Patron of the Moon / 月の守護神 (5)(青)(青)
伝説のクリーチャー ― スピリット(Spirit) Betrayers of Kamigawa,レア
献身(ムーンフォーク)(あなたは、このカードをあなたがインスタントをプレイできるときならいつでも、ムーンフォーク(Moonfolk)を1体生け贄に捧げるとともに、このカードと生け贄に捧げられたムーンフォークの間のマナ・コストの差分を支払うことでプレイしてもよい。マナ・コストは色も含む)
飛行
(1):あなたの手札にある土地カードを最大2枚まで、タップ状態で場に出す。
5/4
Illus.Scott M. Fischer (45/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534045/


・献身(ムーンフォーク)のスピリット。
手札の土地をタップ状態で場に出す能力を持ちます。
献身能力を使えばだいたい4、5マナ程度でプレイできるかと。
5マナで飛行持ちの5/4は強力です。
また、能力もムーンフォークと非常に相性がよく、
ムーンフォークデッキを組むなら欠かせないクリーチャーになるでしょう。

もちろん問題は、これを入れられるようなデッキが組めるかどうかです。
確かにこれがあるとムーンフォークは強力になりますが、
逆に言うと、これがなければたいしたことはありません。
これを引けなかった時でも勝てるような、
あるいはこれを引くまで耐えられるようなデッキが組めない限り、
これが使われることもないかと思います。
 
 
Reduce to Dreams / 夢への帰着 (3)(青)(青)
ソーサリー Betrayers of Kamigawa,レア
すべてのアーティファクトとすべてのエンチャントをそれぞれのオーナーの手札に戻す。
Illus.Daren Bader (49/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534049/


・アーティファクトとエンチャント版の《激動》的カード。
効果範囲が限定された分、コストは1少なくなっています。
当然、1、2枚のカードを手札に戻すだけなら他のカードの方がいいので、
大量のアーティファクトを使う親和相手に使用することになります。
親和の出すパーマネントはほとんどアーティファクトなので、
相手のみ《激動》のような効果が期待できます。

ただ、5マナのソーサリーなため、プレイしづらいのが難点です。
場合によっては、これをプレイできるようになるまでに
殴り倒されているかも知れません。
また、親和内のカードのマナ・コストは総じて低いため、
1、2ターンも経てば完全に復帰されてしまうでしょう。
この2つの欠点をどうにかできるならとにかく、
そうでないなら、それほど使われないカードかと思います。
 
 
Sway of the Stars / 星の揺らぎ (8)(青)(青)
ソーサリー Betrayers of Kamigawa,レア
各プレイヤーは自分がオーナーである手札、墓地、パーマネントを自分のライブラリーに加えた上で切り直す。その後、カードを7枚引く。各プレイヤーの総ライフは7になる。
Illus.Randy Gallegos (54/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534054/


・ゲームを、ほぼ開始時の状況に戻すソーサリーです。
ただし、ライフは7点になります。
現スタンダードで使われる領域のうち、
ゲーム外領域とスタック以外にあるカードは全てリセットされるため、
もう少しで負けそうな状況でも、完全に振り出しに戻すことが出来ます。
また、ゲーム外やスタックに影響が及ばない点を利用して、
《来世への旅》と組み合わせたり、
デザイアで《精神の願望》からプレイしたりしても面白いでしょう。

ただ、そういった領域を利用できるカードはこれら以外にあまりないため、
使えるデッキが限られるのが問題です。
それに、10マナという非常にコストが重いことも難点。
結局のところ、ファンデッキくらいでしか使われないかと思います。
Chisei, Heart of Oceans / 大海の心臓、致清 (2)(青)(青)
伝説のクリーチャー ― スピリット(Spirit) Betrayers of Kamigawa,レア
飛行
あなたのアップキープの開始時に、あなたがコントロールするパーマネントからカウンターを1個取り除かない限り、大海の心臓、致清を生け贄に捧げる。
4/4
Illus.Matt Cavotta (32/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534032/


・毎ターン、パーマネントからカウンターを取り除かないと生きていけませんが、
4/4飛行の、なかなか大きいクリーチャーです。
飛行を持っているのでブロックされにくく、
他の大型の飛行クリーチャーと比べると4マナと軽めなため、
コントロールのフィニッシャーや、
青いクリーチャーデッキでのファッティとして役立つかもしれません。

ただ、アップキープコストのカウンターをどこから調達するかが問題です。
《霊気の薬瓶》や《ミラディンの核》なら毎ターンカウンターを調達できますので、
これらが入るようなデッキでなら活躍する可能性はありそうです。
 
 
Disrupting Shoal / 撹乱する群れ (X)(青)(青)
インスタント ― 秘儀(Arcane) Betrayers of Kamigawa,レア
あなたは、撹乱する群れのマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札にある、点数で見たマナ・コストがXである青のカードを1枚、ゲームから取り除くことを選んでもよい。
呪文1つを対象とする。その点数で見たマナ・コストがXである場合、それを打ち消す。
Illus.Scott M. Fischer (33/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534033/


・打ち消しのピッチスペル。
支払ったXの値、もしくはプレイ時に捨てたカードのマナ・コストの値に
等しいマナ・コストを持つ呪文を打ち消すことが出来ます。

といっても、ピッチで打ち消すためには相手の呪文と
同コストのカードを手札に残しておく必要があり、使い辛そうに見えます。
一応、相手のデッキタイプによって使われるカードはだいたい予測できますので、
主に使われるカードを打ち消せる手札に調整すればいいのですが、
主のカードのコストがバラバラなこともあるでしょうし、
ピッチで打ち消すのは難しそうです。
かといって、普通にコストを支払い打ち消そうとすると、
3マナの呪文を打ち消すのに5マナもかかってしまいます。
序盤では打ち消せる呪文が限られるでしょうし、
中盤以降では相手の重い主要カード、《歯と爪》などを打ち消せません。
個人的には、使いたくない部類の打ち消しに見えます。
 
 
Kira, Great Glass-Spinner / 大いなる玻璃紡ぎ、綺羅 (1)(青)(青)
伝説のクリーチャー ― スピリット(Spirit) Betrayers of Kamigawa,レア
飛行
あなたがコントロールするクリーチャーは、以下の能力を持つ。「このクリーチャーが各ターンで最初に呪文や能力の対象になるたび、その呪文や能力を打ち消す」
2/2
Illus.Kev Walker (40/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534040/


・3マナ2/2飛行とそこそこの大きさですが、
呪文や能力を1ターンに1回分だけ遮断する能力を持ちます。
こちらのクリーチャーを単体除去からマナ無しで守ることが出来るため、
相手がこちらのクリーチャーを除去するためには
除去を2枚同じクリーチャーに使ったり、
適当に能力を起動してから除去をプレイしたりしなくてはならなくなります。
相手にマナを無駄遣いさせ、隙を狙うことも出来るでしょう。
クリーチャーを利用したコンボの保険に使ったり、
普通に青いクリーチャーデッキに入れたりすると役立つかと。
これ自身も能力で守られているのもいい感じです。

こちらの呪文や能力、装備なども遮断されてしまいますが、
入れるカードを多少考えればたいした問題ではなくなります。
うまくデッキを組めれば、非常に嫌らしいクリーチャーになるかと思います。
Patron of the Kitsune / 狐の守護神 (4)(白)(白)
伝説のクリーチャー ― スピリット(Spirit) Betrayers of Kamigawa,レア
献身(狐)(あなたは、このカードをあなたがインスタントをプレイできるときならいつでも、狐(Fox)を1体生け贄に捧げるとともに、このカードと生け贄に捧げられた狐の間のマナ・コストの差分を支払うことでプレイしてもよい。マナ・コストは色も含む)
クリーチャーが攻撃に参加するたび、あなたは1点のライフを得てもよい。
5/6
Illus.Ben Thompson (19/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534019/


・6マナですが、献身能力によってコストを軽減することが可能です。
クリーチャーが攻撃に参加するたびライフを得る能力もあります。
献身を利用すれば、4マナ程度で5/6を出せることになりますので、なかなか強力かと。
能力はおまけみたいな物ですが、ライフ数点の差が
勝敗を分けることも多々あるでしょうし、悪くありません。

ただ、献身を利用できないと6マナと重めなので、
手札で腐る可能性があるのがネックです。
《八ツ尾半》や《薄青幕の侍》など優秀な狐は色々あるので、
狐の多めなデッキを組めたら活躍してくれるかと思います。
 
 
Shining Shoal / 輝く群れ (X)(白)(白)
インスタント ― 秘儀(Arcane) Betrayers of Kamigawa,レア
あなたは、輝く群れのマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札にある、点数で見たマナ・コストがXである白のカードを1枚、ゲームから取り除くことを選んでもよい。
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、あなたが選んだ発生源1つが、あなたかあなたがコントロールするクリーチャーに与えるX点のダメージは、代わりにそれに与えられる。
Illus.Ben Thompson (21/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534021/


・ダメージを移し変えることの出来るピッチスペルです。
マナを使わずに、相手からのダメージを防ぎつつクリーチャーを除去できるのは、
打消しなどのマナを残しつつ行動したいコントロールデッキにおいては役立ちます。
普通にマナを支払ってプレイするのは少々辛いですが、
手札に余ったカードを捨てるだけでプレイできるので、
突然の《爆片破》にも対応出来るのが魅力です。
コントロールデッキならコストの高いカードが多めにあるでしょうから、
大量のダメージを移し変えることが可能でしょう。

捨てるカードが白でなくてはならないために多色デッキではプレイしづらいとか、
ウィニー相手では移し変えられるダメージが少ない、といった難点もありますが、
今後のコントロールデッキに入る可能性の高いカードだと思います。
 
 
Yomiji, Who Bars the Way / 道を塞ぐ者、黄泉示 (5)(白)(白)
伝説のクリーチャー ― スピリット(Spirit) Betrayers of Kamigawa,レア
道を塞ぐ者、黄泉示以外の伝説のパーマネントが場から墓地に置かれるたび、そのカードをそのオーナーの手札に戻す。
4/4
Illus.Hideaki Takamura (30/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534030/


伝説のパーマネントを墓地から救い出すクリーチャーです。
自分自身が墓地に落ちても手札には戻りませんが、
これを何とか除去から守れれば不死身の軍団を作ることも出来るでしょうし、
毎ターン《精神隷属器》を起動することも可能です。

問題は、やはり7マナと重いことです。
これを入れるのは、やはりこの能力を利用するためでしょうが、
7マナと重くては非常に使いづらい。
また、これが役立つくらい多く
伝説のクリーチャーがデッキに入ることもなさそうですし、
《精神隷属器》を使いまわすなら《白の夜明けの運び手》でいい気もします。
結局、大して使われることはないかと思います。
Kentaro, the Smiling Cat / 笑む猫、憲太郎 (1)(白)
伝説のクリーチャー ― 人間(Human)・侍(Samurai) Betrayers of Kamigawa,レア
武士道1(これがブロックに参加するかブロックされるたび、それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける)
あなたは、あなたがプレイする侍(Samurai)呪文のマナ・コストを支払うのではなく、(X)を支払うことを選んでもよい。Xは、その呪文の点数で見たマナ・コストである。
2/1
Illus.Donato Giancola (13/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534013/


・侍呪文なら、コストの色マナを無視してプレイできるようにします。
どれだけ色拘束がきつい侍でもプレイできるようになるため、
多色の侍デッキを組む時には重宝しそうです。
本体も2マナ2/1武士道とまあまあのサイズですし、
《卑血の芙巳子》や《山崎兄弟》などの侍や火力を持つ赤と組んで、
白赤の侍デッキなんかを組むのが面白いかと。

ただ、これが無いと侍をプレイできない、
という土地バランスでデッキを組むことはないでしょうから、
これを入れる場合、万が一の土地事故防止用ということになります。
あれば便利でしょうが、これを入れる分のスペースに
もっと別のカードを入れた方がいいことも多そうです。
 
 
Opal-Eye, Konda’s Yojimbo / 今田の用心棒、乳眼 (1)(白)(白)
伝説のクリーチャー ― 狐(Fox)・侍(Samurai) Betrayers of Kamigawa,レア
武士道1、防衛(このクリーチャーは攻撃に参加できない)
(T):このターン、あなたが選んだ発生源1つが次にダメージを与えるとき、代わりにそのダメージは今田の用心棒、乳眼に与えられる。
(1)(白):このターン、今田の用心棒、乳眼に与えられる次のダメージを1点軽減する。
1/4
Illus.Greg Staples (17/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534017/


・名前にツッコミを入れたくなる気持ちは分かりますが、ここは抑えて。どうどう。

さて、防衛持ちの、ダメージを肩代わりする能力を持つ侍です。
タフネスが高めで、かつ軽減能力も持つため、
だいたいのダメージに対する盾となってくれるでしょう。
ブロッカーにまわりつつ能力を起動することで、
小さめのクリーチャー2体の攻撃を同時に防ぐことも出来るでしょうし、
クリーチャー戦においては活躍してくれそうです。

ただ、ウルザトロンからの巨大クリーチャー対策にはならず、
親和に対しても《大霊堂の信奉者》の能力をどうにもできず、
《曇り鏡のメロク》に対してはそれほど効かない、と、
今のメタからすると役立つかどうかは微妙なところです。
3マナと軽いので使えないわけではないと思いますが、
使われるかどうかはよく分かりません。
 
 
Oyobi, Who Split the Heavens / 天を裂くもの、央誉飛 (6)(白)
伝説のクリーチャー ― スピリット(Spirit) Betrayers of Kamigawa,レア
飛行
あなたがスピリット(Spirit)か秘儀(Arcane)呪文をプレイするたび、あなたは飛行を持つ白の3/3のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを1個場に出してもよい。
3/6
Illus.Christopher Moeller (18/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534018/


・スピリットか秘儀呪文をプレイするたび、
飛行を持つ3/3のスピリット・トークンを場に出せる伝説のクリーチャーです。
スピリットデッキにでも入れれば、
呪文をプレイするたびにトークンを場に出せるようなものです。
出てくるトークンは3/3と大きめなので、
これらスピリット軍団で殴りに行けばゲームは終わるでしょう。

ですが、7マナと非常に重いため、
クリーチャーデッキに入れても手札で腐ることが多そうです。
かといって、これをプレイするためにマナ・ソースを増やすと
これを引かない時にマナ・ソースが無駄になりますし、
リアニメイトするにしても、これ単体ではただの3/6飛行ですので、
たいして役立ちそうではありません。
結局、使われることはあまりないかと思います。
神河謀叛のフルスポイラーも出ましたので、
今後は3枚ずつ見ていくことにします。
なお、前回の神河物語カード私見と同じように、今後はレアだけ見ていきます。
 
 
Day of Destiny / 運命の日 (3)(白)
伝説のエンチャント(場) Betrayers of Kamigawa,レア
あなたがコントロールする伝説のクリーチャーは+2/+2の修整を受ける。
Illus.Daren Bader (1/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534001/


伝説のクリーチャーを強化する、伝説のエンチャントです。
効果だけ見ると《栄光の頌歌》2倍分ですし、
伝説のクリーチャーの多いデッキであれば強力でしょう。
《今田家の猟犬、勇丸》だって4/4になりますし、
相手を圧殺することも不可能ではありません。

不可能ではありませんが、
そもそも伝説のクリーチャーを大量に入れたデッキが組めるのかどうかが問題です。
《笑む猫、憲太郎》や《今田の用心棒、乳目》のような侍が増えたので、
伝説の侍デッキなんか組めれば役立つでしょう。
ただ、そんなデッキが強いのかどうかと問われると、現段階では何とも言えません。
でも、多分トーナメントレベルにならないのでは、と思います。
 
 
Final Judgment / 最後の裁き (4)(白)(白)
ソーサリー Betrayers of Kamigawa,レア
すべてのクリーチャーをゲームから取り除く。
Illus.??? (4/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534004/


《神の怒り》のコストが6マナになった代わり、
クリーチャーを取り除くようになった感じのカードです。
《大霊堂の信奉者》の能力や転生を誘発させませんし、
メタによっては、第2の《神の怒り》として
1、2枚程度デッキに入れても良いかと思います。

6マナと重く、《神の怒り》のように4枚投入とはいかないでしょうが、
今後のコントロールデッキに入っていることも多いでしょう。
 
 
Hokori, Dust Drinker / 塵を飲み込むもの、放粉痢 (2)(白)(白)
伝説のクリーチャー ― スピリット(Spirit) Betrayers of Kamigawa,レア
土地は、それらのコントローラーのアンタップ・ステップの間にアンタップしない。
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは自分がコントロールする土地を1つアンタップする。
2/2
Illus.Darrell Riche (7/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534007/


・生きている《冬の宝珠》です。もしくは生きている《水位の上昇》。
土地をアンタップさせなくする能力を持ちます。
相手の打消しや除去など、邪魔を防ぐ効果が期待できます。
また、土地以外は普通にアンタップするので、
各種タリスマンを利用すればこちらだけマナを出すことも可能です。
《氷の干渉器》や《夢の宝珠》などと併用してロックデッキが組めそうなクリーチャーです。

ただ、タフネスが2なので、火力などで除去されやすいのが難点です。
《風生まれの詩神》のようにたいして使われない、ということも十分有り得るでしょう。
22日の分を23日に書く者、恵徒です。
さて、今回の更新は神河謀叛カード私見ではなく、
毎週一度、私の思いついたコンボを紹介する「今週のコンボ」です。
神河謀叛のフルスポイラーも出たことですし、
神河謀叛入りコンボをいくつか紹介します。
 
 
・《星の揺らぎ》&《来世への旅》

《星の揺らぎ》は、各プレイヤーの手札、墓地、場にある全てのカードを
ライブラリーに戻させ、それからカードを7枚引かせ、
ライフを7点にするソーサリーです。
まあ要するに、ライフを7点にしてゲーム開始時の状態に戻すわけです。
10マナと重い分なかなか豪快な効果ですが、
どう使うのか、と問われるとなかなか答えられない微妙なカードです。

そんな問いの解答の1つが《来世への旅》です。
《星の揺らぎ》はゲーム外のカードまではライブラリーに戻しませんので、
あらかじめ《来世への旅》でクリーチャーをゲームから取り除き、
それから《星の揺らぎ》をプレイすることで、何も無くなった場に
+1/+1カウンターの乗ったクリーチャーが帰ってくることになります。
相手のライフは7点になってますので、
あとは2、3ターンも殴れば勝つことが出来るでしょう。

1ターンに10マナ出せるようにしなければならないのが最大の難点です。
ウルザ地形や《春の鼓動》を利用すれば
何とかなるかもしれませんが、それでも難しいでしょう。
なお、《来世への旅》の代わりに《黄昏の守護者、秘加理》と秘儀を使っても良いかと。
 
 
・《奪われし御物》&《鏡の画廊》

《奪われし御物》は、これ以外のパーマネント1つに
神性カウンターを乗せる能力を持つアーティファクトです。
神性カウンターの乗ったパーマネントは、破壊されなくなります。
フィニッシャーやコンボパーツを破壊されないようにするのに使えそうですが、
《奪われし御物》は自身にカウンターを乗せられないため、
これが破壊される危険性があります。
これが場に無ければ神性カウンターは何の意味もありません。
これを2枚場に並べられれば、
互いにカウンターを乗せあって破壊されないようにも出来ますが、
伝説のアーティファクトですので複数枚場に出すことは出来ません。

《鏡の画廊》が場にあるなら、別ですけれど。
レジェンド・ルールを無視できる《鏡の画廊》があれば、
何の問題も無く《奪われし御物》を2枚場に出せます。
あとは《奪われし御物》の能力を互いに起動すれば
どちらも破壊されなくなるのです。

問題は、3枚並べきった後で《鏡の画廊》が破壊されると、
状況起因効果により、《奪われし御物》が2枚とも墓地に置かれてしまうことです。
《鏡の画廊》を破壊されなくしてから2枚目の《奪われし御物》を場に出しましょう。
 
 
・《夢の宝珠》&《塵を飲み込むもの、放粉痢》

《夢の宝珠》は、パーマネントが場に出る際、
通常アンタップ状態で場に出るものを、
タップ状態で場に出るようにするアーティファクトです。
昔《宿命》なんて物がありましたが、それのアーティファクト版といえます。
土地もタップ状態で場に出るので、相手の展開を遅れさせる役に立つかと思います。

かつての《宿命》と同じように、これも、
パーマネントをアンタップさせないカードと相性の良いカードです。
《宿命》の場合は《停滞》と一緒に使われていましたが、
《夢の宝珠》の場合、《塵を飲み込むもの、放粉痢》と一緒に使うと強力かと思います。
《塵を飲み込むもの、放粉痢》の能力では、
新たに場に出した土地からマナを出されることを止められませんので、
《ショック》などをプレイされて
《塵を飲み込むもの、放粉痢》を除去される危険性がありますが、
《夢の宝珠》を置けばその問題を解決できます。

こちらの土地もタップ状態で場に出るので、
そこをどうにかする方法が必要そうです。
また、親和相手であれば《塵を飲み込むもの、放粉痢》ではなく
《忌みの像》でも有効でしょう。
Heed the Mists / 霧の用心 (3)(青)(青)
ソーサリー ― 秘儀(Arcane) Betrayers of Kamigawa,アンコモン
あなたのライブラリーの一番上のカードをあなたの墓地に置く。その後、そのカードの点数で見たマナ・コストに等しい枚数のカードを引く。
Illus.Christopher Rush (36/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534036/


ライブラリーの一番上のカードのマナ・コストの値に
等しいだけの枚数のカードを引けます。
ライブラリートップが《ダークスティールの巨像》だと11枚引けますが、
土地だったりすると1枚も引けません。

《師範の占い独楽》があればライブラリー操作が出来るので、
重めのカードを1番上に持ってきてプレイすれば
大量のカードを引くことが出来るでしょう。
コントロールデッキなら重いカードが多めでしょうから、
2枚くらい《師範の占い独楽》と一緒に入れておくと結構引けるかと。
他にも、《時間ふるい》デッキでも役立つかもしれません。

ただ、《師範の占い独楽》などライブラリー操作カードが無ければ
危なくてとてもプレイできないのが問題です。
最悪、5マナ支払って1枚も引けない、ということも考えられます。
それなら、これより軽く確実にカードを引ける
《集中》の方がよっぽど使いやすいといえるでしょう。
デッキの構造上ライブラリー操作の多い《時間ふるい》デッキでもなければ、
このカードが使われることもあまりないかと思います。
 
 
Mirror Gallery / 鏡の画廊 (5)
アーティファクト Betrayers of Kamigawa,レア
「レジェンド・ルール」は適用されない。
Illus.Scott M. Fischer (154/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534154/


要するに、伝説のパーマネントを何枚でも並べられるようにするカードです。
《山崎兄弟》を4枚並べ4兄弟にすることも、
《クラークの親指》を4枚並べクラークの手と足の親指を総動員することも、
《迷える探求者、梓》を4枚並べ1ターンに土地を9枚プレイできるようにすることも、
各種本殿を4枚ずつ並べ80ライフゲイン&80枚ドロー&80枚手札破壊&80点ダメージ&80体トークンすることも
このカード1枚で可能になります。

まあ、上の例は無茶だとしても、
《クラークの親指》を2枚並べられれば
《焦熱の計画》の成功率は格段に上がるでしょうし、
本殿が手札で腐る、ということも無くなります。
伝説のパーマネントを多量に使うデッキであれば、
2枚ほど入れておけば、手札で余るはずの伝説のカードを
有効活用するのに使えるでしょう。

ただ、伝説のパーマネントを多量に使うデッキというのはほとんど無いのが難点です。
あっても実用レベルでないものがほとんどでしょうし。
本殿デッキならまだ可能性があるでしょうけれど、
実際使われるかはよく分かりません。
まあいずれにせよ、トーナメントレベルのカードではなさそうです。
Cunning Bandit / 狡猾な山賊 (1)(赤)(赤)
クリーチャー ― 人間(Human)・戦士(Warrior) Betrayers of Kamigawa,アンコモン
あなたがスピリット(Spirit)か秘儀(Arcane)呪文をプレイするたび、あなたは狡猾な山賊の上に気(ki)カウンターを1個置いてもよい。
ターン終了時に、狡猾な山賊の上に気カウンターが2個以上置かれている場合、あなたはそれを反転してもよい。
2/2
Azamuki, Treachery Incarnate / 背信の化身、痣矛奇
伝説のクリーチャー ― スピリット(Spirit)
背信の化身、痣矛奇から気(ki)カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、そのコントロールを得る。
5/2
Illus.Paolo Parente (99/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534099/


元は3マナ2/2と《浪人の犬師》以下のクリーチャーですが、
スピリットか秘儀の呪文をプレイするたび気を溜まることができ、
気が2個以上になると反転できます。
反転すると、溜まった気を消費して
クリーチャーのコントロールを得る能力を持つ5/2となるのです。

2回呪文をプレイするだけで反転できるので、
これ用にデッキを組めば、他の英雄に比べると反転させやすいのが長所です。
また、反転は強制ではないので、
溜めたい分だけ気を溜めてから反転させることが出来ます。
反転後の起動能力は、相手のブロッカーを奪い一気に攻撃をかけたり、
相手の攻撃クリーチャーを奪って攻撃を無効化したり、
《落とし子の穴》や《爆破基地》のコストに当てたり汎用性があります。
スピリットや秘儀の多めなデッキであれば、能力を十分に活用できるでしょう。

ただ、タフネスが2と小さめなため、気が溜まるまでに破壊される危険性があることと、
奪ったクリーチャーに速攻もつかず、アンタップもしないために、
クリーチャーを奪い、それを攻撃にまわすということが出来ないのが難点です。
あと、神河物語までに、スピリットや秘儀呪文にはそれほど良いものがいないため、
そもそもこれを活かせるデッキを組めるか、という問題もあります。
神河謀叛にどれだけいいカードがあるかによって、
これの強さも結構変わってきそうです。
 
 
Hundred-Talon Strike / 百爪の一撃 (白)
インスタント ― 秘儀(Arcane) Betrayers of Kamigawa,コモン
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+0の修整を受けるとともに先制攻撃を得る。
連繋(秘儀) ― あなたがコントロールする、アンタップ状態の白のクリーチャーを1体タップする。(あなたが秘儀呪文をプレイするに際し、あなたはこのカードを手札から公開して連繋コストを支払ってもよい。そうした場合、このカードの効果をその呪文に追加する。)
Illus.Matt Cavotta (8/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534008/


マナを支払わずに連繋できるインスタントです。
+1/+0の修整と先制攻撃を与えます。
召喚酔いのクリーチャーでも連繋のコストに当てられるため、
他の秘儀に連繋させやすいのが長所です。

さすがに構築戦では修整の値も小さく、
もっといい強化用カードがあるので使われないと思いますが、
限定戦であれば武士道との組み合わせが強力です。
マナ・コストも1マナと軽く、《狙い撃ち》のように役立つカードだと思います。
Genju of the Cedars / 香杉の源獣 (緑)
エンチャント(森) Betrayers of Kamigawa,アンコモン
(2):エンチャントされている森(Forest)は、ターン終了時まで、依然として土地でもある、緑の4/4のスピリット(Spirit)・クリーチャーになる。
エンチャントされている森が墓地に置かれたとき、あなたの墓地にある香杉の源獣をあなたの手札に戻してもよい。
Illus.Arnie Swekel (126/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534126/



エンチャントした森をクリーチャーにすることの出来るエンチャントです。
エンチャント先の森が墓地に置かれると、このカードは手札に戻ります。
マナ・コストが1マナと軽めで序盤からプレイできるために手札で腐りにくく、
早いターンから4/4で攻撃でき、さらに森が破壊されても
別の森に付け直すことでまた殴れる、となかなか強力そうです。
起動したターンのみクリーチャーになるので、
ソーサリーの除去では破壊されにくいのも利点です。
2色以上のデッキでは使いづらいですが、あまり問題はないでしょう。

それよりも問題なのは、いちいち2マナを支払って
能力を起動しなければならないことです。
クリーチャーデッキは土地を切り詰めていることが多いですので、
カードのプレイや装備品の付け替えなどをするマナを残そうとすると
これの能力を起動できないこともあるでしょう。
あと、土地をクリーチャーにするため、相手の除去が実質土地破壊になります。
なので、除去の多めなコントロールデッキ相手では、
起動したとたん破壊され土地を減らされる、ということもありそうです。
4/4なのでダメージには多少態勢がありますけれども。

というわけで、デッキには2、3枚入れて、
土地の余る中盤以降に使っていけば、再利用できますし悪くないと思います。
 
 
Patron of the Orochi / 大蛇の守護神 (6)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー ― スピリット(Spirit) Betrayers of Kamigawa,レア
献身(蛇)(あなたは、このカードをあなたがインスタントをプレイできるときならいつでも、蛇(Snake)を1体生け贄に捧げるとともに、このカードと生け贄に捧げられた蛇の間のマナ・コストの差分を支払うことでプレイしてもよい。マナ・コストは色も含む)
(T):すべての森(Forest)とすべての緑のクリーチャーをアンタップする。この能力は、各ターンに1回しかプレイできない。
7/7
Illus.Christopher Moeller (138/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534138/


献身(蛇)持ちの伝説のクリーチャーです。
タップすることで、全ての森と緑のクリーチャーをアンタップすることが出来ます。
そのままだと重いので、献身を利用してプレイすることになるでしょう。
7/7ですし、3マナの蛇を利用して5マナくらいでプレイできれば悪くありません。
能力も、何か面白いことが出来そうな感じで良いです。
例えば……《せし郎の娘、さ千》とシャーマン達で大量の緑マナを生むとか。微妙。

ただ、能力の関係上蛇デッキに入ることになると思いますが、
神河謀叛で入るカードで蛇デッキがどれだけの強さになれるかが問題です。
蛇デッキが使われないなら、当然これの出番もありません。
献身経由で、5マナ程度で7/7をプレイできるため、
蛇デッキでなら、なかなか強いと思うのですが。
ええと、昨日は早いうちから《睡魔》に襲われ書けませんでしたので、
今日は2枚のカードを見ていくことにします。
 
 
Tallowisp / 脂火玉 (1)(白)
クリーチャー ― スピリット(Spirit) Betrayers of Kamigawa,アンコモン
あなたがスピリット(Spirit)か秘儀(Arcane)呪文をプレイするたび、あなたはあなたのライブラリーからエンチャント(クリーチャー)カードを1枚探し、それを公開し、あなたの手札に加えてもよい。そうした場合、あなたのライブラリーを切り直す。
1/3
Illus.Ron Spears (25/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534025/


スピリットか秘儀呪文をプレイすると、
エンチャント(クリーチャー)カードをサーチできるスピリットです。
2マナで1/3なので、《魂の裏切りの夜》や
《静電気の稲妻》にやられないのも少しだけいい感じです。

さて、これを使うならスピリットデッキか、
あるいは秘儀呪文の多めなデッキになるでしょう。
《邪悪なる力》や《好奇心》などをサーチして
プレイしたばかりのクリーチャーを強化したり、
《拘引》や《平和な心》、《手の檻》などをサーチして
相手クリーチャーの動きを止めたりすることが出来ます。
後者の場合、現環境ならエンチャント除去はあまり使われないでしょうから、
実質、不完全ではありますが除去として扱うことも出来るでしょう。
秘儀呪文をプレイするたび単体除去をサーチできると考えれば、
なかなか強力そうに見えなくもありません。

ただ、どちらとして使う場合にも難点があります。
クリーチャーを強化する目的で使う場合、サーチしたことは相手も分かっているので、
エンチャントしたクリーチャーを除去されて2対1交換される危険性があります。
まあ、スピリットをプレイするとサーチできるので
手札の枚数を見ると損していないのですが、
それでもエンチャントをプレイするためにマナを使いますので、隙が出来たり展開が遅れたりしてしまうかもしれません。

除去目的で使う場合、《大霊堂の信奉者》のような
システムクリーチャーには効き目が薄いのが難点です。
また、《桜族の長老》や《電結の荒廃者》の場合、
エンチャントするのに対応して生け贄に捧げられる可能性も高く、
使いづらいことも多いかと思います。

というわけで、今後、より優秀なエンチャント(クリーチャー)が
増えたりすれば別でしょうが、
今のところそれほど使えるクリーチャーではなさそうです。
《狐の賢者、秋之尾》デッキを組むなどという場合は面白いかと思いますけれど。
 
 
Ink-Eyes, Servant of Oni / 鬼の下僕、墨目 (4)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー ― ネズミ(Rat)・忍者(Ninja) Betrayers of Kamigawa,レア
忍術(3)(黒)(黒)((3)(黒)(黒),あなたがコントロールする、ブロックされなかった攻撃クリーチャー1体を手札に戻す:あなたの手札からこのカードを、タップ状態かつ攻撃に参加した状態で場に出す)
鬼の下僕、墨目がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはそのプレイヤーの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたのコントロールの下で場に出してもよい。
(1)(黒):鬼の下僕、墨目を再生する。
5/4
Illus.Ron Spears (???/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534607/


忍術持ちのネズミ忍者です。
対戦相手に戦闘ダメージを与えると、
その墓地のクリーチャーをこちらのコントロール下で場に戻す能力を持ちます。
また、2マナで再生可能です。

忍術を持つので、実質5マナのクリーチャーとして使えますし、
あらかじめ除去や手札破壊でクリーチャーを墓地に落としておけば、
能力を有効に活用することが出来ます。
また、再生持ちの5/4なので、火力に強い上、戦闘においても強力です。
さらに、「場に出たとき」の能力を持つクリーチャーを
忍術で使いまわすことも出来るのも長所です。
まあ、それは他の忍者でも同じなのですが、
《貪欲なるネズミ》を使いまわせると、能力と噛みあって面白いことができそうです。

マナ・コストが6マナと重いこともあり、
除去の多いデッキ相手では手札に腐ることもあるでしょうが、伝説のクリーチャーですし、
2枚もあれば十分でしょうからそれほど問題ではないでしょう。
入るデッキさえできれば、活躍しそうなクリーチャーです。

前略。

2005年1月17日 駄弁
寝すぎました。

後略。
Toshiro Umezawa / 梅澤俊郎 (1)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー ― 人間(Human)・侍(Samurai) Betrayers of Kamigawa,レア
武士道1(これがブロックに参加するかブロックされるたび、それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける)
対戦相手がコントロールするクリーチャーが場から墓地に置かれるたび、あなたはあなたの墓地にあるインスタント・カード1枚を対象とし、それをプレイしてもよい。このターン、そのカードが墓地に置かれる場合、代わりにそれをゲームから取り除く。
2/2
Illus.Christopher Moeller (89/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534089/


3マナ2/2で武士道持ちのクリーチャーです。
相手のクリーチャーが墓地に置かれるたび、
墓地にあるインスタントを再利用することが出来ます。
再利用するためにはコストを支払わなければならないので
相手のクリーチャーを墓地に落とすためにマナをあまり使えませんが、
うまく活用できれば非常に強力でしょう。

例えば、4マナ使用して《残響する衰微》を2連発することも出来るでしょうし、
インスタントのドローを使いまわすのも強力そうです。
個人的には《死者の嘆き、崩老卑》と組み合わせ、
《火の玉》などでマナを出来るだけ使わず除去するのが面白いかと思います。

問題があるとすれば、能力を活用するために大量のマナが必要になることと、
クリーチャーなので対処されやすいことでしょう。
軽い優秀なインスタントが神河謀叛で出るなら、
対処されやすくても使われる可能性はありそうです。
毎週一度、私の思いついたコンボを紹介する「今週のコンボ」です。
 
 
・《大霊堂の戦利品》&《師範の占い独楽》

《大霊堂の戦利品》は、指定したカードが出るまでライブラリーを上からめくっていき、
出たらそれを手札に加えるインスタントです。
ただし、それまでにめくったカードの枚数分だけのライフを失います。
運が悪ければこれ1枚だけで負けることも
十分有り得るために、あまり使われてはいません。

そこで、これを使ってもライフをそれほど失わないように工夫してみます。
《師範の占い独楽》を使うのです。
これでライブラリーの上3枚を見て、必要なカード1枚を3枚中一番下におきます。
それからそのカードを指定して《大霊堂の戦利品》をプレイすれば、
欲しいカードを2点のライフロスで手に入れられると共に、
要らないカードをライブラリーの上から取り除いてしまうことが出来ます。
必要なカードをより早く手に入れることが出来るのです。

ライブラリーを切り直せるカードを併用すれば、
より《師範の占い独楽》を有効活用できるでしょう。
フォーマットを考えないなら《長期計画》と組み合わせても良いかと。
 
 
・《工匠の直感》&《師範の占い独楽》

コンボじゃなくて単なるシナジーな気もしますが、数合わせのために一応紹介。

《工匠の直感》は、青1マナを支払い
アーティファクト・カードを手札から捨てることで、
マナ・コストが1マナ以下のアーティファクト1枚を
ライブラリーからサーチする能力を持つエンチャントです。
サーチできる対象が限定されていますが、
「ほぞ」デッキなどで活躍しているようです。

さて、このカードは、軽いコストでライブラリーを切り直せます。
よって、《師範の占い独楽》との相性が抜群です。
《師匠の占い独楽》を起動しているうちに
ライブラリーの上に溜まった要らないカードを、
《工匠の直感》を起動することでライブラリー全体に散らすことが出来るのです。
これによって、《師匠の占い独楽》がより使えるようになります。

《工匠の直感》で《師匠の占い独楽》をサーチできるのも長所です。
……もしかすると既に周知の組み合わせかもしれませんが、
ネタが無いのでどうかご勘弁ください。
 
 
・《戦線維持》&《崇高なる目的》

《戦線維持》はブロックに参加しているクリーチャーに
+7/+7の修整を与えるインスタントです。
どうしても防御にしか使えないため評価は低いですが、
組み合わせるカードによっては非常に強力になります。

その1つが《崇高なる目的》です。
与えた戦闘ダメージの値に等しいだけのライフを得られるため、
相手の攻撃クリーチャーをこちらのクリーチャー何体かでブロックし、
《戦線維持》をプレイすれば大量のライフを得られます。
1/1のクリーチャー3体で相手クリーチャーをブロックしたとしても、
このコンボを使えば8×3=24点のライフを得られます。

ぎゃざ誌に《ほつれた血管》とのコンボが紹介されていましたが、
《崇高なる目的》は先に場に出して置けるので、
相手ターンに残しておかなければならないマナが
《戦線維持》分の3マナだけで済み、
白単でも使用できる、という点でこちらの方が融通が利きます。
Fumiko the Lowblood / 卑血の芙巳子 (2)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー ― 人間(Human)・侍(Samurai) Betrayers of Kamigawa,レア
卑血の芙巳子は武士道Xを持つ。Xは、攻撃クリーチャーの数である。(これがブロックに参加するかブロックされるたび、それはターン終了時まで+X/+Xの修整を受ける)
あなたの対戦相手がコントロールするクリーチャーは、各ターンに可能ならば攻撃に参加する。
3/2
Illus.Michael Sutfin (104/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534104/


2回目のカード私見は《卑血の芙巳子》です。

攻撃クリーチャーの数の値に等しい武士道を持ち、
対戦相手のクリーチャーを強制的に攻撃に参加させます。
相手のクリーチャーが攻撃してきても武士道が付きますので注意。

相手クリーチャーを強制的に攻撃に参加させるため、
防衛や警戒持ちを除いて、相手にブロッカーは残らないことになりますので、
こちらのクリーチャーの攻撃を一方的に通すことが出来ます。
また、相手のシステムクリーチャー、
例えば《大霊堂の信奉者》を攻撃させてブロックして破壊する、
というふうに疑似除去として使うことも出来そうです。
ある程度大型のクリーチャーでも、
武士道を持った《卑血の芙巳子》ならある程度はブロックして破壊できるでしょうし、
結構融通が利きそうな気がします。

ただ、元が4マナで3/2と、あまり大きくないことと、
ブロッカー向きのクリーチャーなので
赤いデッキで使えるかどうか、というところが問題です。
クリーチャーデッキなら殴る方に効率の良いクリーチャーを使いたいでしょうし、
コントロールデッキなら除去を使った方が良さそうですので。
ビートダウンのようなデッキがはやるなら、使われるかもしれません。
どうも、10日程これを更新していなかった恵徒です。
更新していなかった間は何をしていたかというと、
GBAでスパロボやったり、スパロボやったり、
GCで色々ゲームやったり、ゲームやったりしてました。
いやぁ、ゲームの誘惑って恐ろしいですね!

などとほざきつつ久々の更新と参ります。
神河謀叛のカードプレビューが始まって何日か経ちました。
というわけで、今日より毎度恒例のカード私見をしていきます。
文字通り「私見」ですので、あまり文の内容を鵜呑みにしないようお願いします。
 
 
Higure, the Still Wind / 静風の日暮 (3)(青)(青)
伝説のクリーチャー ― 人間(Human)・忍者(Ninja) Betrayers of Kamigawa,レア
忍術(2)(青)(青)((2)(青)(青),あなたがコントロールする、ブロックされなかった攻撃クリーチャー1体を手札に戻す:あなたの手札からこのカードを、タップ状態かつ攻撃に参加した状態で場に出す)
静風の日暮がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはあなたのライブラリーから忍者(Ninja)カードを1枚探し、そのカードを公開し、それをあなたの手札に加えてもよい。そうした場合、あなたのライブラリーを切り直す。
(2):忍者1体を対象とする。それはこのターン、ブロックされない。
3/4
Illus.Christopher Moeller (37/165)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/534037/


殴ると、忍者をサーチできる忍者です。
忍者をブロックされなくする能力も持ってます。
これ自身も忍者なので、自分に能力を起動すれば
攻撃に参加できる限り忍者をサーチすることが可能です。
ブロックされなくした忍者に装備品を付ければ
大ダメージを期待できるかもしれませんし、面白いデッキが組めそうです。

ただ、誘発型能力や起動型能力の効果を考えると
デッキに忍者が計8枚程度はあったほうが良さそうな気がするので、
他のカードのスロットを潰してでも使いたいと思える忍者が
どのくらい神河謀叛にあるかによって
使われるかどうかが変わってくるかと思います。
忍者はみんな誘発型能力を持っているようなので
全体的にサイズに比べてマナ・コストが高そうですし、
能力がある程度強くないと使いづらいと思うので。
毎週一度、私の思いついたコンボを紹介する「今週のコンボ」です。
 
 
・《崇拝》&《臣下の義務》

《崇拝》は、クリーチャーをコントロールしている限り
ダメージでは死ななくなるというエンチャントです。
死ににくいクリーチャーをコントロールできれば
相手の直接火力やクリーチャーの攻撃で負けることはなくなりますが、
クリーチャーを火力で除去されてしまうと《崇拝》の効果はなくなるため、
できるだけクリーチャーを除去されないようにしたいところです。

そこで、《臣下の義務》と一緒に使いましょう。
伝説のクリーチャーをコントロールしていれば、
そのクリーチャーに与えられるダメージを
こちらが肩代わりすることが出来ます。
こちらは、いくらダメージを受けても《崇拝》で死ななくなるので問題ありません。
これで、ブロックを気にすることなく
こちらのクリーチャーで殴ることもできるようになります。

ただ、ダメージ以外からこちらのクリーチャーを守ることは出来ませんので、
相手がバーンやステロイドのようなデッキでなければ少々使い難いかと。
 
 
・《巻物の君、あざみ》&《統制のオーラ》

《巻物の君、あざみ》は、ウィザードをタップすることで
カードを1枚引くという能力を持つクリーチャーです。
ウィザードデッキに入れれば大量ドローが望めそうですが、
ウィザードは総じて貧弱ですので、
《巻物の君、あざみ》を場に出す前に除去されてしまう危険性もあります。
かといって、ウィザードデッキ以外に入れると
自分をタップして1枚引くしか出来なくなってしまいます。

そこで、《統制のオーラ》を利用します。
これを《巻物の君、あざみ》にエンチャントすれば、
1マナ支払い他のクリーチャーをタップすることで
《巻物の君、あざみ》をアンタップ出来るので、
実質、クリーチャーを1体タップし1マナ支払えばカードを引けることになります。

《巻物の君、あざみ》がいなくても《統制のオーラ》を活用できるように、
なにかタップ能力を持つクリーチャーを他に入れておくのが良いでしょう。
《思考の急使》とか、《鏡割りのキキジキ》とか。
 
 
・《骨齧り》&《ファイレクシアの疫病王》

《骨齧り》は、タップしネズミを生け贄に捧げることで、
コントロールしているネズミの数だけ新たに
ネズミを生み出すことが出来るクリーチャーです。
しかし、所詮は1/1のネズミ。
あまり大きなクリーチャーを相手に並べられると、
数が多くても太刀打ちできないこともあるかと思います。

そこで、《ファイレクシアの疫病王》に応援を頼みます。
この能力でネズミを生け贄に捧げれば-1/-1の修整を与えることが出来ますので、
相手の巨大クリーチャーをネズミ数体でブロックした後生け贄に捧げることで、
通常なら除去できないほどの大きさのクリーチャーを除去することも可能です。
また、戦闘に参加しない《大霊堂の信奉者》のようなクリーチャーを
除去する手段としても役立つでしょう。

《骨齧り》と幾体かのネズミがいないとこのコンボは出来ませんが、
《ファイレクシアの疫病王》はそれ単体でも強力ですので、
ネズミデッキに除去が欲しいなら試してみる価値はあるかと思います。
新年明けましておめでとうございます。恵徒です。
旧年中は「久遠の思考」、「久遠の魔術」ともどもお世話になりました。
本年度も、どうぞ宜しくお願いします。

……と、少々堅苦しめに挨拶してみました。
どこか言い方が間違っているような気がしないでもありませんが、
新年ですし、まあ気にしない。はい。
毎週一度、私の思いついたコンボを紹介する「今週のコンボ」です。
 
 
・《レオニンの従者》&《上天の呪文爆弾》

《レオニンの従者》は、場に出たときに墓地のアーティファクトを1枚回収できます。
ただし、回収するアーティファクトは1マナ以下でなくてはなりません。
そのため、各種呪文爆弾や《旅人のガラクタ》などを回収することが多いようです。

このコンボも、呪文爆弾の1つ《上天の呪文爆弾》を使います。
普通に対戦相手のクリーチャーを手札に戻してもいいでしょうが、
今回はこれで《レオニンの従者》を手札に戻します。
そして、また場に出して《上天の呪文爆弾》を回収、
《レオニンの従者》を手札に戻すということを繰り返せば、
《上天の呪文爆弾》に場と墓地を行ったり来たりさせたり、
《レオニンの従者》に場と手札を行ったり来たりさせたりできます。

あとは、《大霊堂の信奉者》がいればライフを削れますし、
《レオニンの古老》がいればライフを得られます。
《兵員の混乱》を場に出しておけば、
相手に奪われた《レオニンの従者》を《上天の呪文爆弾》で手札に戻すことで、
相手のクリーチャーを一方的に奪い続けることも可能です。
 
 
・《ラースの死の奈落》&《悪忌の石炭投げ》

《ラースの死の奈落》は、クリーチャーがダメージを与えられる度に、
そのクリーチャーを破壊するエンチャントです。
1点のダメージでも与えさえすれば破壊可能なので、
《微震》などと組み合わせると全体除去が出来ます。

今回は、《悪忌の石炭投げ》とこれを組み合わせることで、
クリーチャーデッキで《ラースの死の奈落》を活用できるようにします。
普通の戦闘なら、ダメージはこちらと相手のクリーチャーに同時に与えられるため、
どちらも墓地におかれてしまいます。
しかし、《悪忌の石炭投げ》でこちらのクリーチャー全てに先制攻撃を与えれば、
相手のクリーチャーに先にダメージを与え、
一方的に相手クリーチャーの除去が可能になります。

《ラースの死の奈落》が5マナと重いため、
クリーチャーデッキと根本的に合わないのが難点です。
《粗野な覚醒》やトークン生産器などと組み合わせる方がいいかもしれません。
 
 
・《戦争の精霊》&《電離の嵐》

《戦争の精霊》は、相手にダメージが与えられるたび、
そのダメージの値に等しい数の+1/+1カウンターが上に乗るクリーチャーです。
ただし、場に出す前に対戦相手にダメージを与えていないと、即刻生け贄に捧げられます。
3マナで元が1/1と小さいですが、うまく扱えれば強力でしょう。

そんな《戦争の精霊》と《電離の嵐》は相性がよいです。
まず何らかの方法で対戦相手にダメージを与え、
《戦争の精霊》に+1/+1カウンターを乗せます。
そうすれば、そのカウンターをコストに《電離の嵐》で対戦相手にダメージを与えることで
《戦争の精霊》にカウンターが2個乗り、
また《電離の嵐》を起動できるようになります。
これを繰り返すことで、《戦争の精霊》を大きくしつつ
対戦相手にダメージを与え続けることが出来るようになるのです。

《戦争の精霊》の攻撃を通すために《電離の嵐》でクリーチャーを除去することも出来、
うまく回ればなかなか強力そうな気がします。
ただ、《電離の嵐》では大型クリーチャーを除去できないため、
そのあたりをどうにかする工夫が必要そうです。
「久遠の思考」ではいつものことですが、微妙なタイトルが付きました。
私のサイト内の地雷デッキ開発研究所が(出来る範囲で)質優先なのに対し、
こちらは日記を埋めるのがそもそもの目的ですので量優先です。
というわけで、このタイトル。カスタマーサービスは行っておりません。

デッキはあくまでも参考、もしくは叩き台にご利用ください。
 
 
さて、昨日の続きです。
《悪忌の蝕み屋》を守るために手札破壊、
もしくは打消しを使用することにしましたが、
さすがに現環境では青黒赤の3色にすると安定しませんので、
青か黒、打消しか手札破壊のどちらかに絞ることになります。

そこで、除去を増やせ、ドローも出来ると万能な黒を今回は採用してみます。
それとともに、O村さんからのアドバイスを参考に、
《大いなる収穫者》を投入することにしましょう。
これなら《悪鬼の蝕み屋》が除去されたり《頭蓋の摘出》されても
代わりを出すことが出来るようになります。
タフネスが6と《爆片破》でも破壊できない大きさですので、火力に強いのも長所です。

次に、除去を選んでいきます。
《血のやりとり》など大量除去が欲しいところですが、
それだとこちらの《悪忌の蝕み屋》達が場に出ているときには
使いづらいかと思いますので、《闇への追放》など単体除去を特に入れてみます。
《血のやりとり》も、クリーチャーデッキが多そうなら入れてもいいかと思いますが。

で、次は手札破壊ですが、《強要》や《困窮》などのピンポイントで捨てられるカードと、
《迫害》や《精神ヘドロ》などの大量除去の両方を入れていきたいと思います。
もちろん4種類全部入れるわけではありませんが、数や種類は欲しいので、
タイプの違う手札破壊2種類を入れてみたいと思います。

で、ドローやマナ・ソース等々入れると、↓になりました。



【クリーチャー】
3 《大いなる収穫者》
4 《悪忌の蝕み屋》
3 《真面目な身代わり》
【その他呪文】
4 《闇への追放》
4 《困窮》
4 《残響する衰微》
3 《精神ヘドロ》
4 《夜の囁き》
3 《静電気の稲妻》
4 《旅人のガラクタ》
【土地】
2 《真鍮の都》
2 《アーボーグの火山》
4 《山》
16 《沼》


赤は入れるカードが《悪忌の蝕み屋》と《静電気の稲妻》くらいなので、
デッキは黒タッチ赤のようになりました。
なので、大量手札破壊には《精神ヘドロ》を、
ピンポイント手札破壊には《困窮》を入れてみました。
また、《精神ヘドロ》のために《沼》が必要になるので、
《旅人のガラクタ》をいれて土地事故防止&沼を増やすことに。

クリーチャーには《真面目な身代わり》を追加してみました。
土地を伸ばせますし、
《大いなる収穫者》のコストとして生け贄に捧げてもカードが引けてお得です。
《悪忌の蝕み屋》などを引かない時にはブロッカーにもなります。

親和などには手札破壊は役立たないことが多いでしょうから、
そういうデッキが多い場合、このデッキは使いづらいでしょう。
その場合、クリーチャーを多めにして《悪忌の蝕み屋》を装備品で守り、
《応報の仮面》なり《寄せ餌》なりでなんとかして攻撃を通す、
という風にしてみてもいいかも知れません。少々厳しい気もしますけれど。

なお、冒頭で書きましたとおり、このデッキは質を重視してません。
あくまで参考、もしくは叩き台としてご利用ください。
前回の《龍の牙、辰正》に続き、デッキ構築2度目。
今回使ってみるカードはこれです。
思いついたままに書いているので読み辛いかと思いますが、ご容赦ください。
 
 
Akki Underminer / 悪忌の蝕み屋 (3)(赤)
クリーチャー ― ゴブリン(Goblin)・ならず者(Rogue)・シャーマン(Shaman) Champions of Kamigawa,アンコモン
悪忌の蝕み屋がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはパーマネントを1つ生け贄に捧げる。
1/1
Illus.Thomas M. Baxa (155/306)
# http://whisper.wisdom-guild.net/card/533155/


相手に攻撃が通れば、パーマネントを1つ除去できます。
相手が生け贄に捧げるので、
効率的に運用するには他の除去カードと併用する必要がありそうですが、
まず相手に攻撃が通らなければ仕方がないため、
主にデッキに入れるのはクリーチャー除去になるでしょう。
あるいは、ブロックされなくするエンチャント、
もしくは装備品などもいいかもしれません。

あと、相手クリーチャーを除去しても
《悪忌の蝕み屋》を除去されては意味がありませんので、
なにかしら除去から《悪忌の蝕み屋》を守る必要がありそうです。
打消しや《稲妻のすね当て》、《御大将の兜》など。
もしくは、《困窮》などの手札破壊もいいでしょう。

ただ、装備品を使うなら、出来る限りそれらを有効活用するために
クリーチャーを多めにした方が良さそうなのですが、
クリーチャー除去を多めにする関係上、
あまりクリーチャーは入れられなさそうです。
なので、打消しや手札破壊で《悪忌の蝕み屋》をサポートし、
除去でなんとか攻撃を通していくのが良いでしょう。

というわけで、だいたいのデッキの方向は決まったので、
次回は実際にデッキを組んでみます。

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