毎週日曜日は、私の思いついたコンボを紹介する「今週のコンボ」です。
今回はネタも無いことですし神河救済の情報も出てきていることですし、
神河救済のカードを利用したコンボを紹介しようかと思います。

なお、一部カードの情報は非公式のものであり、
必ずしもその情報が正しいとは限りませんのでご了承ください。

・《エラヨウの本質》&《法の定め》

unknown / 上位の空民、エラヨウ (1)(青)
伝説のクリーチャー ― ムーンフォーク(Moonfolk)・モンク(Monk) Saviors of Kamigawa,レア
飛行
いずれかのターンに4つ目の呪文がプレイされるたび、上位の空民、エラヨウを反転する。
1/1
unknown2 / エラヨウの本質
伝説のエンチャント(場)
各対戦相手が各ターンにプレイする最初の呪文を打ち消す。
Illus.Matt Cavotta (35/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/535035/


《エラヨウの本質》は上記の通り、呪文が4つ以上プレイされると
《上位の空民、エラヨウ》から反転するエンチャントで、
各ターンで対戦相手が最初にプレイする呪文1つを打ち消します。
反転させるのが難しそうではありますが、
《エラヨウの本質》にできればなかなか強力そうです。

そこで、《法の定め》と組み合わせてさらに強力にしましょう。
《法の定め》が場にあれば、
どのプレイヤーも1ターン中に1つしか呪文をプレイできなくなるため、
実質、相手の呪文を完全に封じることができるのです。

《血清の幻視》などのような軽いドロー呪文があれば、
《上位の空民、エラヨウ》を反転させやすいかと思います。
 
 
・《Michiko Konda, Truth Seeker》&《臣下の義務》

Michiko Konda, Truth Seeker (3)(白)
伝説のクリーチャー ― 人間(Human)・アドバイザー(Advisor) Saviors of Kamigawa,レア
対戦相手がコントロールする発生源があなたにダメージを与えるたび、そのプレイヤーはパーマネントを1つ生け贄に捧げる。
2/2
Illus.Christopher Moeller (19/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/535019/


《Michiko Konda, Truth Seeker》は上記の通り、
対戦相手のコントロールする発生源がこちらにダメージを与えると、
そのプレイヤーのパーマネントを1枚削ることのできるクリーチャーです。
能力は、戦闘などにおいて非常に強力なのですが、
普通は、先にこれが除去されて終わりになってしまうでしょう。

そこで、《臣下の義務》を利用します。
これがあれば《Michiko Konda, Truth Seeker》へのダメージを、
代わりにこちらが受けることができるため、
火力によって除去されることを防ぐことができます。

もちろん、火力でない除去への対策にはならないので、
その辺は打消しなどと組み合わせるのがいいかもしれません。
 
 
・《Thoughts of Ruin》&《交易路》

Thoughts of Ruin (2)(赤)(赤)
ソーサリー Saviors of Kamigawa,レア
各プレイヤーは、あなたの手札にあるカード1枚につき土地を1つ生け贄に捧げる。
Illus.John Avon (???/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/535530/


《Thoughts of Ruin》は上記の通り、
手札にあるカードの枚数だけ、各プレイヤーの土地を削れるソーサリーです。
見た目《ハルマゲドン》みたいですが、
高速展開していくウィニーのようなデッキは手札をすぐに消耗するため、
このカードは少々使い辛い感じがします。

というわけで、簡単に手札を補充する方法と組み合わせましょう。
《交易路》を併用するのです。
これで場に出した土地を手札に戻していき、
手札の枚数が十分になったら《Thoughts of Ruin》をプレイします。
こうすれば相手の土地を大量に除去できる上、
こちらの土地は手札に戻っているので無事です。
また場に出しなおしていきましょう。

マナを多めに使ってしまうのが難点となります。
あらかじめ、要らない土地は手札に残しておきましょう。
Chimeric Egg / キマイラ卵 (3)
アーティファクト Darksteel,アンコモン
対戦相手がアーティファクトではない呪文をプレイするたび、キマイラ卵の上に蓄積(charge)カウンターを1個置く。
キマイラ卵から蓄積カウンターを3個取り除く:キマイラ卵はターン終了時まで、トランプルを持つ6/6のアーティファクト・クリーチャーになる。
Illus.Michael Sutfin (106/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/531106/


神話が禁止された今なら第3弾。
序盤に出せれば、2回くらいは起動できるでしょう。
トランプルもあることですし、2回も殴れれば上等かと。
元がただのアーティファクトなので、全体除去との相性がいいのが長所。

相手が呪文をプレイする回数が増えるように、
バウンスと組み合わせて使うのもいいでしょう。
あとは、《地核搾り》と組み合わせてみても面白そうです。
《地核搾り》を使うなら、《死蔵の世話人、死零》を併用すると、
毎ターンクリーチャーにすることが可能です。
Chimeric Coils / キマイラ・コイル (1)
アーティファクト Fifth Dawn,アンコモン
(X)(1):キマイラ・コイルは、X/Xのアーティファクト・クリーチャーになる。ターン終了時に、それを生け贄に捧げる。
Illus.Michael Sutfin (108/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/532108/


《回収基地》や《研磨基地》と組み合わせると面白そうです。

まず、2マナで能力を起動し、1/1のアーティファクト・クリーチャーにします。
それを《研磨基地》で生け贄にささげると《回収基地》がアンタップしますので、
それを起動して墓地の《キマイラ・コイル》を場に戻し、以下繰り返し。
こうすれば、2マナで相手のライブラリーを3枚ずつ削れるという、
《石臼》以上の効率を持つフィニッシャーができるのです。

問題は、これが3枚コンボである点です。
《加工》とか《けちな贈り物》とか、サーチカードは色々ありますので、
どうやって場に出し、それらを守るかが重要でしょう。
Frostwielder / 霜投げ (2)(赤)(赤)
クリーチャー ― 人間(Human)・シャーマン(Shaman) Champions of Kamigawa,コモン
(T):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。霜投げはそれに1点のダメージを与える。
このターン、霜投げにダメージを与えられたクリーチャーがいずれかの墓地に置かれる場合、代わりにそれをゲームから取り除く。
1/2
Illus.Christopher Moeller (167/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/533167/



《終わりなき囁き》で相手のクリーチャーを奪いたいけれど、
こちらのクリーチャーは奪い返されたくない。
そんなときには《霜投げ》はどうでしょうか。
こちらのクリーチャーが破壊されそうになったら、
それに《霜投げ》の能力でダメージを与えるのです。
そうすれば、それはゲームから取り除かれ、
《終わりなき囁き》の能力を誘発しません。

また、《霜投げ》なら除去としても使えるので、
その点でも《終わりなき囁き》との相性がいいので有効です。
ただ、《霜投げ》を先に除去されると元も子もないので、
相手のデッキに除去が積まれているようなら、
《霜投げ》の代わりに《霊都の灯籠》を使うのがいいでしょう。
Student of Elements / 精霊の学び手 (1)(青)
クリーチャー ― 人間(Human)・ウィザード(Wizard) Champions of Kamigawa,アンコモン
精霊の学び手が飛行を持っているとき、精霊の学び手を反転する。
1/1
Tobita, Master of Winds / 風の達人、鳶太
伝説のクリーチャー ― 人間(Human)・ウィザード(Wizard)
あなたがコントロールするクリーチャーは飛行を持つ。
3/3
Illus.Ittoku (93/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/533093/


2ターン目に場に出して、3ターン目に飛行をつけて反転させられれば、
なかなか強力な気がします。
3/3飛行に《空中浮遊》的能力がついてますので、
青ウィニーなんて組む場合なかなか役立ちそう。忍者との相性もいいですし。

問題は、これに飛行をつける手段なわけですが、
《飛行》とか、《幻影の翼》のような、
あまりデッキに入れたくないカードくらいしか無いのですよ。
その辺がどうにかなれば、なかなか面白そうなのですが。
Gate to the AEther / 上天への門 (6)
アーティファクト Mirrodin,レア
それぞれのプレイヤーのアップキープ開始時に、そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを公開する。それがアーティファクトか、クリーチャーか、エンチャントか、土地である場合、そのプレイヤーはそれを場に出してもよい。
Illus.Pete Venters (174/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/530174/


《一望の鏡》に刻印した《洞察力》と組み合わせれば、
毎ターン、相手のドローの妨害をしつつ、
こちらはライブラリーの上から5枚のうち、好きなカードを場に出すことができます。

……まあ、重いのが難点ですし、
どうせ刻印した《洞察力》を使うなら《時間ふるい》の方が良い気もしますけれど。
Call of the Wild / 野生の呼び声 (2)(緑)(緑)
エンチャント(場) Eighth Edition,レア
(2)(緑)(緑):あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それがクリーチャー・カードである場合、それを場に出す。そうではない場合、それをあなたの墓地に置く。
Illus.Paolo Parente (235/350)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/708235/


このカード、デッキ中のクリーチャーの含有率が、
非常に高いクリーチャーデッキで使うと面白い気がします。
エルフとか、蛇とか。

仮にデッキの半分がクリーチャーだったとすると、
《野生の呼び声》を起動すれば、
50%の確率でクリーチャーを場に出せることになります。
2枚くらいデッキに入れておき、
中盤以降起動して息切れを防ぐ、とかできるかもしれません。
毎週日曜日は、私の思いついたコンボを紹介する「今週のコンボ」です。
 
 
《浪人の崖乗り》&《カルドラの剣》

《浪人の崖乗り》は、攻撃に参加するたび、
対戦相手のクリーチャー全てに1点のダメージを与える能力を持つ侍です。
ダメージを与えるのが《浪人の崖乗り》自身なので、
《猫手》など様々なカードとコンボになります。

そんな《浪人の崖乗り》は、《カルドラの剣》との相性が非常に良いです。
《カルドラの剣》を装備した《浪人の崖乗り》が攻撃に参加すると、
相手クリーチャーをほぼ全てゲームから取り除いた上、
そのまま《浪人の崖乗り》の攻撃が通り7点ダメージとなるのです。

効果だけ考えると、こちらの方が《猫手》を装備させるより強力ですが、
その分重いため、もしこのコンボを使うなら、
デッキに合ったほうをご選択ください。
 
 
《武野の大小、正守》&《恩義ある侍》

《武野の大小、正守》は、
装備しているクリーチャーに+3/+1の修整を与えるとともに、
それが侍なら、場から墓地に置かれた時に場に戻す装備品です。
少々コストが重いのが難点ですが、侍デッキに入れると強力そうです。

今回は、《恩義ある侍》と組み合わせてみます。
何か、別の侍に《武野の大小、正守》を装備させ、
それを《落とし子の穴》のようなカードで生け贄に捧げるのです。
すると、その侍が場に戻った上で、
《恩義ある侍》に+1/+1カウンターが乗ります。
これを繰り返せば、《武野の大小、正守》の装備コストを支払える限り、
《恩義ある侍》を強化し続けることができるのです。

別に、生け贄に捧げるギミックが無くても、
《恩義ある侍》と《武野の大小、正守》だけでも強力です。
 
 
《電結の破壊者》&《起源室》

《電結の破壊者》は、接合持ちのアーティファクト・クリーチャーです。
他のアーティファクトが場に出るたびに、
自身の上に+1/+1カウンターを乗せるという能力を持っています。
アーティファクト・ランドが使えなくなり、
このカードもそれなりに使いづらくなってしまいました。

そこで今度は、《起源室》と組み合わせてみましょう。
これと《電結の破壊者》があれば、
クリーチャーが場に出ることでも《電結の破壊者》を強化することができます。
場に出たマイアは《電結の破壊者》の接合の対象にもなれるので、
《電結の破壊者》が破壊されても安心です。

相手がクリーチャーデッキだったりすると、
相手もマイアが増えていきますが、
まあその辺は《電結の破壊者》がトランプルを持っていることですし、
何とか突破できるでしょう。多分。
Kami of Old Stone / 古石の神 (3)(白)
クリーチャー ― スピリット(Spirit) Champions of Kamigawa,アンコモン
1/7
Illus.Stephen Tappin (22/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/533022/


《熱を帯びた夢、萬迩智》と組み合わせれば、マナさえあれば実質7/7。
《金屑ワームの鎧》などと一緒にご利用ください。
Karstoderm / カルストダーム (2)(緑)(緑)
クリーチャー ― ビースト(Beast) Darksteel,アンコモン
カルストダームは、その上に+1/+1カウンターが5個置かれた状態で場に出る。
アーティファクトが場に出るたび、カルストダームから+1/+1カウンターを1個取り除く。
0/0
Illus.Tony Szczudlo (77/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/531077/


《よだれ垂らしのオーガ》同様、親和のいない今なら使えそうなクリーチャー。
一応、《山伏の長、熊野》や《弧炎撒き》を戦闘で倒せる大きさですし、
今後見かけることもあるかもしれません。
Viridian Joiner / ヴィリジアンの社交家 (2)(緑)
クリーチャー ― エルフ(Elf)・ドルイド(Druid) Mirrodin,コモン
(T):あなたのマナ・プールに、ヴィリジアンの社交家のパワーに等しい点数の(緑)を加える。
1/2
Illus.Daren Bader (138/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/530138/


これと《猛火の群れ》の組み合わせで、序盤からかなりの量のマナを生み出せます。

例えば、《極楽鳥》経由で2ターン目に場に出せば、
3ターン目には能力を起動できる状態になります。
ここで、《激憤明神》をコストに《猛火の群れ》をプレイし、
《ヴィリジアンの社交家》を11/2にすると、
既に場にある土地の分も含め、14マナを生み出せるようになるのです。
X=13の《火の玉》でも、《板金鎧の金屑ワーム》2体でもプレイ可能。

4マナほどマナを余しておいて、
《ヴィリジアンの社交家》を《手綱取り》で投げるのも面白そうです。
Warped Devotion / 歪んだ愛着 (2)(黒)
エンチャント(場) Eighth Edition,レア
パーマネントがプレイヤーの手札に戻るたび、そのプレイヤーはカードを1枚捨てる。
Illus.Eric Peterson (172/350)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/708172/


空民対策、になるかもしれません。
とりあえず、能力を起動しづらくなることは確かかと。
手札破壊と併用すると効果的。
毎週日曜日は、私の思いついたコンボを紹介する「今週のコンボ」です。
 
 
・《役畜》&《自然の類似》

《役畜》は、場に出ているクリーチャーの総数に等しい
パワーとタフネスを持つアーティファクト・クリーチャーです。
トークンなどでクリーチャーを増やせれば強力でしょう。
まあ、その、クリーチャーを増やす方法をどうするかが問題なわけですけれど。

そこで、《自然の類似》と併用しましょう。
これで土地をクリーチャーにしてしまえば、
1ターンだけですが《役畜》を強化することができます。
仮に、場に合計12枚の土地が並んでいるとすると、
+12/+12もの修整を与えることができるのです。

相手の土地もクリーチャーになる関係上、
攻撃しても土地にブロックされて終わりになることが多そうですので、
相手のフルタップを狙うか、あるいは回避能力をつけて殴ることをお勧めします。
 
 
・《野火》&《幽体の変容》

いい加減有名なタイプのコンボですが、ネタが無いので仕方がありません。

《野火》は、全ての平地を破壊するソーサリーです。
相手が白単であれば非常に強力ですが、
そうでなければただ手札に腐るだけのカードです。
そのため、基本的にサイドに積まれます。

そんな《野火》も、《幽体の変容》を加えればメインで役立てられます。
《野火》をプレイしたら、それを対象に《幽体の変容》をプレイするのです。
そうして、《野火》の「平地」と書かれた部分を別の基本地形タイプに置き換えれば、
好きな基本地形1種類をすべて破壊することが可能です。

《野火》でなくても、《沸騰》でもこのコンボは可能です。
《幽体の変容》無しでも良いように、
メタを見て、単体だけでも効果のありそうな方を使用しましょう。
 
 
・《畏敬の一撃》&《マグマの巨人》

《畏敬の一撃》は、クリーチャー1体の与えるダメージを全て軽減し、
その軽減した分だけライフを得るというインスタントです。
ただ、どうしても時間稼ぎにしかならず、
同じ時間稼ぎなら《天空のもや》や《聖なる日》の方が使いやすいためか、
ほとんど使われることはありません。

そこで、《マグマの巨人》と組み合わせてみましょう。
《マグマの巨人》が場に出たときに与えるダメージを、
《畏敬の一撃》で軽減するのです。
そうすれば、場のクリーチャーとプレイヤーの総数×2だけの
ライフを得ることが可能になるのです。

しかし、合計8マナもかかってしまうため、使えないコンボだったりします。
なので、もう少し効果が小さくてもいいなら、
《浪人の崖乗り》と組み合わせるのが安上がりで良いでしょう。
Matsu-Tribe Decoy / 松族のおとり (2)(緑)
クリーチャー ― 蛇(Snake)・戦士(Warrior) Champions of Kamigawa,コモン
(2)(緑):クリーチャー1体を対象とする。そのクリーチャーは、このターン可能ならば松族のおとりをブロックする。
松族のおとりがクリーチャーに戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーをタップする。それはそのコントローラーの次のアンタップ・ステップの間にアンタップしない。
1/3
Illus.Alan Pollack (227/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/533227/


これと《せし郎の息子、そう介》があれば、
相手のアンタップ状態のクリーチャーを狙い撃ちできます。
6マナ以上出るなら、複数体のクリーチャーを破壊することも可能です。
《せし郎の息子、そう介》のおかげでパワー増えてますし。

《秋の呼び手、しず子》を併用すれば、起動型能力のコストも簡単に支払えますし、
蛇デッキに2体くらい入れても面白いかと思います。
Pious Kitsune / 敬虔な狐 (2)(白)
クリーチャー ― 狐(Fox)・クレリック(Cleric) Champions of Kamigawa,コモン
あなたのアップキープの開始時に、敬虔な狐の上に執心(devoption)カウンターを1個置く。その後、《八ツ尾半》という名前のクリーチャーが場に出ている場合、敬虔な狐の上に置かれている執心カウンター1個につき、あなたは1点のライフを得る。
(T),敬虔な狐から執心カウンターを1個取り除く:あなたは1点のライフを得る。
1/2
Illus.Anthony S. Waters (38/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/533038/

 
 
個人的には、《失われし夢の井戸》や
《ズアーの運命支配》との相性が良さそうに思えるクリーチャーです。
ライフを得るのにマナを使わないため、
《失われし夢の井戸》に支払うマナを確保しやすいですし、
毎ターンライフを得られるので、
《ズアーの運命支配》で支払うライフの調達に使えます。

クリーチャーなので比較的除去されやすく、
その点では《絡み花》の方が良いでしょうが、
《八ツ尾半》と一緒に出すこと前提なら、
除去も《八ツ尾半》の能力で回避できますし、
ライフの回復量も高くなるので、こちらの方がいい感じかと。
Steelshaper Apprentice / 鋼打ちの弟子 (2)(白)(白)
クリーチャー ― 人間(Human)・兵士(Soldier) Darksteel,レア
(白),(T),鋼打ちの弟子をそのオーナーの手札に戻す:あなたのライブラリーから装備品カードを1枚探し、それを公開し、あなたの手札に加える。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
1/3
Illus.Tim Hildebrandt (15/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/531015/

 
 
このカードを見ると、装備品ウィニーが組みたくなる今日この頃。
といっても、4マナ1/3とウィニーでは使いたくない大きさですし、
装備品サーチができるのも早くて中盤以降、ちょっと遅い。

やはり、カルドラ装備のサーチ用に利用するのがいいのでしょうか。
《霊気の薬瓶》と組み合わせれば、
3ターンもあればカルドラ装備を全てサーチすることができます。
《鋼打ちの贈り物》でもいい気もしますけど、
こっちなら何度でもサーチできるので、
プレイしたカルドラ装備を打ち消されても、再度サーチし直せますし。
Drooling Ogre / よだれ垂らしのオーガ (1)(赤)
クリーチャー ― オーガ(Ogre) Darksteel,コモン
プレイヤーがアーティファクト呪文をプレイするたび、そのプレイヤーはよだれ垂らしのオーガのコントロールを得る。(この効果はターン終了時に終わらない)
3/3
Illus.Brian Snoddy (58/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/531058/


親和のいない今なら、これも使えるかもしれません。
アーティファクト・ランドも亡くなりましたし、
装備品でもデッキに入れておけば、
万が一相手に奪われても、奪い返すことが可能です。
あと、一応オーガなので、神河の一部デーモンとの相性も良かったり。

まあ、赤単なら《炎歩スリス》のほうがいいでしょうが、
ステロイドでも組むなら考慮に値するかもしれません。
多色でウルザトロンを組むと、
ダブルシンボルのカードをプレイし辛くなったりしませんか?
そんな時には、こんなカードはどうでしょう?
 
 
Doubling Cube / 倍化の立方体 (2)
アーティファクト Fifth Dawn,レア
(3),(T):あなたのマナ・プールにある、各タイプのマナの総量を2倍する。
Illus.Mark Tedin (116/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/532116/

 
 
……ダメですか、そうですか。
Tel-Jilad Stylus / テル=ジラードの鉄筆 (1)
アーティファクト Mirrodin,アンコモン
(T):あなたがオーナーであるパーマネント1つを対象とし、それをあなたのライブラリーの一番下に置く。
Illus.Darrell Riche (260/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/530260/

 
 
さて、唐突ですが、今日からカードの考察をしていこうかと思います。

あれですよ、さすがに「今週のコンボ」しか更新しないのもどうかと思いまして、
じゃあ何か気軽に更新できるネタを探すかということになり、
結果、カード考察をすることに相成りました。
一応ブログなんですから普通の日記を書けばいい気もしますが、
私の日常は、面白くないというより特筆すべきことが無いので、
書ける事といったらMTGのことしかない訳です。なんと詰まらん日常か。

まあ、カード考察といっても、
話を膨らませるのが苦手な私ですので、
適当なことを少し書くだけに留まることが多いかと思いますが、
とりあえず宜しくお願いいたします。
 
 
 
で、《テル=ジラードの鉄筆》ですが、
これって《分かち合う運命》デッキに入れると面白そうな気がしません?
《分かち合う運命》を張った後、
相手が、こちらのライブラリーから取ってきたパーマネントを場に出してきても、
《テル=ジラードの鉄筆》でライブラリーボトムに戻すことができます。

まあ、わざわざ《テル=ジラードの鉄筆》を入れるほど、
パーマネントになるカードが《分かち合う運命》デッキに入るかというと微妙ですし、
そもそも相手に《テル=ジラードの鉄筆》を引かれると
こっちの方がやばかったりする訳ですが、
何か相性のいいカードでもあれば、デッキが組めそうな気がしないでもありません。
毎週日曜日は、私の思いついたコンボを紹介する「今週のコンボ」です。
先週、ネタが無くて更新できなかったので、
今回は前回更新できなかった分も含め、5つのコンボ(らしきもの)をお送りします。
 
 
・《変幻の杖》&《永遠の証人》

《変幻の杖》は、クリーチャー1体をライブラリーの底に戻し、
その後、そのライブラリーの一番上から1枚めくって、
初めに出たクリーチャーを場に出す、という能力を持つアーティファクトです。
ようするに、場のクリーチャーをライブラリーのクリーチャーと入れ替えるわけです。
うまく《ダークスティールの巨像》でも場に出せればいいのですが、
ライブラリー操作でもしない限り、
どんなクリーチャーが場に出るか分からない辺りが難点です。

そこで、ライブラリーのクリーチャーを何か1、2種類のみにしてしまいましょう。
こうすれば、場に出てくるクリーチャーは大体予測が付くようになります。
これで場に出すクリーチャーを「場に出たとき」の能力を持つクリーチャー、
《永遠の証人》のようなものにすれば、
その能力を何度も使いまわすことができるようになるのです。

使いまわすクリーチャーの候補としては、
他に《貪欲なるネズミ》や《秘密の商人》など、色々います。
面白いデッキが組めるかもしれません。
 
 
・《終わりなき囁き》&《死蔵の世話人、死零》

《終わりなき囁き》は、クリーチャーが墓地に置かれるたび、
ターン終了時に、そのクリーチャーを対戦相手の場に戻すエンチャントです。
こちらにも能力の影響が及ぶため、
こちらのクリーチャーを相手に奪われる危険性もありますので、
ノンクリーチャーで使用するのが一般的のようです。

今回は、《死蔵の世話人、死零》と組み合わせて、
限定的ですが、こちらもクリーチャーを利用できるようにします。
《死蔵の世話人、死零》と《終わりなき囁き》が場にあるとき、
こちらのパワーが1のクリーチャーが墓地に置かれると、
ターン終了時に両方の能力が誘発します。
ここで、《死蔵の世話人、死零》の方を先に解決すれば、
パワー1のクリーチャーを相手に渡すことなく、
こちらのコントロール下で場に戻せるのです。

《死蔵の世話人、死零》を除去されると色々問題ですので、
何らかの方法で《死蔵の世話人、死零》を守れるといい感じだと思います。
 
 
・《分かち合う運命》&《罠の橋》

《分かち合う運命》は、プレイヤーがカードを引く際、
代わりに、その対戦相手のライブラリートップのカードを1枚、
裏向きにゲームから取り除くエンチャントです。
取り除かれたカードは、手札にあるかのようにプレイできます。
要するに、こちらと相手のライブラリーを取り替えるようなものです。

このカードは、《罠の橋》と組み合わせると面白くなります。
《分かち合う運命》を場に出すと、それ以降、
どのプレイヤーも手札が増えなくなるため、手札を0枚にすれば、
《罠の橋》によってクリーチャーの攻撃をほぼ完全に抑制できるのです。

相手のライブラリーから取り除いたカードをプレイできるので、
普通に手札を0枚に保って攻撃を防ぐより、相手の行動に対処しやすくなります。
問題は、こちらがどうやって勝つのか、ということでしょうか。
 
 
・《炎叫びの杖》&忍者

《炎叫びの杖》は、装備したクリーチャーに二段攻撃を与える装備品です。
二段攻撃は《巨大化》系呪文や装備品との相性が良いので、
使うとすれば、そういうカードと組み合わせるのが良いでしょう。

しかし今回は、別のカードと組み合わせてみます。
忍術持ちの忍者です。
《炎叫びの杖》で二段攻撃を与えたクリーチャーで攻撃し、その攻撃が通った時、
一回目のダメージを与えた後、二回目のダメージを与える前に
そのクリーチャーをコストに忍術を起動し、忍者を場に出すのです。
そうすることで、《炎叫びの杖》を装備したクリーチャーのダメージを
(一回分だけですが)通した上で、忍者の能力も利用することが可能になります。
 
 
・《血の信徒》&《浪人の崖乗り》

《血の信徒》は、タップすることで、
そのターンに既にダメージを受けているクリーチャー1体に
ダメージを与える能力を持つクリーチャーです。
そのダメージでクリーチャーを破壊できると、反転して《無法者の剛火》になります。
能力の対象が限定されてしまっているせいで、
あまり使われないクリーチャーです。

そこで、簡単にクリーチャーにダメージを与えられるカードと組み合わせましょう。
《浪人の崖乗り》と組み合わせるのです。
攻撃に参加するだけで相手クリーチャー全てにダメージを与えられるので、
《血の信徒》の能力を起動しやすくなります。

さらに《すさまじい痛み》などと併用すれば、
比較的簡単に《無法者の剛火》にできるでしょう。
そうなれば、《浪人の崖乗り》との組み合わせは非常に強力になります。

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