Mimeofacture / 複写作成 (3)(青)
ソーサリー Guildpact,レア
複製(3)(青)(あなたがこの呪文をプレイするとき、あなたがその複製コストを支払った回数1回につき、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい)
対戦相手1人がコントロールするパーマネント1つを対象として選ぶ。そのプレイヤーのライブラリーから、同じ名前のカードを1枚探し、それをあなたのコントロールの下で場に出す。そのプレイヤーは、自分のライブラリーを切り直す。
Illus.Dan Scott (30/165)


対戦相手がコントロールしているパーマネント1つを対象とし、
それと同じ名前のカードを相手のライブラリーから探して場に出すソーサリーです。
プレイの際に4マナを好きな回数だけ支払うことで、
支払った回数だけこれをコピー出来ます。

効力の大きさが相手に左右されるため、少々使いにくいカードかと思われます。
相手のデッキによっては、4マナでフィニッシャーを出す事も出来ますが、
相手のデッキによっては、まるで役に立ちません。
伝説のパーマネントを除去する目的で使用することも可能ですが、
そもそも伝説のカードは複数枚デッキに入っていないことも多いですし、
プレイしても効果がない危険性があります。
《クローン》も使われていないことですし、
その対象がパーマネント全体に広がっても、大差はないでしょう。
 
 
Djinn Illuminatus / 啓発のジン (5)(青/赤)(青/赤)
クリーチャー ― ジン(Djinn) Guildpact,レア
((青/赤)は(青)でも(赤)でも支払うことができる。)
飛行
あなたがプレイする各インスタント呪文と各ソーサリー呪文は複製を持つ。その複製コストは、その呪文のマナ・コストに等しい。(あなたがこの呪文をプレイするとき、あなたがその複製コストを支払った回数1回につき、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい)
3/5
Illus.Michael Sutfin (142/165)


こちらのプレイするインスタントやソーサリーを、
そのコストを好きな回数だけ追加で支払うことで、
支払った回数だけコピーできる能力を持つクリーチャーです。

《ショック》なら赤マナの出る数×2ダメージ、
《夢中の到達》なら青マナの出る数×1枚カードドロー、
《巨大化》なら緑マナの出る数×(+3/+3)の修正と、
うまくカードを組み合わせられれば非常に強力です。
混成カードなので様々なデッキで使える可能性がある点と、
タフネスが5あるので火力では破壊されにくいという点も長所。

ただ、やはり7マナは少々重いでしょうか。
まあ、うまく場に出せるなら悪くはないカードかと思われますし、
もしかすると、これを使ったデッキも出るかもしれません。
公式プレビューも開始されたことですし、
毎度恒例のカード私見を開始したいと思います。

いつもいつもチマチマ更新しているせいで
更新終了が非常に遅くなることが多い私ですので、
今回はもう少し早く終わるように努力します。
 
 
Teysa, Orzhov Scion / オルゾフの御曹子、テイサ (1)(白)(黒)
伝説のクリーチャー ― 人間(Human)・アドバイザー(Advisor) Guildpact,レア
白のクリーチャーを3体生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とし、それをゲームから取り除く。
あなたがコントロールする他の黒のクリーチャーが場から墓地に置かれるたび、飛行を持つ白の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを1個場に出す。
2/3
Illus.Todd Lockwood (134/165)


白のクリーチャー3体を犠牲にクリーチャーを1体除去する能力と、
こちらの他の黒のクリーチャーが墓地に置かれるたびに、
白のスピリットを場に出す能力を持つクリーチャーです。

黒のクリーチャーを多めに入れておけば、
それらが除去されたとしても、場にスピリットが場に出るため
継続して攻撃を続けることが出来ますし、
スピリット達を生け贄に起動型能力を利用して、
クリーチャーを除去することも可能です。
一応、黒いクリーチャーデッキでは全体除去対策にもなりえます。

ただ、これが先に除去される危険性があることや、
3マナでパワーが2と、ウィニーではあまり採用したくない大きさなのが難点です。
これを活用できるギミックと一緒に使われたり、
あるいは、全体除去対策として使われるくらいになるかと思われます。
 
 
Ulasht, the Hate Seed / 憎悪の種、ウラシュト (2)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー ― ハイドラ(Hydra) Guildpact,レア
憎悪の種、ウラシュトは、あなたがコントロールする他の赤のクリーチャー1体につき、その上に+1/+1カウンターが1個置かれた状態で場に出、あなたがコントロールする他の緑のクリーチャー1体につき、その上に+1/+1カウンターが1個置かれた状態で場に出る。
(1),憎悪の種、ウラシュトから+1/+1カウンターを1個取り除く:以下の2つから1つを選ぶ。「クリーチャー1体を対象とする。憎悪の種、ウラシュトはそれに1点のダメージを与える」「緑の1/1の苗木(Saproling)・クリーチャー・トークンを1個場に出す」
0/0
Illus.Notsuo (136/165)


こちらの緑のクリーチャー1体につき1個、
こちらの赤のクリーチャー1体につきさらに1個の
+1/+1カウンターを乗せて場に出るクリーチャーです。
+1/+1カウンターを取り除くことで、
クリーチャーに火力を飛ばしたり、トークンを生産したりできます。

場に出ているクリーチャーの数に大きさが左右されるため、
大きさが安定しないのが問題です。
もちろん、かなり大きくすることも可能でしょうが、
普通のクリーチャーデッキでは、大きくて3/3程度が限界でしょう。
火力やトークン生産能力がついてはいますが、
4マナ2/2の《突撃隊》が使われなかったのですし、
トークンが生産できるようになっても、大して変わらないかと思われます。

ただ、トークンの大量生産ができるデッキなら、
もう少し使いようがあるかもしれません。
4/4以上に出来るなら、なかなか強力になるでしょう。
Plague Boiler / 疫病沸かし (3)
アーティファクト Ravnica: City of Guilds,レア
あなたのアップキープの開始時に、疫病沸かしの上に疫病(plague)カウンターを1個置く。
(1)(黒)(緑):疫病沸かしの上に疫病カウンターを1個置くか、疫病沸かしから疫病カウンターを1個取り除く。
疫病沸かしの上に3個以上の疫病カウンターが置かれているとき、それを生け贄に捧げる。そうした場合、すべての土地ではないパーマネントを破壊する。
Illus.Mark Tedin (269/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536269/


こちらのアップキープの開始時に1個ずつ乗る疫病カウンターが
3個以上置かれているとき、
土地でない全てのパーマネントを破壊するアーティファクトです。
黒緑を含んだ3マナを支払うことで、
破壊するタイミングを調整することが出来ます。

3マナと、比較的軽めのカードで全体除去が出来るのはなかなかです。
1枚のカードで複数枚のパーマネントに対策できるので、
アドバンテージを得ることが出来ます。
色を問わないので、例えば黒単でエンチャントに対策するようなことも可能です。
緑黒なら、除去のタイミングを調節して、状況に応じた対応がとれるのも長所。

ですが、ただ置いておくだけだと除去能力の誘発は3ターン後となり、
間に合わない危険性も高いです。
緑黒で起動型能力を利用するにしても、
すぐに全体除去をするには大量のマナが必要となります。
どのデッキでも使いやすいわけではないかと思われますが、
緑黒の、マナの多めに出るコントロールデッキなどなら役立つかもしれません。
 
 
Sunforger / 太陽打ちの槌 (3)
アーティファクト ― 装備品(Equipment) Ravnica: City of Guilds,レア
装備しているクリーチャーは+4/+0の修整を受ける。
(赤)(白),太陽打ちの槌をはずす:あなたのライブラリーから、点数で見たマナ・コストが4以下の赤か白のインスタント・カードを1枚探し、そのカードをそのマナ・コストを支払うことなくプレイする。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
装備(3)
Illus.Darrell Riche (272/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536272/


装備したクリーチャーに+4/+0の修整を与える装備品です。
2つ目の能力のコストとしてはずすことで、
ライブラリーの中から条件にあったカードをただでプレイ出来ます。

パワーの修整が高いため、
攻撃の通るクリーチャーに装備すれば数ターンでゲームが終わります。
そうでなくても、なかなか強力です。戦闘において有利になれるでしょう。
また、2つ目の能力を使い火力などをプレイすれば、
除去や、数点残った相手のライフを削る役に立ちます。

装備品としては全体的にマナがかかるため、
ウィニーなどでは使いにくいかもしれません。
まあ、2枚くらい入れるならたいした問題でもないでしょうし、
使われることも多そうです。
 
 
Overgrown Tomb / 草むした墓 
土地 ― 沼(Swamp)・森(Forest) Ravnica: City of Guilds,レア
((T):あなたのマナ・プールに(黒)か(緑)を加える。)
草むした墓が場に出るに際し、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしなかった場合、代わりに草むした墓はタップ状態で場に出る。
Illus.Rob Alexander (279/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536279/


Sacred Foundry / 聖なる鋳造所 
土地 ― 山(Mountain)・平地(Plains) Ravnica: City of Guilds,レア
((T):あなたのマナ・プールに(赤)か(白)を加える。)
聖なる鋳造所が場に出るに際し、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしなかった場合、代わりに聖なる鋳造所はタップ状態で場に出る。
Illus.Rob Alexander (280/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536280/


Temple Garden / 寺院の庭 
土地 ― 森(Forest)・平地(Plains) Ravnica: City of Guilds,レア
((T):あなたのマナ・プールに(緑)か(白)を加える。)
寺院の庭が場に出るに際し、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしなかった場合、代わりに寺院の庭はタップ状態で場に出る。
Illus.Rob Alexander (284/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536284/


Watery Grave / 湿った墓 
土地 ― 島(Island)・沼(Swamp) Ravnica: City of Guilds,レア
((T):あなたのマナ・プールに(青)か(黒)を加える。)
湿った墓が場に出るに際し、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしなかった場合、代わりに湿った墓はタップ状態で場に出る。
Illus.Rob Alexander (286/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536286/


2つの基本土地タイプを持ち、2種類のマナを生み出すことの出来る特殊な土地です。
ただ、場に出る際に2点のライフを支払わないなら、タップ状態で場に出ます。

ウィニーなど、高速展開をしたいデッキではライフを支払い、
コントロールなど、ライフの安定を優先したいならタップ状態で場に出す、
というように選択できるのが長所です。
状況やデッキタイプに応じて出し方を変えられるので、
その時点でもっとも被害が少なくなるようにできます。
また、基本土地タイプを持つため、
指定された基本土地タイプを持つ土地をサーチするカードで持って来れます。
そのため、土地サーチと組み合わせることが出来、
従来の特殊地形よりも土地事故を防止できるのです。

《野火》や《沸き立つ海》のようなカードの影響を受けるのは難点ではありますが、
そのようなカードがいつも使われるわけでもありませんし、
メリットの方が大きいといえます。
そのため、今後、よく見かける土地となることでしょう。
Crown of Convergence / 収斂の冠 (2)
アーティファクト Ravnica: City of Guilds,レア
あなたのライブラリーの一番上のカードを公開してプレイする。
あなたのライブラリーの一番上のカードがクリーチャー・カードである限り、あなたがコントロールする、そのカードと共通の色を持つクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
(白)(緑):あなたのライブラリーの一番上のカードを、あなたのライブラリーの一番下に置く。
Illus.Jen Page (258/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536258/


ライブラリートップのカードがクリーチャーなら、
こちらのそれと同じ色を持つクリーチャーは強化されます。
白緑の2マナで、ライブラリートップをその下のカードにすることもできます。

2マナで全体強化が行えるわけで、
展開の速いウィニーでも使いやすいのが長所です。
単色、あるいは2色のデッキでないと効果は薄いですが、
ウィニーのほとんどは2色以下で組まれますし、
多色クリーチャーや混成クリーチャーもありますので、問題ではないでしょう。
白緑なら、次のドローが要らないならライブラリーボトムに送る事も出来ますし、
白緑でなくても全体強化は出来るため、
どの色のウィニーでも入る点もいい感じです。

ただ、デッキ中のクリーチャーの含有率が低いと、
たいした効果を挙げられないのが問題です。
仮に30枚がクリーチャーだとしても強化できる確率は50%、
必要な時に強化できない危険性もあります。
そのため、ほぼ確実に強化可能な状態に出来る、
白緑のウィニーになら入る可能性はありそうです。
 
 
Nullstone Gargoyle / 虚無石のガーゴイル (9)
アーティファクト・クリーチャー ― ガーゴイル(Gargoyle) Ravnica: City of Guilds,レア
飛行
各ターンにクリーチャーではない最初の呪文がプレイされるたび、その呪文を打ち消す。
4/5
Illus.Glenn Fabry (266/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536266/


各ターンに最初にプレイされた、
クリーチャーでない呪文を打ち消す能力を持つ、飛行クリーチャーです。

相手がコントロールデッキであれば、展開を大きく阻害することが出来そうです。
まず一度呪文を無駄撃ちしてからでないと呪文を通せなくなるので、
相手の手札とマナ、両方を攻めることが可能になるのです。
4/5飛行とフィニッシャーにもなるサイズなので、
場に出ればなかなか強力でしょう。

問題は、9マナというコストの高さと、こちらにも能力の影響が及ぶこと、
そして、クリーチャーデッキ相手にはたいして意味がないことです。
リアニメイトするにしても、
場に出した後こちらは呪文をプレイできなくなるようなものですし、
第一アーティファクト・クリーチャーなので破壊されやすくてかないません。
というわけで、基本的に使われることのなさそうなクリーチャーかと思われます。
 
 
Pariah’s Shield / 最下層民の盾 (5)
アーティファクト ― 装備品(Equipment) Ravnica: City of Guilds,レア
あなたに与えられるすべてのダメージは、代わりに装備しているクリーチャーに与えられる。
装備(3)
Illus.Doug Chaffee (267/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536267/


装備したクリーチャーに、
こちらに与えられるダメージを全て移し変える装備品です。

こちらにクリーチャーがある限り、
こちらへのダメージを全て無視できるのはなかなかです。
普通に使うとクリーチャーが不足しそうですが、
トークン生産器があれば、ほぼ《天空のもや》のように働くでしょう。
プロテクション持ちのクリーチャーに装備させれば、
単色デッキに対してよく効きます。

ただ、マナ・コスト、装備コスト共に重いことと、
基本的には時間稼ぎにしかならないのが難点です。
トークン生産器と組み合わせるにしても、
そのためにかかるコストのせいで展開が遅れる危険性もあります。
それに、相手に除去が多かったりすると、
たいした役にも立たなくなってしまいます。
というわけで、なにか面白いギミックでも積んだデッキでなければ、
使われることはなさそうです。
Bloodletter Quill / 血文字の羽ペン (3)
アーティファクト Ravnica: City of Guilds,レア
(2),(T),血文字の羽ペンの上に血液(blood)カウンターを1個置く:カードを1枚引く。その後、血文字の羽ペンの上に置かれている血液カウンター1個につき1点のライフを失う。
(青)(黒):血文字の羽ペンから血液カウンターを1個取り除く。
Illus.Dan Scott (254/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536254/


2マナを支払いタップすることで、
カードを1枚引くことの出来るアーティファクトです。
その代わり、起動した回数に等しいだけのライフを失います。
青黒2マナを支払うことで、失うライフを少なくすることも可能です。

他のカードと比べてもマナ・コストも起動コストも軽く、隙が少ないのが長所です。
ライフを失うのは難点ですが、青黒のデッキであればある程度回避できますし、
(2)(青)(黒),Tでカードを1枚引くようなカードだと考えれば、
それほど悪くもありません。
マナが払えない時は、ライフを失えばよいのです。

ただ、青黒でないデッキで使用する際は、
せいぜい2,3回程度しか起動できないのが難点です。
まあ、悪くは無いカードだと思いますので、
デッキによっては入ることもあるでしょう。
 
 
Bottled Cloister / 瓶詰めの回廊 (4)
アーティファクト Ravnica: City of Guilds,レア
各対戦相手のアップキープの開始時に、あなたの手札を裏向きのままゲームから取り除く。
あなたのアップキープの開始時に、瓶詰めの回廊によってゲームから取り除かれたすべてのカードをあなたの手札に戻し、その後カードを1枚引く。
Illus.Luca Zontini (256/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536256/


こちらのアップキープの開始時に、
カードを1枚追加で引くことの出来るアーティファクトです。
ただ、相手ターンの間中手札を全て没収されてしまいます。

とりあえず、マナをかけずに追加のドローを出来るのは悪くありません。
相手ターンに呪文をプレイしないクリーチャーデッキであれば、
デメリットもデメリットではありませんし。
ちょうど展開を終えた後にプレイできるコストなので、
2枚くらい入れておくと良さそうです。

相手ターンにこれを破壊されると手札が返ってこないのは難点ですが、
そもそもクリーチャーデッキなら手札にカードは大して残らないでしょうし、
使われることもありそうです。
 
 
Cloudstone Curio / 雲石の工芸品 (3)
アーティファクト Ravnica: City of Guilds,レア
あなたのコントロールの下でアーティファクトではないパーマネントが場に出るたび、そのパーマネントと同じタイプを持つ、あなたがコントロールする他のパーマネント1つをそのオーナーの手札に戻してもよい。
Illus.Heather Hudson (257/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536257/


アーティファクトでないパーマネントが場に出るたびに、
同じタイプを持つ他のパーマネント1つを手札に戻せます。

187カードの能力を再利用するために利用できそうです。
同じタイプのカードが2枚あれば手札と場を
ぐるぐるさせることで、毎ターン能力を利用できるでしょう。
あるいは、マナを出してタップした土地を手札に戻し再度プレイすることで、
通常より1マナ多くマナを生み出すようにも出来ます。

問題は、コンボ目的で無い限り、
これ単体ではたいした効果を期待できないことでしょうか。
マナ加速にしても、それだけの目的なら
普通に《友なる石》でも入れたほうが良いですし。
というわけで、これ用に作られたデッキであれば、
面白い働きを見せるかもしれません。
Tolsimir Wolfblood / トルシミール・ウルフブラッド (4)(緑)(白)
伝説のクリーチャー ― エルフ(Elf)・戦士(Warrior) Ravnica: City of Guilds,レア
あなたがコントロールする他の緑のクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
あなたがコントロールする他の白のクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
(T):「ヴォジャ(Voja)」という名前の緑と白の2/2の伝説の狼(Wolf)クリーチャー・トークンを1個場に出す。
3/4
Illus.Donato Giancola (236/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536236/


他の白と緑のクリーチャーを強化する能力を持つクリーチャーです。
タップすると、4/4の伝説の狼を場に出すことが出来ます。

白緑のデッキであれば《栄光の頌歌》以上の効果を期待できるため、
後半、こう着状態に陥った際に、それを打破する方法として使えます。
4/4の狼をタップするだけで場に出せるのも強力です。

6マナと重めなため、少々使いにくいところがあるのが難点です。
ただ、少し遅めのクリーチャーデッキであれば、使われることもあるでしょう。
 
 
Vulturous Zombie / 禿鷹ゾンビ (3)(黒)(緑)
クリーチャー ― 植物(Plant)・ゾンビ(Zombie) Ravnica: City of Guilds,レア
飛行
いずれかの領域から対戦相手の墓地にカードが1枚置かれるたび、禿鷹ゾンビの上に+1/+1カウンターを1個置く。
3/3
Illus.Greg Staples (238/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536238/


相手の墓地にカードが置かれると、強化される飛行持ちのクリーチャーです。

除去だけでなく、手札破壊、ライブラリー破壊のような手段でも強化されます。
そのため、コントロールデッキに入れると、相手のブロッカーや手札を破壊しつつ、
十分なサイズまで育てられるため、飛行も持ちますし、
フィニッシャーとしては有効かと思われます。

場に出たときは3/3と小さめなので、状況によっては使いにくいこともありそうです。
ただ、それでも強力な能力だと思いますので、
今後使われることも多いかと思います。
 
 
Woodwraith Corrupter / 森の悪霊の堕落者 (3)(黒)(黒)(緑)
クリーチャー ― エレメンタル(Elemental)・ホラー(Horror) Ravnica: City of Guilds,レア
(1)(黒)(緑),(T):森(Forest)1つを対象とする。それは依然として土地でもある黒と緑の4/4のエレメンタル(Elemental)・ホラー(Horror)・クリーチャーになる。
3/6
Illus.Greg Staples (240/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536240/


森1つを、永続的に4/4のクリーチャーにしてしまう能力を持つエレメンタルです。

毎ターン、森のある限り4/4クリーチャーを生産することが出来ます。
タフネスが6と高いため、自身はブロッカーに回って、
相手ターンの終了時に能力を起動することで、
攻防共に役立つクリーチャーとなります。

ただ、これをプレイしてクリーチャーを生産するより、
もう少しパワーの高いクリーチャーで殴った方が
効率が良いことが多いのが難点です。
生産されたクリーチャーが除去されると、同時に土地が減るのも痛いところ。
何かギミックを仕込むのでない限り、使われることは少なそうです。
 
 
Gleancrawler / 這い集め虫 (3)(黒/緑)(黒/緑)(黒/緑)
クリーチャー ― 昆虫(Insect)・ホラー(Horror) Ravnica: City of Guilds,レア
((黒/緑)は(黒)と(緑)のどちらでも支払える)
トランプル
あなたのターンの終了時に、このターンに場からあなたの墓地に置かれたすべてのクリーチャー・カードをあなたの手札に戻す。
6/6
Illus.Dave Allsop (247/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536247/


ターン終了ごとに、そのターンに場から
こちらの墓地に置かれたクリーチャー全てを回収出来ます。

いくら除去されても再度プレイしなおせるわけで、
除去に対して耐性を付けることが出来ます。
また、187クリーチャーを何かのギミックで墓地に置くことで、
毎ターンその能力を利用する、とかいうことも可能です。
これ自体が6マナ6/6トランプルと大きく、戦闘で役立てられるのも長所です。

ただ、これ自体は自身の能力では回収できないので、
除去がこれに集中しそうなのが気になるところ。
まあ、能力を考えなくても悪くは無いスペックですし、
使われる機会もありそうです。
Master Warcraft / 手練れの戦術 (2)(赤/白)(赤/白)
インスタント Ravnica: City of Guilds,レア
((赤/白)は(赤)でも(白)でも支払うことができる。)
手練れの戦術は攻撃クリーチャーが指定される前にしかプレイできない。
このターン、あなたはどのクリーチャーが攻撃に参加するか決める。このターン、あなたは各クリーチャーをどうブロックするか決める。
Illus.Zoltan Boros & Gabor Szikszai (250/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536250/


相手の攻撃クリーチャーやブロッククリーチャーを、こちらが選ぶことが出来ます。
全員戦闘に参加させることも出来ますし、全員参加させないことも選べます。

戦闘で破壊できるクリーチャーだけを攻撃させ、
それをブロックすることで、除去のように使用することが出来ます。
また、相手クリーチャーをブロックに参加させないことで
こちらの攻撃を通すのにも利用可能です。
そうでなければ、《聖なる日》のように
相手の攻撃を止めるために使ってもいいかもしれません。

4マナと重めなことが難点ですが、
フィニッシュ用に2枚くらい入れると面白いかと思われます。
 
 
Privileged Position / 特権階級 (2)(緑/白)(緑/白)(緑/白)
エンチャント Ravnica: City of Guilds,レア
((緑/白)は(緑)でも(白)でも支払うことができる。)
あなたがコントロールする他のパーマネントは、対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。
Illus.Wayne England (251/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536251/


こちらのパーマネント全てを、相手の呪文や能力で対象に取れなくします。
ただし、これ自体は通常通り対象にとることが可能です。

対象を取るあらゆる呪文や能力から、こちらのパーマネントを守ることが出来ます。
そのため、呪文で除去を行うコントロール相手にはなかなか有効そうです。
こちらは普通にこちらのパーマネントを対象に取れるので、
クリーチャーの強化や装備品の着脱をそのまま行えるのも長所です。

ただ、5マナと重いため、例えば土地破壊対策には向きませんし、
土地以外のパーマネントを保護するのにも、
複数枚守らないと効率が悪いのが難点です。
となると、複数種類のパーマネントを利用するコンボデッキにおいて、
コンボパーツを守るために使うのなら役立つでしょう。
 
 
Shadow of Doubt / 疑念の影 (青/黒)(青/黒)
インスタント Ravnica: City of Guilds,レア
((青/黒)は(青)でも(黒)でも支払うことができる。)
このターン、プレイヤーはライブラリーのカードを探すことができない。
カードを1枚引く。
Illus.Greg Staples (253/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536253/


ライブラリーからカードを探されることを防ぐ、キャントリップです。

これにより、相手のサーチカードを防ぐことが出来、コンボデッキ対策になります。
通常の方法では対処できない変成なども防げるため、
単に打消しを積むより確実に防げるのが長所です。
また、《頭蓋の摘出》のようなロボトミー効果も防ぐことが出来るので、
こちらがコンボデッキのとき、相手のそういうカードを防ぐために使えそうです。
キャントリップなので、要らないとなったら空撃ちできるのも微妙に良い。

ただ、やはりこれが有効な機会が少ないことが難点でしょうか。
変成以外のサーチやロボトミー効果は大体打ち消しでカバーできるため、
その他のカードに対応できないこれをわざわざ入れる必要がないのです。
2マナと軽いため、メタによってはサイドになら入るかもしれませんが。
Phytohydra / 草ハイドラ (2)(緑)(白)(白)
クリーチャー ― 植物(Plant)・ハイドラ(Hydra) Ravnica: City of Guilds,レア
草ハイドラにダメージが与えられる場合、代わりに同じ数の+1/+1カウンターをその上に置く。
1/1
Illus.Jim Murray (218/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536218/


ダメージを与えられる場合、代わりにその分だけ強化されるクリーチャーです。
全てのダメージを置換してしまうため、
火力や戦闘ダメージによっては破壊されません。
そのため、ブロッカーにまわると異常な強さを発揮するでしょう。
ある程度大きくなってから攻撃にまわれば、相手の驚異となること間違いありません。

問題は、1/1と小さいために、
最初から攻撃にまわってもスルーされて旨みが無いことと、
ダメージ以外には耐性がないことです。
そのため、ブロックできるクリーチャーが少なく、
除去呪文のあるコントロール相手にはちと使いにくいのが難点。
また、5マナと重めのコストから、
ウィニー相手には間に合わない可能性もあります。
中速クリーチャーデッキが使われる環境であれば、色々と役に立ってくれるでしょう。
 
 
Razia’s Purification / ラジアの浄化 (4)(赤)(白)
ソーサリー Ravnica: City of Guilds,レア
各プレイヤーは自分がコントロールするパーマネントを3つ選び、その後、残りを生け贄に捧げる。
Illus.Shishizaru (224/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536224/


全てのプレイヤーのパーマネントを、3つを残して全て除去するソーサリーです。

パーマネントを大量に並べる、質より量なデッキに対しては非常に有効です。
どれだけ大量にパーマネントがあっても、3枚に減らしてしまえるのです。
生け贄に捧げるカードはコントローラーが選べるので、
フィニッシャーなどのような重要なものを残してやれば、
こちらへの被害は大して気になりません。

ただ、それは相手にも言える事で、
相手の脅威となるカードが少ない場合、たいした効果を挙げられません。
かといって、ウィニーのようなデッキ相手に使っても、
コストの重さから使いにくそうです。
トークンデッキや、《曇り鏡のメロク》のような
システムクリーチャー相手になら使えるかもしれません。
 
 
Razia, Boros Archangel / ボロスの大天使、ラジア (4)(赤)(赤)(白)(白)
伝説のクリーチャー ― 天使(Angel) Ravnica: City of Guilds,レア
飛行、警戒、速攻
(T):あなたがコントロールするクリーチャー1体と、別のクリーチャー1体を対象とする。このターン、前者に与えられる次のダメージ3点は、代わりに後者に与えられる。
6/3
Illus.Donato Giancola (223/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536223/


飛行と警戒と速攻と、これから受けるダメージ3点分を
移し変える能力を持つ天使です。
6/3飛行、速攻と、
コントロールのフィニッシャーとするには十分な大きさを持つ上、
起動型能力のおかげで、戦闘ダメージや火力から
クリーチャーを守りつつ、除去を行うことも可能です。
攻撃に参加してもタップしないため、攻撃中にも能力を起動できるのが強み。

問題は、8マナというコストです。
コントロールのような低速デッキを組んでも、
普通にプレイするのはなかなか難しいでしょう。
やはり、リアニメイトしてしまうのが良いのでしょうか。
 
 
Savra, Queen of the Golgari / ゴルガリの女王、サヴラ (2)(黒)(緑)
伝説のクリーチャー ― エルフ(Elf)・シャーマン(Shaman) Ravnica: City of Guilds,レア
あなたが黒のクリーチャーを1体生け贄に捧げるたび、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうした場合、他の各プレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げる。
あなたが緑のクリーチャーを1体生け贄に捧げるたび、あなたは2点のライフを得てもよい。
2/2
Illus.Scott M. Fischer (225/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536225/


黒のクリーチャーを生け贄に捧げた時にライフを支払うことで、
相手クリーチャー1体を除去出来ます。
緑のクリーチャーを生け贄に捧げた時に、ライフを得ることが出来ます。

他のカードの能力起動の片手間に、除去を行ったりライフを得たり出来ます。
マナを必要としないため、展開の邪魔をしないのも長所です。
発掘など、墓地から手札や場に戻るカードとの相性も良く、
デッキによっては、除去装置として使えるかもしれません。

ただ、これ自身だけでは何もしないのが難点です。
デッキの他のカードによって強さが変わるので、
広く使われるクリーチャーではないかと思われます。
Searing Meditation / 焼尽の瞑想 (1)(赤)(白)
エンチャント Ravnica: City of Guilds,レア
あなたがライフを得るたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とし、あなたは(2)を支払ってもよい。そうした場合、焼尽の瞑想はそれに2点のダメージを与える。
Illus.Dave Dorman (226/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536226/


ライフを得るたびに、マナを支払うことでダメージを飛ばせるエンチャントです。
ライフを得る手段さえあれば、ほぼ恒久的に火力を与えるのが強みです。
コストの軽いものが多いので、無理なく能力を利用することが出来ます。
《絡み花》のような、場に残るものと組み合わせるのが良いでしょう。

これ単体では何もしないことと、利用するためにはある程度多めに
ライフ回復カードが必要なことが難点でしょうか。
ただ、能力自体は強力なので、面白いデッキが組めるかもしれません。
 
 
Sisters of Stone Death / 石の死の姉妹 (4)(黒)(黒)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー ― ゴルゴン(Gorgon) Ravnica: City of Guilds,レア
(緑):クリーチャー1体を対象とする。それはこのターン、可能ならば石の死の姉妹をブロックする。
(黒)(緑):石の死の姉妹をブロックするか、石の死の姉妹によってブロックされているクリーチャー1体を対象とし、それをゲームから取り除く。
(2)(黒):石の死の姉妹によってゲームから取り除かれたクリーチャー・カードを1枚、あなたのコントロールの下で場に出す。
7/5
Illus.Donato Giancola (231/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536231/


条件付ですが、ブロック強制能力、クリーチャー除去能力、
クリーチャー奪取能力の3つの能力を持ちます。
クリーチャーをブロックに参加させることで、
他のクリーチャーの攻撃を通すことができます。
2番目の能力と組み合わせれば、除去のように使うことも出来るでしょう。
取り除いたクリーチャーはこちらのものとして使うことも可能なので、
大型クリーチャーデッキに対して特に有効かと思われます。
7/5と、普通に殴るだけでも十分強力なのも良い感じです。

ただ、マナ・コストも能力の起動コストも、とんでもなく高くつくのが問題です。
特に上2つの能力は戦闘中に起動しなければならないので、
相手ターンにマナを残したりしにくく、こちらの展開を大きく阻害します。
そのため、普通のデッキに入ることはまず無いかと思われます。
 
 
Szadek, Lord of Secrets / 秘密の王、ザデック (3)(青)(青)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー ― 吸血鬼(Vampire) Ravnica: City of Guilds,レア
飛行
秘密の王、ザデックがプレイヤーに戦闘ダメージを与える場合、代わりに同じ数の+1/+1カウンターを秘密の王、ザデックの上に置くとともに、そのプレイヤーは自分のライブラリーのカードを上から同じ枚数だけ、自分の墓地に置く。
5/5
Illus.Donato Giancola (234/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536234/


プレイヤーに戦闘ダメージを与える場合、
代わりに同じだけそのプレイヤーのライブラリーを削りつつ、
同じだけこれ自身を強化するという能力を持つクリーチャーです。

4回攻撃をすることで、相手のライブラリーを削りきって勝つことが出来ます。
これは普通の5/5でも同じですが、
他のライブラリー破壊と併用すると有効になります。
攻撃が通るたびに巨大化していくため、戦闘や火力では除去しにくいのも長所です。

7マナと重めなため、ちとプレイしにくいのが難点ではありますが、
火力やクリーチャーデッキが流行るようなら、
ライブラリー破壊デッキに入れると面白いかもしれません。
Dimir Doppelganger / ディミーアのドッペルゲンガー (1)(青)(黒)
クリーチャー ― 多相の戦士(Shapeshifter) Ravnica: City of Guilds,レア
(1)(青)(黒):いずれかの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをゲームから取り除く。ディミーアのドッペルゲンガーはそのカードのコピーになり、この能力を得る。
0/2
Illus.Jim Murray (202/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536202/


墓地にあるクリーチャー・カード1枚を取り除くことで、
そのコピーになれるクリーチャーです。
取り除く能力は継続して持ち続けるので、
別のカードを取り除けばそのコピーになることが可能です。

通常ならコストが高くて使えないようなクリーチャーを、
これでコピーして利用することが出来ます。
墓地にカードを置くギミックがあれば、リアニメイトのようなデッキが組めそうです。
また、普通にコントロールデッキに入れ、
大型クリーチャー対策としても面白いかと思います。
相手の大型クリーチャーを除去した後、
それをコピーしてフィニッシャーにするのです。

墓地にクリーチャーが無いと役立たないうえ、
プレイした後すぐコピーするには6マナもかかるため、
相手がクリーチャーの少ないデッキだと使いにくく、隙が大きくなるのが難点です。
そのため、相手を頼るより、これに対応したデッキで使うのが良いでしょう。
 
 
Firemane Angel / 炎まといの天使 (3)(赤)(白)(白)
クリーチャー ― 天使(Angel) Ravnica: City of Guilds,レア
飛行、先制攻撃
あなたのアップキープの開始時に、炎まといの天使があなたの墓地にあるか場に出ている場合、あなたは1点のライフを得てもよい。
(6)(赤)(赤)(白)(白):あなたの墓地にある炎まといの天使を場に戻す。この能力は、あなたのアップキープの間にしかプレイできない。
4/3
Illus.Matt Cavotta (205/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536205/


飛行と先制攻撃を持ち、墓地から場に戻ってくることもできるクリーチャーです。
墓地か場にあると、毎ターンライフを回復する能力もあります。

4/3飛行とフィニッシャーとするには十分なスペックを持ち、
かつ先制攻撃を持つため、戦闘では攻防共に役立つでしょう。
除去されたとしても、マナはかかりますが場に戻ることが出来ますし、
そのまま墓地に置いておいても、自動的にライフを得ることが可能です。
相手の除去や火力に対抗するには、なかなか有効そうです。

問題は、やはりコストがかかることでしょうか。
赤白のコントロールが組めないと、利用できる場がなさそうです。
 
 
Glare of Subdual / 制圧の輝き (2)(緑)(白)
エンチャント Ravnica: City of Guilds,レア
あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャー1体をタップする:アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とし、それをタップする。
Illus.Zoltan Boros & Gabor Szikszai (207/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536207/


こちらのクリーチャー1体をタップすることで、
アーティファクトかクリーチャー1個をタップできます。
要らないクリーチャーを使って、邪魔なカードを封じられるため、
クリーチャーの数を揃えられるトークンデッキで特に有効です。
普通のクリーチャーデッキでも、
対応しきれないファッティやフライヤーを止めることに使えます。
起動にマナがかからないため、相手ターンに起動しやすいのも長所です。

4マナと重めな上、能力の性質上、
ウィニーやトークンデッキとは相性が悪いのが難点です。
ただ、そうでないクリーチャーデッキの対策にするなら、
非常に役立つかと思われます。
 
 
Glimpse the Unthinkable / 不可思の一瞥 (青)(黒)
ソーサリー Ravnica: City of Guilds,レア
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーのカードを上から10枚、自分の墓地に置く。
Illus.Brandon Kitkouski (208/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536208/


プレイヤー1人のライブラリーを、一気に10枚削るカードです。
たったの2マナで、ライブラリーの約1/5を削ることが出来ます。
コストが軽いために隙を作りにくく、コントロールでもプレイしやすいのが長所。
発掘のような能力で自分からライブラリーを削るデッキには、特に有効でしょう。

問題は、直接場に影響を与える効果でないことでしょうか。
直接火力のようなもので、
ライブラリー破壊に特化したデッキでないと役立ちにくいかと思います。
Grave-Shell Scarab / 墓掘り甲のスカラベ (2)(黒)(緑)(緑)
クリーチャー ― 昆虫(Insect) Ravnica: City of Guilds,レア
(1),墓掘り甲のスカラベを生け贄に捧げる:カードを1枚引く。
発掘1(あなたがカードを引く場合、代わりにあなたはあなたのライブラリーのカードを上からちょうど1枚、あなたの墓地に置いてもよい。そうした場合、あなたの墓地にあるこのカードをあなたの手札に戻す。そうしなかった場合、カードを1枚引く。)
4/4
Illus.Pete Venters (211/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536211/


生け贄に捧げることでカードを1枚引ける、発掘持ちのクリーチャーです。
戦闘や呪文で破壊されそうになっても、自身の起動能力を発掘で置換することで、
墓地に置いた後、すぐに手札に戻すことが出来ます。
発掘の値が1と低いために何度でも利用でき、
除去に対して耐性が強いのが長所です。
4/4と大きく、クリーチャーデッキでも
十分に役立つスペックがあると言えるでしょう。

ただ、特に回避能力などを持たないため、
場合によっては別のカードが優先されそうです。
除去の多いコントロールなどを相手にするなら、これを試してみても良いでしょう。
 
 
Loxodon Hierarch / ロクソドンの教主 (2)(緑)(白)
クリーチャー ― 象(Elephant)・クレリック(Cleric) Ravnica: City of Guilds,レア
ロクソドンの教主が場に出たとき、あなたは4点のライフを得る。
(緑)(白),ロクソドンの教主を生け贄に捧げる:あなたがコントロールする各クリーチャーを再生する。
4/4
Illus.Kev Walker (214/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536214/


場に出たときに、4点のライフを得る能力を持つクリーチャーです。
生け贄に捧げることで、こちらのクリーチャー全てを再生出来ます。

元が4マナ4/4と大きい上に、ライフ回復能力を持つため、
打撃力を確保しつつ、直接火力などへの耐性を付けられる、
攻防共に役立つクリーチャーです。
また、全体除去に対しても、その再生能力で耐えることが出来ます。

無理矢理難点を見つけるとすれば、
4マナなのでウィニーでは使いにくい、という点くらいでしょうか。
色の合うクリーチャーデッキなら、適当に入れておいても活躍してくれるでしょう。
 
 
Mindleech Mass / 精神ヒルの塊 (5)(青)(黒)(黒)
クリーチャー ― ホラー(Horror) Ravnica: City of Guilds,レア
トランプル
精神ヒルの塊がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはそのプレイヤーの手札を見てもよい。そうした場合、あなたはその中の土地ではないカードを1枚、そのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。
6/6
Illus.Kev Walker (215/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536215/


戦闘ダメージをプレイヤーに与えるたびに、そのプレイヤーの手札から、
土地でないカードをコストを支払わずに
プレイ出来る能力を持つトランプル付きクリーチャーです。

プレイできるカードの制限がゆるいため、ほぼ手札破壊のように働きます。
コストが高いカードや、状況によっては役立たないカードなど、
相手が手札に残しているカードをこちらのものにすることで、
相手の計算を狂わせることが可能です。
パワーが6のトランプル持ちなので、ブロックしても止めにくいのも長所。

問題はやはり、そのマナ・コストの高さでしょう。
手札がなくなっていることも多いでしょうし、
後半まで手札を残すようなコントロールデッキ相手にプレイしても、
打ち消されたり、すぐに除去されるのが関の山かと思われます。
リアニメイトでならともかく、普通に使われることはないかと思われます。
Agrus Kos, Wojek Veteran / ウォジェクの古参兵、アグルス・コス (3)(赤)(白)
伝説のクリーチャー ― 人間(Human)・兵士(Soldier) Ravnica: City of Guilds,レア
ウォジェクの古参兵、アグルス・コスが攻撃に参加するたび、攻撃に参加している赤のクリーチャーはターン終了時まで+2/+0の修整を受け、攻撃に参加している白のクリーチャーはターン終了時まで+0/+2の修整を受ける。
3/3
Illus.Donato Giancola (190/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536190/


攻撃に参加するたび、赤の攻撃クリーチャーには+2/+0の修整を、
白の攻撃クリーチャーには+0/+2の修整を与える伝説のクリーチャーです。

パワーやタフネスが上がるため、戦闘において有利になります。
小型のクリーチャーでも数があれば、相手を圧倒することが可能になるのです。
これ自体も、攻撃に参加すれば5/5とマナ・コスト相応の大きさになりますので、
戦闘で破壊されることを恐れる必要は基本的にありません。

ただ、5マナと重めなため、
クリーチャーを並べやすいウィニーでは重くて使いにくいのが難点です。
また、打撃力を上げられるのは赤のクリーチャーのみなので、
ある程度デッキの組み方が制限されてしまうのも短所。
攻撃に参加させられれば有効そうですが、
少々扱いにくいために、あまり使われなさそうです。
 
 
Autochthon Wurm / 土着のワーム (10)(緑)(緑)(緑)(白)(白)
クリーチャー ― ワーム(Wurm) Ravnica: City of Guilds,レア
召集(この呪文をプレイするに際しあなたがタップしたクリーチャー1体につき、それをプレイするためのコストは(1)かそのクリーチャーの色のマナ1点だけ少なくなる)
トランプル
9/14
Illus.Michael Phillippi (191/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536191/


15マナで9/14トランプル持ちと、
ワームとしては最大級の大きさを誇るクリーチャーです。召集付き。
ほぼ確実に戦闘や火力では破壊されないサイズを持つため、
場に出せれば、フィニッシャーとして活躍できるかと思います。
また、点数で見たマナ・コストを参照する呪文や能力との相性も良いです。

問題は、コストが高すぎるため、召集能力を利用しても
普通にプレイすることは難しいことでしょうか。
まあ、リアニメイトする分には問題ないので、
そういうデッキでは使われることもありそうです。
 
 
Bloodbond March / 血族の行進 (2)(黒)(緑)
エンチャント Ravnica: City of Guilds,レア
クリーチャー呪文がプレイされるたび、各プレイヤーは自分の墓地にある、その呪文と同じ名前のカードを場に戻す。
Illus.Jim Nelson (192/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536192/


クリーチャー呪文がプレイされると、同じ名前のカードが墓地から場に戻ってきます。
一度破壊されたクリーチャーを再利用できるので、
全体除去された後、早期に場の回復をすることが出来ます。
また、クリーチャーを墓地に置くギミックを用いて、
187能力を再利用する役などに立ちます。
組み合わせるカードによっては、なかなか面白いコンボが出来そうです。

問題は、各クリーチャーを4枚積みしなければ
効果を利用しにくいことと、相手にも影響が及ぶことです。
前者はともかく、後者の問題は、
相手もクリーチャーデッキだった場合に気になります。
また、クリーチャーがよく破壊されるような状況でなければ、
あまり効果がないことも難点。
そのため、コントロール相手の全体除去対策には良さそうですが、
メインに入るようなカードではなさそうです。
 
 
Brightflame / 光り輝く炎 (X)(赤)(赤)(白)(白)
ソーサリー Ravnica: City of Guilds,レア
光輝 ― クリーチャー1体を対象とする。光り輝く炎はそれと、その他の共通の色を持つ各クリーチャーにX点のダメージを与える。あなたはこの方法で与えられたダメージに等しい値のライフを得る。
Illus.Dave Dorman (194/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536194/


対象のクリーチャーと、それと同じ色を持つ
すべてのクリーチャーにダメージを与えた上で、
与えたダメージの総計に等しい値のライフを得る事の出来る光輝呪文です。

相手がトークンを大量に展開しているような状況では非常に有効です。
相手のトークンを全滅させた上で、大量のライフを得ることも可能でしょう。
光輝呪文なので、対象に取れないクリーチャーにも効果が及ぶことも長所です。

問題は、非常にコストがかかる上に、マナ拘束が厳しすぎることでしょう。
タフネスが2のクリーチャーをすべて破壊するのに、
《紅蓮地獄》なら2マナで済むところを、
こちらでは6マナもかけなければなりません。
まあ、相手のクリーチャーのみを除去できるという点では優秀ですが、
あまりに使い勝手が悪いために、使われることはなさそうです。
Chorus of the Conclave / 議事会の合唱者 (4)(緑)(緑)(白)(白)
伝説のクリーチャー ― ドライアド(Dryad)・ロード(Lord) Ravnica: City of Guilds,レア
森渡り
クリーチャー呪文をプレイするための追加コストとして、あなたは好きな総量のマナを支払ってもよい。そうした場合、そのクリーチャーはその上に同じ数の追加の+1/+1カウンターが置かれた状態で場に出る。
3/8
Illus.Brian Despain (195/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536195/


クリーチャーをプレイする際に、好きなだけ追加でマナを支払うことで、
そのクリーチャーは、支払った追加のマナに等しい分だけ強化されて場に出ます。

後半役立たなくなってくるマナクリーチャーを巨大にし、
攻撃に役立てることが出来ます。
《極楽鳥》を5/6飛行にして攻撃できれば、勝利は近いでしょう。
これ自身も、タフネスが高いために火力では除去されにくい上、
森渡りを持つため、最後の数点を削るのに役立つこともありそうです。

問題はやはり、8マナというコストの重さでしょう。
これを普通に場に出せるくらいまで
ゲームが長引くクリーチャーデッキなんて、そうそうありません。
土地事故を起こして長期戦になったことを考えてこれを入れる、
なんてこともないでしょうし。
というわけで、基本的に使われることはないかと思われます。
 
 
Circu, Dimir Lobotomist / ディミーアの脳外科医、シアクー (2)(青)(黒)
伝説のクリーチャー ― 人間(Human)・ウィザード(Wizard) Ravnica: City of Guilds,レア
あなたが青の呪文をプレイするたび、ライブラリー1つを対象とし、その一番上のカードをゲームから取り除く。
あなたが黒の呪文をプレイするたび、ライブラリー1つを対象とし、その一番上のカードをゲームから取り除く。
あなたの対戦相手は、ディミーアの脳外科医、シアクーによってゲームから取り除かれたカードと同じ名前の土地ではないカードをプレイできない。
2/3
Illus.Cyril Van Der Haegen (196/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536196/


青か黒の呪文をプレイするたび、
相手のライブラリートップのカードを取り除いた上で、
対戦相手は、その取り除いたカードと同じ名前の、
土地でないカードのプレイを禁止されます。
呪文をプレイするだけでライブラリーを破壊できる上に、
相手の行動を妨害できるため、非常に強力です。
これを場に出した上で、打消しなどで身を守り続けていれば、
その途中で、相手の行動は鈍くなっていくことでしょう。

クリーチャーなので、比較的除去されやすく、
全体除去と併用しにくいことが難点でしょうか。
それでも能力は強力ですし、使われることも多いかと思われます。
 
 
Dimir Cutpurse / ディミーアの巾着切り (1)(青)(黒)
クリーチャー ― スピリット(Spirit) Ravnica: City of Guilds,レア
ディミーアの巾着切りがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはカードを1枚捨て、あなたはカードを1枚引く。
2/2
Illus.Kev Walker (201/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536201/


相手に戦闘ダメージを与えるたび、
その手札を1枚捨てさせ、こちらはカードを1枚引けます。
3マナと軽めで、序盤から相手の手札を攻めつつ、
こちらの手札を増やすことが出来ます。
相手の取れる行動を減らしつつ、こちらの取れる行動を増やせるために、
コントロール向けの能力だといえそうです。

ただ、これ自体が回避能力を持たないため、
ブロッカーがいるとまず攻撃が通らないのが難点です。
特にクリーチャーデッキ相手には、ただの2/2以上になることは少ないでしょう。
そのため、クリーチャーの少ない、コントロール相手に有効そうです。
そういうデッキを相手にする必要があるなら、使われるかもしれません。
Primordial Sage / 始原の賢者 (4)(緑)(緑)
クリーチャー ― スピリット(Spirit) Ravnica: City of Guilds,レア
あなたがクリーチャー呪文をプレイするたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
4/5
Illus.Justin Sweet (177/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536177/


クリーチャー呪文をプレイするたび、
カードを1枚引くことの出来るスピリットです。
クリーチャーデッキでは、
呪文をプレイするたびに手札を補充できるようになるため、
除去されることによる弾切れが起こりにくくなります。
また、軽量クリーチャーを何枚もプレイすることで、
ライブラリーを掘り進むことも可能です。
タフネスが5と高めで火力では除去されにくい上、
スピリットなので神河ブロックのカードと相性が良いのも長所。

問題は、クリーチャーデッキで6マナ溜まる頃には、
ゲームが終わっていることが多いことでしょうか。
大型クリーチャーデッキではその限りではないでしょうが、
大型クリーチャーを何枚も並べるというので無い限り、
他のカードを優先した方が早く相手を殴り倒せるでしょう。
コンボパーツとしては面白いかと思われますが、使われることは少なそうです。
 
 
Scion of the Wild / 野生の末裔 (1)(緑)(緑)
クリーチャー ― アバター(Avatar) Ravnica: City of Guilds,レア
野生の末裔のパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールするクリーチャーの数に等しい。
*/*
Illus.Kev Walker (182/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536182/


こちらのクリーチャーの数に等しい大きさになるアバターです。
トークンデッキのような、
クリーチャーを大量に並べるデッキではかなりの大きさになるでしょう。
3マナと軽いため、序盤から場に出しておけるのも長所です。
インスタントのトークン生産呪文をコンバット・トリックのように使ったり、
《自然の類似》のような、
土地などをクリーチャーに変えるカードとの相性が良いのも長所です。

問題は、他に並べたクリーチャーが除去されると、
これも小さくなってしまうのが難点。
1/1のトークンを並べてこれを巨大化させたとしても、
《横揺れの増長》1枚で全滅します。
トークンデッキが、除去の少ないクリーチャーデッキに対抗する目的になら、
使えそうな気がします。
 
 
Ursapine / ウルサパイン (3)(緑)(緑)
クリーチャー ― ビースト(Beast) Ravnica: City of Guilds,レア
(緑):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
3/3
Illus.Jim Murray (188/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536188/


緑マナ1点で、クリーチャー1体を強化する能力を持つビーストです。
余ったマナをダメージに変換することが出来、戦闘において有利になれます。
火力避けにもなりますし、クリーチャーデッキ相手には有効そうです。
マナ加速の豊富な緑ですので、
場に出れば嫌らしいクリーチャーになることでしょう。

緑の濃いデッキでないと有効活用できないことと、
元が3/3と少々小さめなのが難点です。
ただ、緑の濃いクリーチャーデッキでは、十分検討の余地があります。
 
 
Vinelasher Kudzu / 殴打蔦の葛 (1)(緑)
クリーチャー ― 植物(Plant) Ravnica: City of Guilds,レア
あなたのコントロールの下で土地が場に出るたび、殴打蔦の葛の上に+1/+1カウンターを1個置く。
1/1
Illus.Mark Tedin (189/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536189/


土地が場に出るたびに強化される植物です。
土地を出すだけで、マナをかけずに強化出来るので、序盤に場に出せれば強力です。
土地サーチも強化呪文として役立てることが出来ますので、
緑コントロールや、普通のクリーチャーデッキに入れても役立ちそうです。

中盤以降に場に出すと、強化するための土地の確保が難しくなるのが難点です。
ただ、《曇り鏡のメロク》のようなカードもありますし、
組み合わせ方によっては、なかなか使えるクリーチャーかと思います。
Golgari Grave-Troll / ゴルガリの墓トロール (4)(緑)
クリーチャー ― スケルトン(Skeleton)・トロール(Troll) Ravnica: City of Guilds,レア
ゴルガリの墓トロールは、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき、その上に+1/+1カウンターが1個置かれた状態で場に出る。
(1),ゴルガリの墓トロールから+1/+1カウンターを1個取り除く:ゴルガリの墓トロールを再生する。
発掘6
0/0
Illus.Greg Hildebrandt (167/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536167/


こちらの墓地にあるクリーチャー・カードの数に等しい
パワーとタフネスを持って場に出る、
カウンターを取り除くことで再生する能力と、発掘を持つクリーチャーです。

中盤以降、ある程度墓地にカードが溜まってきた頃にプレイすることで、
4/4くらいにはすることが出来るでしょう。再生能力も持つので悪くないサイズです。
さらに、墓地に置かれても、発掘によって墓地を肥やしつつ手札に戻ることが出来ます。
つまり、除去するごとに大きくなって場に戻れるようなものなので、
相手の除去をけん制することも可能です。
墓地を利用するカードとの相性が良いのも長所。

ただ、場合によっては墓地にクリーチャー・カードが
溜まらないこともあるかと思われますので、
大きさの安定した、他のクリーチャーの方が良いかもしれません。
能力自体は強力なので、デッキの構造などによっては使われることもありそうです。
 
 
Hunted Troll / 狩り立てられたトロール (2)(緑)(緑)
クリーチャー ― トロール(Troll)・戦士(Warrior) Ravnica: City of Guilds,レア
狩り立てられたトロールが場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのコントロールの下で、飛行を持つ青の1/1のフェアリー(Faerie)・クリーチャー・トークンを4個場に出す。
(緑):狩り立てられたトロールを再生する。
8/4
Illus.Greg Staples (170/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536170/


4マナ8/4、緑マナ1つで再生する能力を持つクリーチャーです。
ただ、場に出たとき、相手側にフェアリーを4体提供してしまうデメリットをもちます。

といっても、単純に殴り合えばこちらの方が早く相手を倒せますし、
再生を持つため、戦闘や火力によって破壊されにくい長所もあります。
出てくるトークンも飛行を持つため、
クリーチャー対策の乏しい緑でも比較的対処しやすく、
《戦利品狩り》などといったクリーチャーと併用すれば問題ないでしょう。

これ自身に回避能力がないため、
トークンによって時間稼ぎされるのが難点ではありますが、
他の色を加えて早々に除去してしまうことも出来ますし、悪くはなさそうです。
 
 
Life from the Loam / 壌土からの生命 (1)(緑)
ソーサリー Ravnica: City of Guilds,レア
あなたの墓地にある最大3枚までの土地カードを対象とし、それをあなたの手札に戻す。
発掘3(あなたがカードを引く場合、代わりにあなたはあなたのライブラリーのカードを上からちょうど3枚、あなたの墓地に置いてもよい。そうした場合、あなたの墓地にあるこのカードをあなたの手札に戻す。そうしなかった場合、カードを1枚引く。)
Illus.Terese Nielsen (172/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536172/


墓地から、土地カードを3枚まで手札に回収できるカードです。発掘も持ちます。
破壊された土地を2マナで回収できるため、土地破壊に対して耐性を付けられます。
万が一土地破壊を連発されても、発掘してプレイしなおせば問題ありません。
さらに、これ自身の発掘能力で土地を墓地に落とすことで、
土地サーチのように使用することも可能です。

土地サーチとしてはあまり確実性が無いうえ、
場に直接効力を及ぼさないのが難点ですが、
土地破壊対策や、土地を利用するギミックの補助としては有効そうです。
Birds of Paradise / 極楽鳥 (緑)
クリーチャー ― 鳥(Bird) Ravnica: City of Guilds,レア
飛行
(T):あなたのマナ・プールに、好きな色のマナ1点を加える。
0/1
Illus.Marcelo Vignali (153/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536153/


タップして好きな色のマナを出せる、飛行持ちのクリーチャーです。
1ターン目にプレイすることで2ターン目には
3マナ域のクリーチャーをプレイできるようになるため、
クリーチャーデッキの高速展開の助けになります。
多色デッキのマナ事故回避にも役立つ上、飛行を持つので、
装備品やオーラとの相性が良いのも長所です。

パワーがないため、緑単では《ラノワールのエルフ》の方が
使い勝手が良さそうですが、
まあ両方入れればよい話です。今後もお世話になるクリーチャーでしょう。
 
 
Chord of Calling / 召喚の調べ (X)(緑)(緑)(緑)
インスタント Ravnica: City of Guilds,レア
召集(この呪文をプレイするに際しあなたがタップしたクリーチャー1体につき、それをプレイするためのコストは(1)かそのクリーチャーの色のマナ1点だけ少なくなる)
あなたのライブラリーから点数で見たマナ・コストがX以下であるクリーチャー・カードを1枚探し、それを場に出す。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
Illus.Heather Hudson (156/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536156/


支払ったXの値以下のマナ・コストをもつクリーチャー・カードを
サーチするインスタントです。召集も付いてます。
マナさえあれば、状況に応じて好きなクリーチャーをサーチして来られるため、
シルバーバレット戦略を取ることができ、デッキの柔軟性を増すことが出来ます。
インスタントな上に召集を持つため、相手の不意をつける点も強力です。

ただ、トリプルシンボルなため、
3色以上のデッキではプレイしにくいのが難点です。
その上、召集を持つとはいえ、ある程度重いクリーチャーを呼ぶには
かなりマナやクリーチャーがかかります。
まあ、普通のクリーチャーデッキに入るくらいの重さのものなら呼べるでしょうから、
《歯と爪》みたいに重いものを呼ぶのでなく、
4マナ程度の物を呼ぶために入れておくと役立つでしょう。
 
 
Doubling Season / 倍増の季節 (4)(緑)
エンチャント Ravnica: City of Guilds,レア
いずれかの効果があなたのコントロールの下で1個以上のトークンを出す場合、代わりにそれはその2倍の数を場に出す。
いずれかの効果があなたがコントロールするパーマネントの上に1個以上のカウンターを置く場合、代わりにそれはその2倍の数をそのパーマネントの上に置く。
Illus.Wayne Reynolds (158/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536158/


トークンが場に出る場合、その数は2倍の数になります。
カウンターが乗る場合も、その数は2倍の数になります。

トークンを利用するデッキの場合、展開力が2倍になるわけで、非常に強力です。
全体強化や召集、光輝カードとの相性も良く、
すぐに相手を押しつぶすことができそうです。
カウンターを利用するデッキの場合、色々と面白いことが可能になります。
明神の能力を2度利用したり、
カウンターを持って場に出るクリーチャーを強化したり、
あるいは相手の《血文字の羽ペン》などの対策にならないこともありません。
組み合わせるカードによっては、これまた強力になりそうです。

問題は、5マナと重めなことと、これ単体では何もしないことです。
ただ、なかなか面白いデッキが組めそうなカードだとは思います。
Mindmoil / 精神の骨折り (4)(赤)
エンチャント Ravnica: City of Guilds,レア
あなたが呪文をプレイするたび、あなたの手札にあるカードをあなたのライブラリーの一番下に好きな順番で置く。その後、同じ枚数のカードを引く。
Illus.Alex Horley-Orlandelli (135/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536135/


呪文をプレイするたびに、手札にカード全てをライブラリーのものと交換します。
手札にある不要なカードを、
ライブラリーのカードと交換することで無駄をなくすことができます。
また、パーマネントを手札に戻すカードと併用することで、
不要になった小型クリーチャーなどを、別のカードと入れ替えることも可能です。
手札を交換するのに、特にコストがかからないことも長所です。

ただ、交換したくなくても勝手に交換されてしまうのは問題です。
それに、手札の少ない状態では効果が薄いのも難点。
結局、使い勝手の悪さから使われることはなさそうです。
 
 
Molten Sentry / 溶鉄の歩哨 (3)(赤)
クリーチャー ― エレメンタル(Elemental) Ravnica: City of Guilds,レア
溶鉄の歩哨が場に出るに際し、コインを1枚投げる。表が出た場合、溶鉄の歩哨は速攻を持つ5/2のクリーチャーとして場に出る。裏が出た場合、溶鉄の歩哨は防衛を持つ2/5のクリーチャーとして場に出る。
*/*
Illus.Kev Walker (136/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536136/


5/2の速攻持ち、あるいは2/5の防衛持ちとして場に出るクリーチャーです。
どちらの状態で場に出るかは、コイン投げの結果で決まります。

4マナ5/2速攻持ちは、まあ悪くはないサイズです。
トランプルがないのは残念ですが、
相手にクリーチャーがいないなら火力のように使えます。
4マナ2/5防衛持ちも、まあ使えないことはありません。
パワーがあるので、ウィニーの攻撃をある程度抑制することが出来そうです。

問題はもちろん、どの形態で場に出るかを選べないことです。
速攻持ちは相手にクリーチャーがいないときに、
防衛持ちは相手にクリーチャーがいるときに役立ちます。
つまり、必要とされる状況がまったく逆なので、
50%の確率で役に立たなくなるのです。
というわけで、使い勝手の悪さから使われることは少ないかと思われます。
 
 
Warp World / 歪んだ世界 (5)(赤)(赤)(赤)
ソーサリー Ravnica: City of Guilds,レア
各プレイヤーは自分がオーナーであるすべてのパーマネントを自分のライブラリーに加えて切り直し、その後自分のライブラリーのカードを上から同じ枚数だけ公開する。各プレイヤーはこの方法で公開されたすべてのアーティファクト・カード、クリーチャー・カード、土地カードを場に出す。その後、この方法で公開されたすべてのエンチャント・カードを場に出す。その後、残りのカードを自分のライブラリーの一番下に好きな順番で置く。
Illus.Ron Spencer (150/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536150/


各プレイヤーは自分のコントロールするパーマネント全てをライブラリーに戻し、
その後、同じ枚数だけライブラリーの一番上から公開します。
その中の、パーマネントになるカードを全て場に出して、残りは墓地に置かれます。

余分な土地や小型のクリーチャーなど、
不要なカードを有用なものに置き換えられる可能性があります。
また逆に、相手のパーマネントを土地のような、
その時点で不要なものに置き換えられるかもしれません。
また、新たに大量のパーマネントを場に出せるため、
あらかじめデッキに187カードを大量に入れておけば、
面白いことが出来そうな気もします。
トークンデッキに入れることで、大量のトークンをトークン生産器に置き換え、
さらに多くのトークンを生産するようにする、とかいうことも出来そうです。

問題はそのコストの重さと、確実性のなさです。
最悪の場合、こちらには何も残らず、
相手にばかりパーマネントが並ぶおそれもあります。
面白いカードだとは思いますが、
ファンデッキ以外で見ることはまず無いかと思われます。
Flame Fusillade / 炎の一斉攻撃 (3)(赤)
ソーサリー Ravnica: City of Guilds,レア
ターン終了時まで、あなたがコントロールするパーマネントは以下の能力を得る。「(T):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。このパーマネントはそれに1点のダメージを与える。」
Illus.Dany Orizio (123/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536123/


こちらのコントロールするパーマネントに、
タップすることでダメージを与える能力を持たせるカードです。
つまり、こちらのアンタップ状態のパーマネントの数だけ
ダメージを振り分けることが出来ます。

パーマネントをアンタップさせるカード、例えば《早摘み》との相性が良く、
うまくいけば7、8点はダメージを振り分けて与えられるかと思われます。
また、ダメージを与える能力はパーマネント自身が持つため、
ダメージを与えることで誘発する能力などと組み合わせると、面白いことが出来ます。
《新参の武士》や《血の信徒》を反転させるには最適のカードでしょう。

問題は、これのコストが4マナと重めことです。
コスト支払いのために土地をタップすると、
与えた能力のためにタップできるパーマネントが少なくなるため、
たいしたダメージを与えることができないおそれがあります。
そのため、単なる火力としてではなく、
前述したようなカードとの組み合わせを前提に使用した方が良いでしょう。
 
 
Hammerfist Giant / 槌拳の巨人 (4)(赤)(赤)
クリーチャー ― 巨人(Giant)・戦士(Warrior) Ravnica: City of Guilds,レア
(T):槌拳の巨人は、飛行を持たない各クリーチャーと、各プレイヤーに4点のダメージを与える。
5/4
Illus.Carl Critchlow (130/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536130/


タップすることで、すべての飛行を持たないクリーチャーと
プレイヤーに4点のダメージを与えます。
4点もダメージを与えれば大抵のクリーチャーを除去することが出来ますし、
相手のライフを削り取る手段としても活用できそうです。
ブロック参加時に起動することで、
タフネスが9点までのクリーチャーなら除去できますので、
防御役としてブロックにまわってもいいかと思われます。
6マナで5/4と、そんなに悪くない大きさなので、
相手にクリーチャーがいなくても悪くありません。

問題は、この能力によって自分自身を破壊してしまうことです。
まあ、使い切りの全体除去として使うなら別にそれでも構わないでしょうし、
《認可の光》や、タフネスを上昇させるカードと組み合わせてやれば、
簡単に解決できる問題です。
大型クリーチャーデッキであれば、
メタによっては使われることもあるのかもしれません。
 
 
Hunted Dragon / 狩り立てられたドラゴン (3)(赤)(赤)
クリーチャー ― ドラゴン(Dragon) Ravnica: City of Guilds,レア
飛行、速攻
狩り立てられたドラゴンが場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのコントロールの下で、先制攻撃を持つ白の2/2の騎士(Knight)クリーチャー・トークンを3個場に出す。
6/6
Illus.Mark Zug (131/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536131/


5マナで6/6、速攻と飛行を持つドラゴンです。
場に出たとき、相手側に先制攻撃持ちの騎士を
3体提供してしまうデメリットをもちます。

飛行を持つため、トークンによって攻撃を妨害されることもなく、
速攻を持つため、相手のトークンが与えるより
多くのダメージを、より早く叩き出せます。
火力などと組み合わせることで、
相手のライフをすぐに削り取っていくことが出来るでしょう。

赤いクリーチャーには小型の物が多いため、
これ以外のクリーチャーでは先制攻撃持ちのトークンに
対処しづらいのが問題といえば問題ですが、
そこは赤なのですから、《紅蓮地獄》なりなんなり、
火力でどうにかできるでしょう。
除去やバウンスにさえ気をつければ、十分に強力なクリーチャーかと思われます。
Breath of Fury / 憤怒の息吹 (2)(赤)(赤)
エンチャント ― オーラ(Aura) Ravnica: City of Guilds,レア
エンチャント(あなたがコントロールするクリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるとき、それを生け贄に捧げるとともにあなたがコントロールするクリーチャーに憤怒の息吹をつける。そうした場合、あなたがコントロールするすべてのクリーチャーをアンタップし、このフェイズの後に追加の戦闘フェイズを加える。
Illus.Kev Walker (116/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536116/


エンチャントされたクリーチャーが戦闘ダメージを与えるたびに、
そのクリーチャーは生け贄に捧げられ、
これは他のクリーチャーにエンチャントされます。
その後、こちらのクリーチャー全てをアンタップすると共に
追加の戦闘フェイズを加えます。

攻撃の通るクリーチャーを複数体用意しておけば、
その分だけ殴り続けることが出来ますので、
うまくいけばそのターンのうちにゲームを終わらせることも出来るでしょう。
《虚ろの犬》や《花粉光の羽》などのような、
攻撃に参加したり戦闘ダメージを与えたりすることで
誘発するカードとの相性も良いです。

ただ、エンチャントされたクリーチャーが戦闘ダメージを与えるたびに
必ず生け贄に捧げなければならないので、
あらかじめ付けておいて、機会を見て能力を利用する、ということができません。
また、一度に能力を複数回利用しないと《連続突撃》に劣ってしまいますので、
あらかじめ、攻撃の通るクリーチャーを多めに用意しておく必要があります。
普通のデッキに入れるには問題が多そうですが、
これ専用のデッキを組めれば面白そうな気はします。
 
 
Char / 黒焦げ (2)(赤)
インスタント Ravnica: City of Guilds,レア
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。黒焦げはそれに4点のダメージを与え、あなたに2点のダメージを与える。
Illus.Adam Rex (117/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536117/


対象に4点のダメージを与え、こちらに2点のダメージを与えるインスタントです。
クリーチャーの除去目的にも、
残ったライフを削る目的にも十分なダメージ量を持つ上に、
3マナと軽いので、相手の行動に対応してプレイすることが簡単になっています。
シングルシンボルなので、多色デッキでも使いやすいことも長所。

こちらに2点のダメージが入るのが難点といえば難点ですが、
こちらの方が多くのダメージを与えるわけですし、
よっぽど後のない状態でなければ気にするほどではないでしょう。
優秀な火力だと思いますし、今後使われることも多いかと。
 
 
Excruciator / 責めさいなむ者 (6)(赤)(赤)
クリーチャー ― アバター(Avatar) Ravnica: City of Guilds,レア
責めさいなむ者が与えるダメージは軽減できない。
7/7
Illus.Paolo Parente (121/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536121/


7/7のクリーチャーですが、これが与えるダメージは軽減されません。
巨大なためにクリーチャーや火力では除去することが難しく、《赤の防御円》などで防ぐことも出来ないため、
相手が普通のクリーチャーデッキであったりすると、
これの攻撃を止めることは非常に困難です。
3回殴れば人が死ぬ大きさなので、場に出せればなかなか強力かと思われます。

ただ、場に出せれば、ですが。
8マナと重いため、普通のデッキに入れてもまず場に出ることはないでしょう。
そのため、リアニメイトなどで早いうちに場に出すなどする使い方が良いかと思われます。
Moonlight Bargain / 月光の取り引き (3)(黒)(黒)
インスタント Ravnica: City of Guilds,レア
あなたのライブラリーのカードを上から5枚見る。各カードについて、あなたが2点のライフを支払わない限り、そのカードをあなたの墓地に置く。その後、残りをあなたの手札に加える。
Illus.Nick Percival (95/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536095/


ライブラリーの上から5枚のカードを墓地に置きます。
ただし、1枚につき2点のライフを支払うことで、
墓地に置かずに手札に加えることが出来ます。

要らないカードは墓地に置くことが出来るので、
必要なカードのみを手札に加えることが出来ます。
好きなカードを墓地に置くことも出来るので、リアニメイトとの相性も良いです。
5マナとマナ・コストは重めですが、
インスタントなのでプレイするのは難しくないでしょう。

問題は、手札にカードを加えるために、1枚に付き2点のライフが必要なことです。
クリーチャーデッキ相手には非常にプレイしにくく、
手札で腐ることも考えられます。
ライフを回復する手段を用意するか、
前述の通りリアニメイトとの相性が良いため、それに入れるのが良いかと。
 
 
Necroplasm / 屍の原形質 (1)(黒)(黒)
クリーチャー ― ウーズ(Ooze) Ravnica: City of Guilds,レア
あなたのアップキープの開始時に、屍の原形質の上に+1/+1カウンターを1個置く。
あなたのターンの終了時に、点数で見たマナ・コストが屍の原形質の上の+1/+1カウンターの数に等しい各クリーチャーを破壊する。
発掘2(あなたがカードを引く場合、代わりにあなたはあなたのライブラリーのカードを上からちょうど2枚、あなたの墓地に置いてもよい。そうした場合、あなたの墓地にあるこのカードをあなたの手札に戻す。そうしなかった場合、カードを1枚引く。)
1/1
Illus.rk post (98/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536098/


毎ターン+1/+1カウンターが乗せられていく、発掘持ちのクリーチャーです。
この上の+1/+1カウンターの数に等しいマナ・コストを持つ
クリーチャーをすべて破壊する能力を持ちます。

場に出たターンの終了時には0マナのクリーチャーを
全て破壊できるため、トークンを破壊出来ます。
そのため、大量にトークンを場に出すデッキに対して非常に有効です。
また、ウィニーのような軽量クリーチャーの多いデッキに対してもよく効くでしょう。

ただ、普通に使うと3ターン後にはこれ自身が破壊されてしまうことと、
そのためにマナ・コストの高いクリーチャーには効果がない点が難点です。
まあ、破壊されても発掘で手札に戻せるので再利用が可能ですし、
メタによっては、使われる可能性もありそうな気がします。
 
 
Sins of the Past / 過去の罪 (4)(黒)(黒)
ソーサリー Ravnica: City of Guilds,レア
あなたの墓地にあるインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を対象とする。ターン終了時まで、あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてよい。このターン、そのカードがあなたの墓地に置かれる場合、代わりにそれをゲームから取り除く。過去の罪をゲームから取り除く。
Illus.Jeremy Jarvis (106/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536106/


こちらの墓地にあるインスタントかソーサリー1枚を、
ただでプレイできるようになるソーサリーです。
そのカードとこれは、プレイ後にゲームから取り除かれます。

一度プレイして墓地に落ちたカードを再度プレイできるので、
全体除去を使いまわすことや、高火力の呪文を連続で相手に
叩き込むことが出来、効果は高そうです。
また、コストを支払わずにプレイできるようになるため、
何らかの方法で墓地にカードを置くことで、
通常プレイできないような重さのカードでも、
プレイすることが出来るようになります。

マナ・コストの軽い呪文を再利用してもたいした効果は挙げられないため、
ある程度効果の高い、
重めのカードを多用するようなデッキでないと使いにくそうではあります。
ですが、組み合わせによっては非常に強力なカードかと思われます。
 
 
Woebringer Demon / 悲哀をもたらす悪魔 (3)(黒)(黒)
クリーチャー ― デーモン(Demon) Ravnica: City of Guilds,レア
飛行
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げる。そのプレイヤーがそうできない場合、あなたは悲哀をもたらす悪魔を生け贄に捧げる。
4/4
Illus.Daren Bader (113/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/536113/


毎ターン、各プレイヤーにクリーチャーの生け贄を強要するクリーチャーです。
生け贄に捧げられないなら、これが墓地に置かれます。

毎ターン、コストをかけずに
相手のクリーチャーを減らしていけるのは非常に強力です。
4/4の飛行持ちと大きさは十分なので、
他のクリーチャーと一緒に殴っていけば大打撃を与えられるでしょう。
こちらのクリーチャーも減っていきますが、
トークンを生産する手段などと組み合わせることで、負担を軽減することが可能です。

ただ、それは相手にも言えることで、相手がトークンデッキであると効力が半減します。
また、相手クリーチャーの数が少なすぎたりすると、
たいして殴れないままに墓地に置かれることもありそうです。
まあ、数回殴ったうえでクリーチャーを除去できれば十分と見ることもできますので、
クリーチャーの多めなデッキ、
あるいはトークンを利用するデッキでは役立つかもしれません。

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