《Gate to the AEther》
2005年5月10日 ほぼ日刊カード私見Gate to the AEther / 上天への門 (6)
アーティファクト Mirrodin,レア
それぞれのプレイヤーのアップキープ開始時に、そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを公開する。それがアーティファクトか、クリーチャーか、エンチャントか、土地である場合、そのプレイヤーはそれを場に出してもよい。
Illus.Pete Venters (174/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/530174/
《一望の鏡》に刻印した《洞察力》と組み合わせれば、
毎ターン、相手のドローの妨害をしつつ、
こちらはライブラリーの上から5枚のうち、好きなカードを場に出すことができます。
……まあ、重いのが難点ですし、
どうせ刻印した《洞察力》を使うなら《時間ふるい》の方が良い気もしますけれど。
《Call of the Wild》
2005年5月9日 ほぼ日刊カード私見Call of the Wild / 野生の呼び声 (2)(緑)(緑)
エンチャント(場) Eighth Edition,レア
(2)(緑)(緑):あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それがクリーチャー・カードである場合、それを場に出す。そうではない場合、それをあなたの墓地に置く。
Illus.Paolo Parente (235/350)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/708235/
このカード、デッキ中のクリーチャーの含有率が、
非常に高いクリーチャーデッキで使うと面白い気がします。
エルフとか、蛇とか。
仮にデッキの半分がクリーチャーだったとすると、
《野生の呼び声》を起動すれば、
50%の確率でクリーチャーを場に出せることになります。
2枚くらいデッキに入れておき、
中盤以降起動して息切れを防ぐ、とかできるかもしれません。
《Kami of Old Stone》
2005年5月6日 ほぼ日刊カード私見Kami of Old Stone / 古石の神 (3)(白)
クリーチャー ― スピリット(Spirit) Champions of Kamigawa,アンコモン
1/7
Illus.Stephen Tappin (22/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/533022/
《熱を帯びた夢、萬迩智》と組み合わせれば、マナさえあれば実質7/7。
《金屑ワームの鎧》などと一緒にご利用ください。
《Karstoderm》
2005年5月5日 ほぼ日刊カード私見Karstoderm / カルストダーム (2)(緑)(緑)
クリーチャー ― ビースト(Beast) Darksteel,アンコモン
カルストダームは、その上に+1/+1カウンターが5個置かれた状態で場に出る。
アーティファクトが場に出るたび、カルストダームから+1/+1カウンターを1個取り除く。
0/0
Illus.Tony Szczudlo (77/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/531077/
《よだれ垂らしのオーガ》同様、親和のいない今なら使えそうなクリーチャー。
一応、《山伏の長、熊野》や《弧炎撒き》を戦闘で倒せる大きさですし、
今後見かけることもあるかもしれません。
《Viridian Joiner》
2005年5月4日 ほぼ日刊カード私見Viridian Joiner / ヴィリジアンの社交家 (2)(緑)
クリーチャー ― エルフ(Elf)・ドルイド(Druid) Mirrodin,コモン
(T):あなたのマナ・プールに、ヴィリジアンの社交家のパワーに等しい点数の(緑)を加える。
1/2
Illus.Daren Bader (138/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/530138/
これと《猛火の群れ》の組み合わせで、序盤からかなりの量のマナを生み出せます。
例えば、《極楽鳥》経由で2ターン目に場に出せば、
3ターン目には能力を起動できる状態になります。
ここで、《激憤明神》をコストに《猛火の群れ》をプレイし、
《ヴィリジアンの社交家》を11/2にすると、
既に場にある土地の分も含め、14マナを生み出せるようになるのです。
X=13の《火の玉》でも、《板金鎧の金屑ワーム》2体でもプレイ可能。
4マナほどマナを余しておいて、
《ヴィリジアンの社交家》を《手綱取り》で投げるのも面白そうです。
《Warped Devotion》
2005年5月3日 ほぼ日刊カード私見Warped Devotion / 歪んだ愛着 (2)(黒)
エンチャント(場) Eighth Edition,レア
パーマネントがプレイヤーの手札に戻るたび、そのプレイヤーはカードを1枚捨てる。
Illus.Eric Peterson (172/350)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/708172/
空民対策、になるかもしれません。
とりあえず、能力を起動しづらくなることは確かかと。
手札破壊と併用すると効果的。
《Matsu-Tribe Decoy》
2005年4月30日 ほぼ日刊カード私見Matsu-Tribe Decoy / 松族のおとり (2)(緑)
クリーチャー ― 蛇(Snake)・戦士(Warrior) Champions of Kamigawa,コモン
(2)(緑):クリーチャー1体を対象とする。そのクリーチャーは、このターン可能ならば松族のおとりをブロックする。
松族のおとりがクリーチャーに戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーをタップする。それはそのコントローラーの次のアンタップ・ステップの間にアンタップしない。
1/3
Illus.Alan Pollack (227/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/533227/
これと《せし郎の息子、そう介》があれば、
相手のアンタップ状態のクリーチャーを狙い撃ちできます。
6マナ以上出るなら、複数体のクリーチャーを破壊することも可能です。
《せし郎の息子、そう介》のおかげでパワー増えてますし。
《秋の呼び手、しず子》を併用すれば、起動型能力のコストも簡単に支払えますし、
蛇デッキに2体くらい入れても面白いかと思います。
《Pious Kitsune》
2005年4月29日 ほぼ日刊カード私見Pious Kitsune / 敬虔な狐 (2)(白)
クリーチャー ― 狐(Fox)・クレリック(Cleric) Champions of Kamigawa,コモン
あなたのアップキープの開始時に、敬虔な狐の上に執心(devoption)カウンターを1個置く。その後、《八ツ尾半》という名前のクリーチャーが場に出ている場合、敬虔な狐の上に置かれている執心カウンター1個につき、あなたは1点のライフを得る。
(T),敬虔な狐から執心カウンターを1個取り除く:あなたは1点のライフを得る。
1/2
Illus.Anthony S. Waters (38/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/533038/
個人的には、《失われし夢の井戸》や
《ズアーの運命支配》との相性が良さそうに思えるクリーチャーです。
ライフを得るのにマナを使わないため、
《失われし夢の井戸》に支払うマナを確保しやすいですし、
毎ターンライフを得られるので、
《ズアーの運命支配》で支払うライフの調達に使えます。
クリーチャーなので比較的除去されやすく、
その点では《絡み花》の方が良いでしょうが、
《八ツ尾半》と一緒に出すこと前提なら、
除去も《八ツ尾半》の能力で回避できますし、
ライフの回復量も高くなるので、こちらの方がいい感じかと。
《Steelshaper Apprentice》
2005年4月28日 ほぼ日刊カード私見Steelshaper Apprentice / 鋼打ちの弟子 (2)(白)(白)
クリーチャー ― 人間(Human)・兵士(Soldier) Darksteel,レア
(白),(T),鋼打ちの弟子をそのオーナーの手札に戻す:あなたのライブラリーから装備品カードを1枚探し、それを公開し、あなたの手札に加える。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
1/3
Illus.Tim Hildebrandt (15/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/531015/
このカードを見ると、装備品ウィニーが組みたくなる今日この頃。
といっても、4マナ1/3とウィニーでは使いたくない大きさですし、
装備品サーチができるのも早くて中盤以降、ちょっと遅い。
やはり、カルドラ装備のサーチ用に利用するのがいいのでしょうか。
《霊気の薬瓶》と組み合わせれば、
3ターンもあればカルドラ装備を全てサーチすることができます。
《鋼打ちの贈り物》でもいい気もしますけど、
こっちなら何度でもサーチできるので、
プレイしたカルドラ装備を打ち消されても、再度サーチし直せますし。
《Drooling Ogre》
2005年4月27日 ほぼ日刊カード私見Drooling Ogre / よだれ垂らしのオーガ (1)(赤)
クリーチャー ― オーガ(Ogre) Darksteel,コモン
プレイヤーがアーティファクト呪文をプレイするたび、そのプレイヤーはよだれ垂らしのオーガのコントロールを得る。(この効果はターン終了時に終わらない)
3/3
Illus.Brian Snoddy (58/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/531058/
親和のいない今なら、これも使えるかもしれません。
アーティファクト・ランドも亡くなりましたし、
装備品でもデッキに入れておけば、
万が一相手に奪われても、奪い返すことが可能です。
あと、一応オーガなので、神河の一部デーモンとの相性も良かったり。
まあ、赤単なら《炎歩スリス》のほうがいいでしょうが、
ステロイドでも組むなら考慮に値するかもしれません。
《Doubling Cube》
2005年4月26日 ほぼ日刊カード私見多色でウルザトロンを組むと、
ダブルシンボルのカードをプレイし辛くなったりしませんか?
そんな時には、こんなカードはどうでしょう?
……ダメですか、そうですか。
ダブルシンボルのカードをプレイし辛くなったりしませんか?
そんな時には、こんなカードはどうでしょう?
Doubling Cube / 倍化の立方体 (2)
アーティファクト Fifth Dawn,レア
(3),(T):あなたのマナ・プールにある、各タイプのマナの総量を2倍する。
Illus.Mark Tedin (116/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/532116/
……ダメですか、そうですか。
《Tel-Jilad Stylus》
2005年4月25日 ほぼ日刊カード私見Tel-Jilad Stylus / テル=ジラードの鉄筆 (1)
アーティファクト Mirrodin,アンコモン
(T):あなたがオーナーであるパーマネント1つを対象とし、それをあなたのライブラリーの一番下に置く。
Illus.Darrell Riche (260/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/530260/
さて、唐突ですが、今日からカードの考察をしていこうかと思います。
あれですよ、さすがに「今週のコンボ」しか更新しないのもどうかと思いまして、
じゃあ何か気軽に更新できるネタを探すかということになり、
結果、カード考察をすることに相成りました。
一応ブログなんですから普通の日記を書けばいい気もしますが、
私の日常は、面白くないというより特筆すべきことが無いので、
書ける事といったらMTGのことしかない訳です。なんと詰まらん日常か。
まあ、カード考察といっても、
話を膨らませるのが苦手な私ですので、
適当なことを少し書くだけに留まることが多いかと思いますが、
とりあえず宜しくお願いいたします。
で、《テル=ジラードの鉄筆》ですが、
これって《分かち合う運命》デッキに入れると面白そうな気がしません?
《分かち合う運命》を張った後、
相手が、こちらのライブラリーから取ってきたパーマネントを場に出してきても、
《テル=ジラードの鉄筆》でライブラリーボトムに戻すことができます。
まあ、わざわざ《テル=ジラードの鉄筆》を入れるほど、
パーマネントになるカードが《分かち合う運命》デッキに入るかというと微妙ですし、
そもそも相手に《テル=ジラードの鉄筆》を引かれると
こっちの方がやばかったりする訳ですが、
何か相性のいいカードでもあれば、デッキが組めそうな気がしないでもありません。
Loxodon Peacekeeper
2004年11月9日 ほぼ日刊カード私見どうも、恵徒です。
なんというか、ええと、はい。サボってました。どうもすみません。
今後も
突然の更新休止
→更新再開
→更新休止
というサイクルで進んでいくかと思いますので、
どうか寛容な心をお持ちになってください。
更新休止前と同じように、適当にカードを選んで
思ったことを書いていく方向で今後も更新していく予定です。
で、今回のカードはこれです。
《砂の逆流》デッキでのブロッカーにするとかどうでしょう。
通常は、相手にダメージを与えるとコントロールが渡るので使いづらいわけですが、
《砂の逆流》デッキなら、まずこちらのライフを減らしていくでしょうから
デメリットがあまりデメリットではありません。
相手のデッキが自分からライフを減らしていく
スーサイドなデッキだった場合は、殴ればいい話です。
で、いい加減これでも防ぎきれなくなったら《神の怒り》をプレイと。
なんというか、ええと、はい。サボってました。どうもすみません。
今後も
突然の更新休止
→更新再開
→更新休止
というサイクルで進んでいくかと思いますので、
どうか寛容な心をお持ちになってください。
更新休止前と同じように、適当にカードを選んで
思ったことを書いていく方向で今後も更新していく予定です。
Loxodon Peacekeeper / ロクソドンの平和の番人 (1)(白)
クリーチャー ― 象(Elephant)・兵士(Soldier) Mirrodin,レア
あなたのアップキープの開始時に、ライフの総量が最も低いプレイヤーはロクソドンの平和の番人のコントロールを得る。複数のプレイヤーが最も低いライフの総量で同点である場合、あなたはそれらの一方を選び、そのプレイヤーはロクソドンの平和の番人のコントロールを得る。
4/4
Illus.Michael Sutfin (13/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/530013/
で、今回のカードはこれです。
《砂の逆流》デッキでのブロッカーにするとかどうでしょう。
通常は、相手にダメージを与えるとコントロールが渡るので使いづらいわけですが、
《砂の逆流》デッキなら、まずこちらのライフを減らしていくでしょうから
デメリットがあまりデメリットではありません。
相手のデッキが自分からライフを減らしていく
スーサイドなデッキだった場合は、殴ればいい話です。
で、いい加減これでも防ぎきれなくなったら《神の怒り》をプレイと。
Teferi’s Puzzle Box
2004年10月15日 ほぼ日刊カード私見Teferi’s Puzzle Box / テフェリーの細工箱 (4)
アーティファクト Eighth Edition,レア
それぞれのプレイヤーのドロー・ステップの開始時に、そのプレイヤーは自分の手札のカードを自分のライブラリーの一番下に好きな順番で置く。その後、同じ枚数のカードを引く。
Illus.Donato Giancola (316/350)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/708316/
ちょっと思いついたんですけれど。
《月輪の鏡》と一緒に場に出せば、
手札の数だけ《月輪の鏡》の予備手札が作れるんですよ。
手札が7枚なら、そのターンのドローも含めると8枚予備手札が作られて、
次のターンも手札を7枚に保っていれば16枚に増えます。
で、これでぐるぐる手札を回して予備手札を大量に作り、
いざとなったらその予備手札を手札と交換、
《暴く者、智也》で相手に大量のカードを引かせるとか面白そうじゃありません?
予備手札を25枚も貯めれば、2度の起動で相手のライブラリーを削りきれます。
《呪師の弟子》やドローを駆使すれば、3ターン程度で溜まります。
別に相手のライブラリーアウトでなくても、
《偏頭痛》を張っておけばクリンナップ・ステップに一撃必殺。
《マロー》を場に出して殴るというのも手でしょう。
《マロー》を使わずとも《浄火の板金鎧》なら同じことができます。
相手にも《テフェリーの細工箱》の効果は及ぶので、
《地獄界の夢》を張ると大ダメージが期待できます。
あるいは、大量にこちらの手札がある状態で
《暴く者、智也》の能力を相手に起動、《突然の衝撃》を相手に打ち込むとか。
これは9マナもかかってしまいますけれど。
その他、《呪文書》とか、
相手のクリンナップ・ステップのディスカードを期待して
《ゲスの呪文書》を入れてみるとか、色々工夫のしがいがありそうです。
お暇な方は試してみるのも面白いかと思います。
One Dozen Eyes
2004年10月14日 ほぼ日刊カード私見One Dozen Eyes / 十二の瞳 (5)(緑)
ソーサリー Mirrodin,アンコモン
以下の2つから1つを選ぶ。
「緑の5/5のビースト(Beast)・クリーチャー・トークンを1個場に出す」
「緑の1/1の昆虫(Insect)クリーチャー・トークンを5個場に出す」
双呪(緑)(緑)(緑)
Illus.Darrell Riche (126/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/530126/
どうにも影の薄い双呪付きソーサリー。
双呪コストまで支払うと9マナですが、それなら《歯と爪》の方が強力です。
このカードを使うなら、《爆破基地》や《堕天使》のような
クリーチャーを生け贄にするカードを組み合わせるのが良いでしょう。
《創造の標》という手もありますが、《堕天使》と組み合わせる場合
森をあまり場に出せないかもしれないので、こちらが使われるかもしれません。
マナの出せるクリーチャーで加速しつつトークンを展開して殴り、
《堕天使》で一気に生け贄にして強化しアタックするとかできます。
まあ、それでも6マナと重めなので、実際使えるかは微妙なところですが。
Tel-Jilad Wolf
2004年10月13日 ほぼ日刊カード私見Tel-Jilad Wolf / テル=ジラードの狼 (2)(緑)
クリーチャー ― 狼(Wolf) Darksteel,コモン
テル=ジラードの狼がアーティファクト・クリーチャーによってブロックされた状態になるたび、テル=ジラードの狼はターン終了時まで+3/+3の修整を受ける。
2/2
Illus.Paolo Parente (88/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/531088/
《寄せ餌》をつけて親和相手に特攻させてみたいクリーチャー。
《ニューロックの変成者》で相手クリーチャーをアーティファクトにしてみたり、
ブロックされたところで《剃刀の障壁》で
プロテクション(アーティファクト)をつけてみたり。
Suntouched Myr
2004年10月12日 ほぼ日刊カード私見Suntouched Myr / 太陽に触れたマイア (3)
アーティファクト・クリーチャー ― マイア(Myr) Fifth Dawn,コモン
烈日(これはその上に、そのコストとして支払われたマナの色1色につき+1/+1カウンターが1個置かれた状態で場に出る。)
0/0
Illus.Greg Hildebrandt (160/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/532160/
普通に使うと《訓練されたアーモドン》以下に見えるこのカード。
《訓練されたアーモドン》と違って緑マナがなくてもプレイできますが、
3色のマナを支払ってプレイするのは緑マナを出すより難しいでしょう。
2/2や1/1でプレイすることもできますが、
そうなる危険性があるなら別のクリーチャーを入れたほうが安定するでしょうし。
このクリーチャーを使うなら、
この上に乗る蓄積カウンターを活用するのが良いでしょう。
《魔力の導管》があればこれを強化したり別のクリーチャーを強化したり、
《五元のプリズム》の上にでも乗せてマナを出したりできます。
《解体作業》なら3つのカウンターを乗せることが可能です。
他にカウンターを乗せて出るカードも色々ありますが、
烈日クリーチャーの中では最も軽いので使いやすい点が長所です。
Kami of Old Stone
2004年10月8日 ほぼ日刊カード私見Kami of Old Stone / 古石の神 (3)(白)
クリーチャー ― スピリット(Spirit) Champions of Kamigawa,アンコモン
1/7
Illus.Stephen Tappin (22/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/533022/
昨日で神河物語カード私見も全て終了しましたので、
今日からは、以前のように適当にカードを選んで適当に文を書いていくことにします。
で、神河物語からの最初のカードはこれです。微妙。
ほとんど《氷河の壁》のようなクリーチャー。
違うところというと、青から白、壁からスピリットになり、
コストが1高くなった代わりに殴れるようになっているところくらいでしょうか。
タフネスが7、ということで、
大抵のクリーチャーは戦闘ではこれを破壊できません。
さすがに《隔離するタイタン》とかは止められませんが、
序盤の防御にはそこそこ役立つかも知れません。
《爆片破》でだって破壊できませんので、
《神の怒り》みたいな除去で無ければほぼ破壊されないと考えて良いでしょう。
ですが、問題が2つあります。
1つが、クリーチャーを止める事しかできないという事、
もう1つは、4マナと重めなことです。
クリーチャーを止める目的のみに使うなら、
《神の怒り》でも使った方が効率的です。
他に何かできるならまだ使われる可能性もあるでしょうが、
そうでないのなら使いようがないでしょう。
また、クリーチャーを利用するコンボデッキとかの防御用に
こういうカードを利用するということも考えられますが、
その場合4マナという重さがネックとなります。
例えば親和相手だと、4ターン目にこれを場に出した時には
もう既にライフのほとんどを削られているとか、
《羽ばたき飛行機械》や《大霊堂の信奉者》が場に出ているとかいう状況がありえます。
ウルザトロンやデスクラウドなら、
そもそもブロッカーの意味がほとんどありません。
というわけで、あまり使えないカードかと思います。
……判りきったことをわざわざ解説しただけの気もしますが、
まあ、考えないことにしましょう。
Magnetic Flux
2004年9月15日 ほぼ日刊カード私見Magnetic Flux / 磁力の変転 (2)(青)
インスタント Darksteel,コモン
あなたがコントロールするアーティファクト・クリーチャーは、ターン終了時まで飛行を得る。
Illus.Alan Rabinowitz (25/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/531025/
《空中浮遊》がインスタントになりました。
アーティファクト・クリーチャーにしか効き目がありませんが。
現環境でこれが役立つくらいアーティファクト・クリーチャーを出せるデッキは
せいぜい親和くらいでしょうが、親和ならわざわざ回避能力をつけなくても
《大霊堂の信奉者》や《羽ばたき飛行機械》などで相手のライフを削れる為、
これを入れる理由はあまりないでしょう。
相手の飛行クリーチャーへの対策として使うことも考えられますが、
あまり現環境で飛行クリーチャーは使われていないようですので、
その目的で使われることはなさそうです。
……むう。私に唯一思いつく使用法は、
大量の高コストアーティファクトと《機械の行進》を場に出し、
《磁力の変転》で飛行を持たせ一気に20点削りきる、というものですが、
その用法なら何か別のものを入れた方が良い気がしないでもありません。
使い方を見つけた人は、是非頑張って使ってやってください。
Gemstone Array
2004年9月14日 ほぼ日刊カード私見Gemstone Array / 宝石の陣列 (4)
アーティファクト Fifth Dawn,アンコモン
(2):宝石の陣列の上に蓄積(charge)カウンターを1個置く。
宝石の陣列から蓄積カウンターを1個取り除く:あなたのマナ・プールに、好きな色のマナ1点を加える。
Illus.Ittoku (124/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/532124/
2マナ支払うと、1マナをこのカードに蓄えることができます。
蓄えたマナは好きな色マナにして取り出すことが可能です。
マナを支払い蓄積カウンターを上に乗せ、
それを《解体作業》や《魔力の導管》で利用したり、
あるいはそういうカードでカウンターを乗せ、マナにしたりすることも出来ます。
そういう風に見ると、相手も利用でき、
破壊されるとマナ・バーンのおそれのある《湧出》より有用そうな気がします。
レアより使えるアンコモン。
個人的には、烈日デッキのお供なんか面白そうな気もします。
大量にマナを生み出せる土地は、普通無色マナしか出しませんが、
これがあれば無色マナを色マナに変換できますので、
ウルザトロンのようなデッキでも簡単に5色が生み出せます。
《太陽を破壊するもの》や《ソラリアン》、
《清水のゴブレット》などが使えるかと思います。
特に《太陽を破壊するもの》との相性は良いと思います。
能力の起動コストを《宝石の陣列》から出せるので。