追加コストとしてすべてのクリーチャーを生け贄に捧げることで、
そのクリーチャーのパワーの合計だけ対象にダメージを与えるソーサリーです。
うまく決まれば強力でしょうが、
6マナ+全てのクリーチャーを生け贄に捧げるというコストのせいか使われません。

そこで、コストに見合う効果が出るようにしましょう。
《自然の類似》で土地を全てクリーチャーにすれば、
土地の数×2だけ《心魂破》のダメージに上乗せできます。
この2枚が同じターンにプレイできるということは
土地が9つは出ているということになるでしょうが、
それなら、他に2/2のクリーチャーを1体コントロールしていれば、
《心魂破》で20点のダメージを与えることが出来ます。

9マナを土地からひねり出すために、《木霊の手の内》や《桜族の長老》、
また、そういったカードを再利用する《永遠の証人》などが必要になるかと。
特に《桜族の長老》や《永遠の証人》は、
《心魂破》でダメージにすることも出来るため優秀です。
 
 
・《クラーク族のシャーマン》&《信仰の試練》

《クラーク族のシャーマン》は、アーティファクトを1枚生け贄にすることで
飛行を持たないクリーチャー全てに1点のダメージを与える能力を持つクリーチャーです。
アーティファクト・ランドなどを生け贄に捧げて
大ダメージを与えることも出来るでしょうが、
自身のタフネスが1なので、1回でも起動すると破壊されてしまうのが難点。

そこで、《クラーク族のシャーマン》に《信仰の試練》をプレイします。
そのターン中は軽減分3点+強化分3点の6点までのダメージに耐えられますし、
3回以上能力を起動すれば《クラーク族のシャーマン》は4/4になるため、
小さなクリーチャーを除去した後4/4の《クラーク族のシャーマン》で殴る、
ということもできます。

《信仰の試練》は、《クラーク族のシャーマン》でない
クリーチャーにプレイしてもいいでしょう。
例えば《トリスケリオン》にプレイすれば、
クリーチャーを除去した上で6点のダメージを相手に飛ばすこともできます。
・《新緑の女魔術師》&《現実の場》

《新緑の女魔術師》は、エンチャントをプレイするたびに
カードを引くことの出来る能力を持つクリーチャーです。
エンチャントの大量に入ったデッキでならカードドローの手段として使えそうですが、
実際はデッキにそんなにエンチャントを入れてられません。

そこで、1枚のエンチャントを手札に戻し、
それをプレイすることで何枚も引くことにしましょう。
場に出した《現実の場》を、能力を起動して手札に戻し、またプレイ。
これを繰り返すことで、マナのあれば何枚でもカードを引くことが出来ます。
《現実の場》の代わりに《手の檻》を使っても同じことが出来ます。

問題は、1枚カードを引くために5マナもかかることです。
他にエンチャントが大量に入っているなら別ですが、
そうでなければ《貴重な収集品》のほうがましでしょう。
 
 
・《野生の呼び声》&《師範の占い独楽》

《野生の呼び声》は、ライブラリーの1番上のカードを見て、
それがクリーチャー・カードなら場に出すという能力を持つエンチャントです。
どんな重いクリーチャーでも4マナで場に出せますが、
ライブラリーの1番上がクリーチャーでなければ何の意味もないため、
何らかの方法でライブラリー操作をする必要があります。

そこで、《師範の占い独楽》を利用します。
《師範の占い独楽》の能力でライブラリーの上3枚を並び替え、
クリーチャーがライブラリーの1番上にくるようにします。
それから《野生の呼び声》の能力を起動すれば、
確実にクリーチャーを場に出すことが出来ます。

《野生の呼び声》で出したいクリーチャーが手札にきてしまった時のために、
《森の占術》や《桜族の長老》などで土地をため、
高コストのクリーチャーでも普通にプレイできるようにするといいかもしれません。
これら土地サーチカードは《師範の占い独楽》との相性も良いですし。
 
 
・《戦いの潮目》&《寄せ餌》

《戦いの潮目》は、クリーチャーがブロックされるたびコインを投げ、
コイン投げに勝った場合、防御側のクリーチャー全てを、
コイン投げに負けた場合、攻撃側のクリーチャー全てを破壊するエンチャントです。
《クラークの親指》と組み合わせれば
相手のクリーチャーを破壊できる確率も上がりますが、
そのためにはまず相手のクリーチャーを戦闘に参加させなければいけません。

そこで、こちらのクリーチャーに《寄せ餌》をつけて攻撃しましょう。
そうすれば、相手のクリーチャー全てをブロックに参加させられます。
仮にコイン投げに勝ってしまっても、
こちらの被害はクリーチャー1体(と《寄せ餌》)だけで済みます。

《寄せ餌》やクリーチャーが墓地に落ちても、
《永遠の証人》や《生き返り》を用意しておけば弾切れにならずに済みます。
また、各種ずべらも《戦いの潮目》に合うでしょう。
・《死者の嘆き、崩老卑》&《八ツ尾半》

《死者の嘆き、崩老卑》は、クリーチャーが対象になるたびに
そのクリーチャーを破壊する能力を持つクリーチャーです。
《死者の嘆き、崩老卑》自身も対象に取られると破壊されるのが難点ですが、
何か、クリーチャーを大量に対象にとる手段があれば
大量殺人兵器となることも出来る強力なクリーチャーです。

その、クリーチャーを対象にとる手段として
前に《ワーム皮の鍛冶工》を紹介しましたが、
こちらは重いですし、場に出たときの1回しか破壊できません。
そこで、今回は《八ツ尾半》と組み合わせてみます。
たったの無色1マナでクリーチャー1体を対象に取れるので、
マナのある限り好きなだけクリーチャーを除去することが出来るのです。

《八ツ尾半》もクリーチャーなため、相手に対策されやすいのが難点ですので、
《死者の嘆き、崩老卑》を場に出す前に
《八ツ尾半》に《稲妻のすね当て》を装備させておくとか、
なにかしら《八ツ尾半》を守る手段が必要でしょう。
 
 
・《教議会の聖域》&《永遠の証人》

《教議会の聖域》は、マナを支払うことで、自分がコントロールするパーマネントを
ゲームから取り除き、隔離しておけるアーティファクトです。
《教議会の聖域》を生け贄に捧げることで、
取り除いたパーマネントを場に戻すことが出来ます。
《忘却石》を起動する前に必要なパーマネントを隔離したり、
「場に出たとき」の能力を持つクリーチャーを取り除き場に戻すことで
その能力を使いまわす、などが出来ます。

今回は、後者の使い方を利用します。
《教議会の聖域》で、《永遠の証人》と、
別の「場に出たとき」の能力を持つクリーチャーを取り除き、
《教議会の聖域》を生け贄に捧げて場に戻します。
そして、墓地に落ちた《教議会の聖域》を場に出た《永遠の証人》で手札に戻し、
《教議会の聖域》を場に戻して以下最初から繰り返し。
こうすることで、「場に出たとき」の能力を何度でも使いまわすことが出来るのです。

このコンボを発動させるために、1ターンに6マナも必要になるのが問題ですが、
例えば《隔離するタイタン》や
《トリスケリオン》を使いまわせると非常に強力でしょう。
 
 
・《血塗られしもの、死祭》&《第二の日の出》

《血塗られしもの、死祭》は、
場に出る際に生け贄に捧げたパーマネントの数だけの
パワーとタフネスを持つクリーチャーです。
《血塗られしもの、死祭》のマナ・コストが4なので
最低4/4以上にはしたいところですが、
そのために大量のパーマネントを生け贄に捧げるのは、さすがに割に合いません。

そこで、生け贄に捧げた分を無かった事にしてしまいましょう。
マナをあらかじめ出しておき、
《血塗られしもの、死祭》を、全てのパーマネントを生け贄に捧げて場に出します。
そして、《第二の日の出》で、生け贄に捧げた全てのパーマネントを場に戻すのです。
この2枚が同じターンにプレイできるなら、土地は7枚くらい出ているでしょうから、
《血塗られしもの、死祭》を最低でも7/7にできるでしょう。
「場に出たとき」の能力を持つクリーチャーが場にいれば、
その能力を使いまわすことも出来ます。

問題は、このコンボのために7マナも必要になることですが、
「場に出たとき」の能力を持つクリーチャーやずべら達と組み合わせれば、
7マナ分の価値はあるコンボになるかと思います。
・《マナ噴出》&《自然の意志》

《マナ噴出》は、対戦相手のコントロールするタップ状態の土地1つにつき、
赤マナ1つを生み出すソーサリーです。
5マナと重いわりに、生み出せるマナがせいぜい5マナ程度なため、
使われることはほとんどありません。
これを使うためには、相手の土地を大量にタップする手段が必要になります。

そこで、《自然の意志》と組み合わせてみます。
《自然の意志》を場に出した状態でクリーチャーで殴れば、
相手の土地は全てタップします。
相手の土地が6枚以上ある状態なら、マナが増えることになります。
8マナ以上生み出せれば十分だと思いますので、
相手の土地が8枚以上の時に使うことになるでしょう。

相手の土地の枚数に効果が左右されてしまうことと、
こんな手間をかけるより《春の鼓動》なり《煮えたぎる歌》なり
使ったほうが楽だという点が問題です。
せめて、《未踏の開拓地》でもあれば良かったのでしょうけれども。
 
 
・《終わりなき囁き》&《ひっかき爪》

《終わりなき囁き》は、クリーチャーが墓地に落ちるたび、
ターン終了時に、そのコントローラーの対戦相手の場に戻すというエンチャントです。
こちらのクリーチャーが墓地に落ちても相手に奪われますが、
ノンクリーチャーデッキに入れればデメリットはなくなります。
ただ、その奪ったクリーチャーがまた破壊されれば
相手の場に戻ってしまうのですけれど。

そこで、《ひっかき爪》と併用します。
《終わりなき囁き》の能力はターン終了時に
そのクリーチャーが墓地にいないと効果がないため、
こちらのコントロールするクリーチャーが墓地に落ちるたびに、
そのクリーチャーを墓地から取り除いてやればいいのです。
《霊都の灯籠》でも同じようなことが出来ますが、
《ひっかき爪》の能力はマナを使わないため、起動しやすいのが長所です。

ただ、《ひっかき爪》で墓地から取り除くカードを選ぶのは相手ですので、
クリーチャーが大量に墓地に落ちるデッキ相手なら
《霊都の灯籠》のほうがいいかもしれません。
 
 
・《生相の否命》&《生網明神》

《生相の否命》は、墓地に置かれたときにゲームから取り除くことで、
墓地にあるスピリットを好きな数だけ手札に戻せるクリーチャーです。
うまく使えれば強力でしょうが、6マナと重めなのが難点。

どうせ重いなら、さらにマナを使って強力にしましょう。
《生相の否命》で墓地のスピリットを全て回収し、《生網明神》で全て場に出すのです。
《総帥の召集》があればこんなことせずとも済んだのですが、
とりあえず緑単でも発動できるコンボです。

発動のために10マナ以上もかかってしまいますので、
できるだけスピリットを墓地に落としてから使用しましょう。
《死相の否命》があると完璧ですが、《催眠の宝珠》とかでもいいかも。

1 2 3 4 5 6

 

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索